ガバナーズアイランドはマンハッタンからたった732m、フェリーの乗船時間にして10分弱ほどの小さな島です。旅行者にはほとんど知られていませんが、島の大半が公園のようになっていて、夏から初秋にかけ、一般に開放される期間にたくさんのニューヨーカーがピクニックに訪れます。
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ガバナーズアイランドって?
ガバナーズアイランドはニューヨーク湾に浮かぶ、ニューヨーク州の先端と言える場所にある小さな島で、過去にはニューヨークを守るための要塞が置かれたりしていたようです。
現在は島の北半分が政府のもの、南半分がニューヨーク市のものとなり、一部は学校のキャンパスなどが置かれていますが、大半は公園のようになっており、夏の間だけ一般に公開されています。
わずか10分フェリーに乗っただけで、ストレスフルな大都会ニューヨークとは思えない静かな時間を過ごすことができますよ。
ガバナーズアイランドへはフェリーに乗って
ガバナーズアイランドへは橋などはかかっておらず、マンハッタンかブルックリンから運行されているフェリーで行きます。
2016年夏現在、私が利用したマンハッタン側のフェリー乗り場は、自由の女神像のあるリバティ島へ行くthe Staten Island Ferryの発着するピカピカのWhitehall Terminal の隣、レトロで趣のある Battery Maritime Building です。
7月の日曜日、ガバナーズアイランド行きのフェリーはピクニックに行くニューヨーカーでいっぱいでした!
短時間でも風を受けてのフェリー移動は気持ちが良いですね。
島での過ごし方は色々
島での過ごし方は人それぞれと言ったところです。
海風や自然を感じながらのんびり散歩
島にはニューヨーク湾沿いをぐるっと一周できる道路が整備されています。
また、ピクニックエリアやスポーツなどにも使えるグラウンド、ベンチなどが完備されている公園のようなエリアなどを結ぶ小道も巡らされていますので、海風や自然を感じながらのんびり散歩と言うのも過ごし方の一つだと思います。
レンタサイクル、Citibikeでサイクリング
島にはレンタサイクルもありますので、自転車を借りて、島内に巡らされた道を思い思い回る人たちもいました。
また島にはニューヨークの公共自転車シェアシステムのCitibikeのステーションもあるようです。
ベンダーで買ったニューヨークならではのB級グルメでピクニック
島にはベンダーの集まるエリアやカフェなどもあり、飲食に不自由はしません。
ベンダーで買った食べ物は広々としたピクニックエリアでいただきましょう!
2週間前までに予約は必要ですが、グリルがあってBBQもできますよ。
広大なオープンエリア
広々としたオープンエリアでは野球なども余裕でできます。
その他、ウォーキングツアーやアートのインスタレーションもありますし、コンサートやアートフェアなどの行事も開催されるようです。
眺めが最高のThe Hill!
ちょうど私の訪れた直前に、島内にThe Hillと言う人工の小高い丘がオープンしていました。苦もなく登れる高さなのですが、マンハッタンが一望できて眺めは最高です。
自由の女神も臨めます。
ガバナーズアイランドの概要
公開期間
一般公開されているのはメモリアルデー(5月の最終月曜日)の週末から9月最後の週末までです。
交通手段
- マンハッタンからのアクセスは南端のStaten Island Ferry terminal横のBattery Maritime Buildingから出ているフェリーになります。
ガバナーズアイランド側での発着はthe Soissons Dock。
フェリーは30分間隔で乗船時間は7分。
- ブルックリンからは週末のみ、ブルックリンブリッジパーク Pier 6 から運行されています。
ブルックリン線の島側の発着はYankee Pierです。
料金は往復で大人$2、シニア$1、13歳以下は無料。
土日の11:30まではすべての人に無料。
自動車で渡る事はできませんが、自転車の持ち込みは追加料金なしで可能です。ただし搭載数に限りがあるようです。
※フェリーの詳細はこちらをご覧ください。
※将来的に年間を通してthe Citywide Ferry Serviceが運行する予定になっているようです。
レンタサイクル
料金などはこちらを参照ください。
島内のルール
・島内は禁煙です。
・介助犬以外のペットは禁止です。
・14歳より小さい子供は大人の同伴が必要です。
・釣りはライセンスがある方のみキャッチアンドリリースでする事ができます。
- ガバナーズアイランド
- ニューヨーク / その他スポット
- 住所:Governors Island地図で見る
- Web:https://govisland.com/