タイのビーチリゾートといえば、プーケットを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ですが、タイには他にも魅力たっぷりなリゾートがあります。中でもオススメしたいのが、首都バンコクから最短で4時間のところにある「タオ島」。ここには、プーケットに負けない魅力がたくさんあります!今回は、世界中から数多くの人がダイビングをしに訪れるこのタオ島についてご紹介したいと思います。
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タオ島とは
タオ島は、タイにある離島の1つで、タイランド湾に位置しています。近くにはフルムーンパーティーで有名な「パンガン島」もあります。
「タオ」とはタイ語で「亀」を意味するので、直訳すると亀の島。南北に7km・東西に3kmと縦長く、その名の通り亀の甲羅のような形をしたとても小さな島ですが、周辺の海から島内までたくさんの魅力がつまっています。
バックパッカーの聖地・カオサンロードからタオ島へ!
8時間の異国感漂うバス移動
タオ島までは、バンコクからバスと船を乗り継いで行くことができます。
バンコクへ着いたら、まずはバックパッカーの聖地「カオサンロード」へ。そこにフェリー会社ロンプラヤ社のオフィスがあるので、タオ島までのチケット(1,100バーツ、約3,300円)を購入しましょう。
タオ島行きの船が出る港「チュムポーン」までは、バンコクからバスで約8時間。バスの中は様々な言語が飛び交ってまさに異国状態で、なかなか味わうことのできない空気感です。
タオ島への船旅〜
チュムポーンに到着するのは、早朝5:00頃。船の出発は7:00頃なので、ここで約2時間待つことになります。待合室があるわけではないので外で待つことになりますが、とにかく蚊が多いので、虫除けがあれば役立つかもしれません!
夜明けをチュムポーンの港でむかえ、ここから2時間の船旅です。ただ、乗船するのは色々な島へ行く船なので、降りる島を間違えないようご注意を!
タオ島のきれいな海を満喫しよう!
タオ島の魅力といえばやっぱり・・・
タオ島最大の魅力は、なんといってもきれいな海です。世界有数の透明度で、世界中からこの海を求めて多くの人が集まります。潜るもよし、ビーチでのんびりするもよし。きれいな海を満喫できること間違いなしです!
島の周りは魚の楽園!
そんな海を見たら、潜りたくなりますよね?いざ海に潜ると、待っているのはたくさんの魚!タオ島周辺の海はプランクトンが豊富なため、多くの魚が集まっているのです。
映画でおなじみのカクレクマノミや、何千匹もの魚の群れに出会えるほか、シュノーケリングをすると高確率でサメに出会える「シャークベイ」もあるなど、小さな島の周りには多くのダイブスポットがあります。
ダイバーの憧れ、ジンベイザメと泳げちゃう!
タオ島のダイビングは、高確率で野生のジンベイザメに遭遇できることで有名です。目撃例が多いのは3月〜5月と8月〜11月です。あとはみなさんの運次第!
筆者は幸運にも恵まれて、ジンベイザメに出会うことができました。さすが世界最大の魚類なだけあって、迫力満点の泳ぎ!ぜひみなさんも、ジンベイザメに出会えるかもしれないダイビングにチャレンジしてみてください!
英語ができなくても大丈夫!ダイビングライセンスが格安で取得できる
日本人が多いので安心してダイビングできる
海外でダイビングライセンスを取るとなると、やはり言語面で不安を持つ人も多いのではないでしょうか?タオ島ならその心配は要りません!日本人インストラクターが常駐しているダイビングショップがいくつもあり、日本語で問題なく講習を受けることができます。
また、日本人インストラクターがいることもあり、多くの日本人がタオ島へ訪れています。一緒にダイビングする人も日本人になることが多いので安心です。
日本の半額!?
タオ島でのライセンス取得をオススメする理由の1つとして、料金が安いことが挙げられます。筆者が利用したブッダビューダイブリゾートでは、オープンウォーター取得コースの参加料が、宿泊費3泊分込みで9,000バーツ(約27,000円)でした。日本で取得するとなると、場所によっては50,000円を超えるところも多いので、日本の半額程度で受けることができます。
魚の多さやジンベイザメに遭遇できる可能性を踏まえると、タオ島でライセンスを取ることにはかなりのメリットがあるんじゃないかと考えられます。
タオ島の魅力は海だけじゃない!
島内を観光するならレンタルバイクで
最初に述べたように、タオ島はとても小さな島なので、バイクを使うことで簡単に島中を周ることができます。レンタルバイクも、パスポートがあれば1日約200バーツ(約600円)で借りることができます。
ただ1つ注意しないといけないのが、タオ島には舗装されていない道が多いということ。運転には注意が必要です。
タイ料理から日本食まで味わえる!
タイ本土と比べるとタオ島の物価は少し高めですが、それでも日本と比べたら格段に安いです。お腹いっぱい食べても1日1,000円あれば十分でしょう。
タイ料理だけでなく、日本食も食べることができます。オススメのお店は「Asia Mood」と、タオ島の南側の海岸「Chalok Baan Kao」付近にある「Japanese Garden」というお店です。どちらのお店もお手軽な値段で、お寿司や蕎麦、カツ丼などを食べることができます。日本食が恋しくなった際はぜひ行ってみてください!
隣接する島「ナンユアン島」へ
タオ島のすぐ隣にある「ナンユアン島」は、3つの小さな島が砂浜でつながっている珍しい島で、ボート(往復約500バーツ、約1,500円)で行くことができます。
ここのオススメは、南側の島の頂上から見る景色!小さい島なので15分程度で登ることができます。ここからの眺めは飽きることのない絶景でしょう。
もっと楽にタオ島へ行きたい方へ
「バンコクから12時間なんてちょっときつい・・・」という方もいると思います。実は、他にもタオ島へ行く方法があります。
バンコクから「サムイ島」まで飛行機で行くと、そこからタオ島への船が出ています。料金は片道約5,000バーツ(約15,000円)、所要時間は約4時間。このルートであれば、より快適にタオ島へ行くことができます。
おわりに
最初にご紹介したルートでタオ島へ行くと、バンコクから12時間と少し苦労しますが、逆に苦労してみないとわからない「感動」や「興奮」を味わうことができます。時間がある方はぜひ、バンコクから陸路で訪れて欲しいです!よりタオ島を楽しむことができるでしょう。