"Be Ambitious"スピリッツが受け継がれる北海道大学の見どころ・完全ガイド！

この記事の目次表示

• 北海道大学とは？
• 北海道大学の散策は、インフォメーションセンター「エルムの森」からスタート！
• その1：異国情緒漂う歴史的建造物
•    1.古河講堂（旧東北帝国大学農科大学林学教室）
•    2.農学部
•    3.北海道大学総合博物館（旧理学部本館）
•    4.札幌農学校第2農場
• その2：キャンパス内に広がる大自然
•    5.中央ローン・サクシュコトニ川・大野池
•    6.エルムの森
•    7.ポプラ並木
•    8.花木園
•    9.イチョウ並木
•    その他
• その3：押さえておきたい石碑
•    9.クラーク像
•    10.新渡戸稲造博士顕彰碑
•    11.北海道大学 人工雪誕生の地記念碑
• その4：時間があったら寄ってみてほしい場所
•    12・13.南門と守衛所（旧札幌農学校門衛所）
•    14.旧昆虫学及養蚕学教室
•    15.北海道大学 旧図書館
•    16.旧北海道帝国大学農学部昆虫学標本室
• さらに時間があれば！インフォメーションセンター「エルムの森」でのショッピングとカフェタイムもおすすめ
• お勧めの散策ルート
• おわりに

その4：時間があったら寄ってみてほしい場所

12・13.南門と守衛所（旧札幌農学校門衛所）

• 写真：トラベルライター南門の様子
• 写真：トラベルライター守衛所（旧札幌農学校門衛所）の様子

南門と守衛所（旧札幌農学校門衛所）は、どちらも1904年（明治37年）に建てられました。この煉瓦造りの赤い門柱や白い壁の門衛所を見ていると、明治時代にタイムスリップしたかのような気分になります。

14.旧昆虫学及養蚕学教室

農学部を背に左側を見たところに、旧昆虫学及養蚕学教室があります。

• 写真：トラベルライター旧昆虫学及養蚕学教室の外観

1901年（明治34年）に建てられ、札幌キャンパス内最古の校舎で、国の登録有形文化財です。白い壁に緑の屋根という色合いが、周囲の自然に溶け込んでいます。

15.北海道大学 旧図書館

• 写真：トラベルライター旧図書館の外観

1902年（明治35年）に建てられた国の登録有形文化財です。現在は北海道大学出版会が利用しているそうです。

16.旧北海道帝国大学農学部昆虫学標本室

• 写真：トラベルライター旧北海道帝国大学農学部昆虫学標本室の外観

1927年（昭和2年）に日本で最初の昆虫学教室として開設され、使用された建物です。昆虫標本を火災から守るため、外壁は札幌特産の石材による石造り、床や天井は鉄筋コンクリートで窓も防火対策が施されています。

建物近くの案内板によると、この不燃構造建物は、長年の陳情により実現したと書かれています。

さらに時間があれば！インフォメーションセンター「エルムの森」でのショッピングとカフェタイムもおすすめ

正門を入ってすぐ左側の建物が、記事冒頭でも紹介したインフォメーションセンター「エルムの森」です。ここは大学の公報施設としてイベント案内や構内散策案内を行うほか、北大グッズショップやカフェも併設されています。

• 写真：トラベルライター新渡戸稲造の書
• 写真：トラベルライター北海道大学関連本

センター内に掲示されているもの、1つ1つ見応えがあります。

• 写真：トラベルライターハスカップソフトクリーム（260円税込）
• 写真：トラベルライター木陰が快適なテラス席

カフェでは、有機栽培コーヒーや紅茶などのソフトドリンク、ソフトクリームのほか、ビーフカレーなどの食事メニューも充実しています。

写真左は、ハスカップソフトクリーム（260円税込）です。甘酸っぱさがクセになりそうな味。カフェメニューは、写真右のテラスでもいただくことができます。なお、テラスは雨天時および冬期間は閉鎖する場合もあります。

• 写真：トラベルライターポプラの黒板消しストラップ（1,234円税込）
• 写真：トラベルライターポプラ並木製ストラップ（720円税込）

先に紹介した大型台風で倒木したポプラの木はその後大切に保管され、このような北大グッズとして生まれ変わっています。

• 写真：トラベルライター梅酒「雪の天使たち」（180ml　 822円税込）
• 写真：トラベルライターショップの様子

写真左は、雪の結晶があしらわれたボトルに入った梅酒です。お酒を飲み終わったあとは一輪挿しとして使えるそうです。

写真右はショップの様子。大学内とは思えない商品の充実ぶりで、北大構内でしか購入できない限定のお菓子もありますよ♪

お勧めの散策ルート

ここまで北海道大学の見どころをご紹介してきましたが、全てを見て回りたい方は、以下のお勧め散策ルートの順番を参考にしてみてください。

1．札幌駅北口から北へ徒歩約7分で正門
2．インフォメーションセンター「エルムの森」
3．南門と守衛所
4．中央ローン、サクシュコトニ川、クラーク像、古河講堂
5．農学部、旧昆虫学及養蚕学教室、旧図書館
6．エルムの森、旧北海道帝国大学農学部昆虫学標本室
7．総合博物館
8．新渡戸稲造博士顕彰碑、花木園、ポプラ並木
9．「人工雪誕生の地」碑、大野池
10．イチョウ並木
11．メイン通りを北へ進み北18条に札幌農学校第2農場があります
12．東へ進み大学を出て、地下鉄南北線「北18条」駅まで徒歩約10分

おわりに

いかがだったでしょうか？北海道大学は大学でありながら、歴史的建造物などが満載の観光スポットであり、街の中心部にあるにもかかわらず、もはや森？というほどの樹木に囲まれた、癒やしスポットでもあります。

今回ご紹介した全スポットは、すべて回ると地下鉄3駅分の距離があります。散策開始は札幌駅北口に近い正門からスタートし、終着地である札幌農学校第2農場は、北18条駅が最寄りの地下鉄となっています。

キャンパス内には至る所にベンチがある他、一般の訪問者も利用できるレストランや学食がありますので、適度に休憩しながら散策してみて下さいね。なお、中央食堂とクラーク食堂は平日の昼時間帯（11時30分～13時00分）は学内利用優先（観光客利用不可）になっていますので、ご注意ください。