豊田市

名古屋発一泊二日で強烈パワースポット「猿投」へ☆金泉閣で飲泉も

取材・写真・文:

愛知在住
訪問エリア:45都道府県

2021年2月5日更新

1,851view

お気に入り

写真:mikish(石川美佳)

愛知県豊田市と言えばトヨタ自動車が有名ですが、実は豊田市猿投エリアには一泊二日で楽しめるスポットがたくさんあるのです。今回は、知る人ぞ知る強烈パワースポットでもある「猿投」の楽しみ方をご紹介します。

この記事の目次表示

猿投(さなげ)ってどんなところ?

名古屋から猿投グリーンロードを経由して、おおよそ1時間のところにある愛知県豊田市猿投。「世界のトヨタ」の本社がある豊田市街からほんの少し郊外へ行った場所で、標高629mの猿投山がそびえたっており、現在では気軽な登山スポットとしても有名です。

猿投山は古くから霊山として信仰されていて、西暦313年には猿投山の登山口に猿投神社が創設されたという記録が残るほど、その歴史はお墨付き。かつては修験者たちの修行の山でもありました。

そんな強烈なパワースポットである猿投山があるエリアですが、実は登山以外にも楽しみ方がたくさん!今回は、そんな猿投を楽しみ尽くす一泊二日で回れる見どころをご紹介します。

まったりできる温泉☆「ホテル金泉閣」

猿投山と並んで有名なスポットが日帰り温泉施設「金泉湯」ですが、その人気のあまり平日・土日を問わず大混雑になることも。貴重な休日、できることなら混雑せずにマイペースでゆっくりしたいですよね。そんな時は、金泉湯に隣接して建つ「ホテル金泉閣」がオススメ。混雑を避けて温泉をたっぷり満喫できます。

  • 写真:mikish(石川美佳)

まずは一日目は、こちらのホテルにまったりとお籠りして、日ごろの疲れをすっかり癒してしまいましょう。

量より質・美味しいお食事

  • 写真:mikish(石川美佳)

宿泊のお楽しみと言えば、お食事!こちらのホテルの特徴である、温泉水を使用したこだわりの夕食に舌鼓を打ちましょう。

  • 写真:mikish(石川美佳)
  • 写真:mikish(石川美佳)鰻丼。ご飯は"おこわ"で、食べ応えも◎
  • 写真:mikish(石川美佳)

食べきれないほどの量というわけではなく、腹八分目で楽しめる美味しいお食事です。お食事会場は個室で、窓からは猿投の山中が美しく臨めますよ。水入らずで会話を楽しみながらゆっくりいただきましょう。

みんな大好き鰻丼は、プリプリふわふわ・うま味たっぷりで言うまでもなく絶品です。また、一番印象的なのが、牛肉の鉄板焼き!!自分で焼くスタイルとなっていますが、このお肉の柔らかさは、想像を軽く超えてきます。

  • 写真:mikish(石川美佳)
  • 写真:mikish(石川美佳)

そんなお食事と一緒におすすめしたいのが、地酒。隠れた酒どころである三河のお酒が取り揃えられており、写真の「利き酒セット(1,980円)」で満喫するのも乙なものです。中でもおすすめの銘柄は、蓬莱泉「空(くう)」。一般の酒屋さんではまずお目にかかれない幻のお酒なのですが、ここ猿投では気軽にいただくことができます。

この「空」が、すごく美味しいんです!少しとろみがありやや甘めで口当たりが優しく、香りの高さも格別、くせは無いけど印象に残る味わい。日本酒が好きな方はもちろん、苦手な方にも一度は飲んでいただきたい「銘酒」です。

  • 写真:mikish(石川美佳)

お食事の締めくくりには金泉閣の名物デザート「温泉プリン」をどうぞ。半解凍のひんやりプリンにお好みでカラメルをかければ、シャリシャリとろとろの触感に心までほどけちゃうことでしょう。

思う存分☆温泉入浴と飲泉

  • 写真:mikish(石川美佳)

お食事の後は、温泉ですよね♪ここホテル金泉閣の温泉は世界でも非常に貴重な天然のラドン泉で、「医者がすすめる奇跡の温泉」に東海三県で唯一選ばれている名泉です。

  • 写真:mikish(石川美佳)

また、こちらの温泉は飲泉許可を受けている(愛知県初!)ので、脱衣所、浴室内、ロビーにある飲泉所で温泉を飲むことも可能です。気になる温泉の味ですが、「とても柔らかな濃いめのミネラルウォーター」といった感じで、癖もないので子供も喜んで飲めるくらいの飲みやすいです。

そのためついついお水感覚でゴクゴク飲めてしまいそうですが、成分が濃厚なので飲みすぎには注意!大人一日1L、子供は200mLが目安となっています。

嬉しい楽しい☆ライブラリー

ホテル1階ライブラリーには、旅情を盛り上げてくれそうな本がずらりと並んでいて、気になる本は客室へ持ち込んでゆっくり読むことができます。

  • 写真:mikish(石川美佳)
  • 写真:mikish(石川美佳)

