ふかふかの蒸しパンにやわらかい角煮が挟まれた台湾風バーガー「割包(グアバオ)」は、食べ歩きグルメとしても、お店でゆっくり座っていただくのもおすすめな人気グルメです。台北の学生街・公館にある「藍家割包」は、割包を買い求める人たちでいつも大行列!テイクアウトが多いお店ではありますが、店内にはテーブル席が十分にあるので、四神湯などの台湾ならではのスープと一緒にゆっくり味わうのもおすすめですよ。
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台北学生の街・公館の人気店「藍家割包」
台北MRT公館駅周辺は、駅前に台湾大学があることから夜遅くまで学生たちで賑わっているエリアです。学生たちや地元の方に親しまれているグルメ店も数多く点在しており、おいしいものが食べたいな、という時に足を運ぶのにもおすすめのスポットです。
公館エリアの中でも人気の高いお店の一つが「藍家割包(ランジアグアバオ)」です。ここはなんといっても、ふかふかな蒸しパンに角煮が挟まれた台湾風バーガー「割包」が大人気!この割包を買い求める人でよく行列ができています。
持ち帰りよりイートインの方がすいている?
持ち帰りの場合は店の外にできている列に並んで購入するのですが、店内は意外と席が空いていることがあります。中を覗いてみて、席が空いているか確認してみると良いでしょう。その際は店員さんに、イートインという意味の「內用(ネイヨン)」と伝えるとスムーズ。
メニューはとてもシンプル
無事に席に案内してもらえたら、まずはメニュー表に記入します。メニューはとてもシンプルで、一番上の項目は割包類、その下は肉粽、続いてスープ類、一番下は麺線です。
藍家割包の割包のお肉は一枚の大きな角煮ではなく、角煮を崩したものが使われているため、お肉の脂身と赤身のバランスをお好みで注文することができます。
「肥肉」とは脂身のこと、「瘦肉」とは赤身のことです。「綜合半肥半瘦」なら半々、「綜合偏肥」なら脂身多めのミックス、「綜合偏瘦」なら赤身多めのミックスです。
いずれもパクチーが苦手な場合は抜きにできるので、抜きたい場合はメニューの横の空欄に「請不加香菜(パクチーを加えないでください)」と記入してくださいね。
ふかふか角煮バーガーに四神湯!
こちらは綜合半肥半瘦の割包55元(約204円)と四神綜合湯65元(約241円)です。四神湯(スーシェンタン)とは、4種類の漢方を煮込んだスープに豚の腸や豚の胃袋(豬肚)を加えたスープで、このお店のもう一つの名物となっています。
四神湯は3種類あり、腸が入ったものか、豬肚が入ったものか、両方入った綜合かを選ぶことができます。写真は両方入った四神綜合湯です。
お肉のとろとろ感もたまらない
割包はまず蒸しパンがふかふかふわふわなのがうれしいです。中に入ってるお肉は、しっかりとお肉の味がしつつも脂身の部分が口の中でふわっととろけます。お肉と一緒に入っている酸菜やパクチー、ピーナッツの粉とのバランスもよく、大満足のバーガーです。
味がよく出ている四神湯
ホルモン系のスープと聞くとためらってしまうかもしれませんが、この四神湯は味がしっかりと出ていながらも臭みが無く、飲みやすいですよ。
食べ歩きにもイートインにも!「藍家割包」
割包は食べ歩きでもイートインでもどちらでもいただけるので、旅行プランに合わせて味わってみてくださいね。藍家割包は割包と四神湯以外のメニューもおいしいと評判なので、何人かで訪れている場合はシェアして楽しむのもよいでしょう。
またこのお店の斜め向かいには、黒糖タピオカミルク「青蛙撞奶(チンワー・ジュワンナイ)が大人気でいつも行列ができている「陳三鼎」があります。せっかく公館に訪れたのなら、ここのタピオカミルクも食事の前後にいただくのがおすすめですよ。
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※記事内の元から日本円への換算は2018年2月現在のレートを利用しています(1元=約3.7円)。