台湾に行ったらぜひ飲みたいドリンクの1つが、タピオカミルクティー。台湾には数多くのドリンク店がありますが、中でも台北・公館駅の近くにある「陳三鼎(チェンサンディン)」の黒糖タピオカミルク「青蛙撞奶(チンワー・ジュワンナイ)」は、人気すぎて毎日行列ができるほど。もちもちでほんのり甘い黒糖タピオカミルクは、この店ならではのおすすめです!
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学生たちでにぎわう公館エリア
黒糖タピオカミルクで有名な「陳三鼎」は、地下鉄MRT公館駅から歩いてすぐの場所にあります。近くに台湾大学があることから、公館駅周辺は夜遅くまで多くの学生たちでにぎわっています。
このエリアには、屋台や食堂、洋服屋、雑貨屋など、学生が好みそうなお店がたくさんあり、「公館夜市」としても知られています。
通常の夜市と少し異なる点は、夜市の明確な入り口や出口がないということ。そのため、どこからどこまでが夜市かということがはっきりせず、駅周辺のお店や屋台をまとめて「公館夜市」と呼ぶことが多いようです。
いずれにしても、学生をターゲットにしているお店がほとんどであるため、安くておいしい食べ物を楽しんだり、思わぬ掘り出し物をゲットしたりできるエリアだと言えるでしょう。
眼鏡をかけたおじさんが目印!「陳三鼎」
「陳三鼎」の「青蛙撞奶」と呼ばれる黒糖タピオカミルクは、もはや公館の名物と呼ばれるほど人気のドリンクです。目印は、眼鏡をかけたおじさんが描かれた看板。これを目指してお店に向かうと、すでに何人かの列ができています。
お店の前の地面に白い線が引かれているので、その線に沿って並ぶびます。列には外国の方の姿も見られます。
看板の下のドリンクメニューを見てみると、「青蛙撞奶」以外にもたくさんのドリンクが提供されていることに気づきます。ドリンクはすべて1杯35元(日本円で約126円、レートは2017年2月現在)。でも、やっぱり青蛙撞奶は一番人気のようで、下に「超人気 NO1」と書かれています。
注文時のコツ!好みに合わせて氷の量を選ぼう
注文の際は、氷の量をどうするか伝える必要があります。お店の前にも注意書きで「先に氷の量を教えてください」といった内容のことが書かれています。
氷を入れたくない場合は「去冰(チュイビン)」、少しだけ入れたい場合は「少冰(シャオビン)」、氷有りの場合は「有冰(ヨウビン)」と伝えるとスムーズです。
黒糖タピオカがあたたかいので、それを考慮した上でお好みの氷の量を選ぶと良いでしょう。氷が全くないと、黒糖タピオカの熱でドリンクがぬるいと感じるかもしれませんし、逆に氷が多すぎるとミルクが氷で薄まってしまうかもしれません。もしかしたら「少冰」がちょうど良いのかもしれませんね。
気になるお味は?
お店で一番人気の「青蛙撞奶」は、しっかりと黒糖の味を感じられるタピオカと、新鮮なミルクのハーモニーがおいしくて絶品。何よりも、黒糖タピオカがほど良い甘さでもちもち!この黒糖タピオカミルクを飲むために、また公館に行きたいと思えるほどです。
おわりに
台湾には数多くのタピオカミルクティーを楽しめるお店がありますが、黒糖の味をここまでしっかり味わえるドリンクはなかなか見つけるのが難しいように思います。タピオカミルクが大好きな方、黒糖が大好きな方は、ぜひ「陳三鼎」の「青蛙撞奶」を試してみてくださいね。