こちらのライブラリーは、本のラインナップが魅力的で目を引きます。地元豊田市についての歴史書・地理書や、体のストレッチ方法を書いた健康系実用書(お部屋で体のケアをするのに役立ちそう!)、雑誌・隠れた名作小説などの読み物系、そしてなんと歌川広重・葛飾北斎のフル画集(一冊10万円するらしい!)まで、ひと揃えに並べられているんですよ。

また、子供が大好きな絵本もかなりの種類があり、家族みんなでのお籠りホテルステイをする際の充実の読書タイムも叶えてくれそうです。

朝から品数多め☆豪華な朝食

  • 写真:mikish(石川美佳)
  • 写真:mikish(石川美佳)

朝食も、夕食と同じ個室会場で和定食をいただきましょう。ご飯のお供に美味しいおかずがひとくちサイズで盛り付けられていて、目にも楽しい朝食タイムです。小鍋で温めていただくのは、うどんと、すいとんなど、一味違った汁物。ご飯がすすみます!

次のページを読む

豊田市の旅行予約はこちら


この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【豊田市】鞍ヶ池公園にある無料動物園のクセがすごい!デートにもファミリーにもおすすめ

東海環状自動車道のハイウェイオアシスでもあり、アクセス良好な愛知県豊田市立鞍ヶ池公園は、ボート池・動物園・芝生広場・植物園など盛りだくさん。カップルにもファミリ...


初心者でも楽しめる!東海のおすすめハイキングスポット19選

富士山の絶景を拝める三島スカイウォークや、紅葉が美しい付知峡など、東海のおすすめハイキングスポットをご紹介!リフトのある山や、遊歩道のある景勝地など、初心者でも...

日本の人気の渓谷・峡谷TOP27!旅行好きが行っている全国の渓谷&峡谷ランキング

高千穂峡や黒部峡谷、厳美渓や香嵐渓などをはじめとする日本の渓谷・峡谷を、トリップノートの8万9千人を超える旅行好きトラベラー会員(2023年6月現在)が実際に行...

名所から穴場まで!東海のおすすめ渓谷・峡谷10選

紅葉名所としても知られる香嵐渓や、壮大な天然石門の景色が人気の乳岩・乳岩峡、車で進める最奥地にある穴場の川浦渓谷など、東海地方のおすすめの渓谷をご紹介します。

【東海】自然に触れるおすすめデートスポット17選!

紅葉の名所としても知られる「香嵐渓」や、白い絹糸が流れ落ちるような美しさが魅力の「白糸の滝」、エメラルドグリーンの海が美しすぎる「オハイ」など、東海の自然豊かな...

この記事を書いたトラベルライター

[国内97温泉地滞在]温泉旅をこよなく愛する子連れトラベラー
私にとって、未知なる場所へ行くことは最高の楽しみです。
目的地へ向かう道中も含めて、旅行が大好き。
そこで出会う人、景色、そして食べ物、すべてに心ときめきます。

大学卒業後は温泉に夢中になり、一日でも休みがあれば温泉旅行へ。
仕事帰りに夜行バスに乗って日本国内を周りました。

現在は1児の母として育児に奮闘しながら、のんびり家族旅行を楽しんでいます。

育児に頑張るママさんパパさん方へも
疲れた心と体を癒す旅行の情報をお伝えできれば幸いです。

2020年10月 NHKさらさらサラダ出演

【豊田市】鞍ヶ池公園にある無料動物園のクセがすごい!デートにもファミリーにもおすすめ

東海環状自動車道のハイウェイオアシスでもあり、アクセス良好な愛知県豊田市立鞍ヶ池公園は、ボート池・動物園・芝生広場・植物園など盛りだくさん。カップルにもファミリ...


共通語は英語!?クラブメッド石垣島で海外リゾート気分を満喫しよう!!

フランス発のリゾート、クラブメッドをご存知でしょうか?オールインクルーシブ(つまり滞在中は食べ放題&飲み放題&遊び放題)のリゾートです。沖縄県にあるクラブメッド...


【豊田市】夏の香嵐渓で「流しそうめん」と森林浴!三州足助屋敷で過ごす涼しい週末

東海地方が誇る紅葉の超名所「香嵐渓(こうらんけい)」が、実は夏も楽しめるスポットだということをご存じでしょうか?流しそうめんなどのイベントも盛りだくさん、家族み...

【愛知】絶景ありグルメありブランコあり!日間賀島で遊びつくそう!

ご存知でしょうか?日本三大都市のひとつ名古屋市からたったの1時間強で行ける離島、日間賀島(ひまかじま)。昔から、近海でたくさん獲れるタコとフグがとても美味しいこ...

距離感!目線!やっぱりスゴイ!大阪「海遊館」のオモロイ展示5選

大阪の観光地として超有名な水族館、その名も「海遊館」。実はこちら、世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」でアジアの水族館第一位に選ばれたこともあると...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります