ノスタルジックなNYの花やしき、コニーアイランドの見どころ

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• コニーアイランドってこんなところ
• コニーアイランドの見どころ
•    アメリカらしいエンターテインメント
•    レトロでシュールなおもしろスポット
• まとめ

コニーアイランドってこんなところ

コニーアイランドは、NYブルックリン南端の海辺にあります。写真家の蜷川実花さんも自身のinstagramで、子どもを連れてコニーアイランドを楽しんでいる写真をアップしています。

もとはルナパークという世界チェーンの遊園地で、なんと100年以上前からあるテーマパーク！浅草花やしきは戦前に一度取り壊された経緯があるので、それよりも長いことになります。

• 写真：jihen2ネイサンズのお店
• 写真：jihen2

意外にも、マンハッタンからコニーアイランドまでは電車で1本。マンハッタン中心部から乗れるD・F・N・Q線のいずれかに乗り、所要時間40分ほどでコニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー（Coney Island - Stillwell Avenue）駅まで行くことができます。ちなみに土日と平日でダイヤが違うので要チェックです。

駅を出てすぐ見えるのは、「ネイサンズ」というホットドック早食い大会で注目されたお店。他にも、周辺にはアメリカのロードサイド感溢れるファミリー向け飲食店が並び、都心とは違った異世界感があります。

• 写真：jihen2

コニーアイランドは入り口からまずインパクト大！駅側からは写真のここがメインゲートで、ファミリー向けのアトラクションが多いゾーン。かわいくてユニークな、コニーアイランドの王道アトラクションを回るならこのゾーンがベーシックです。

コニーアイランドは海辺一帯がいくつかのエリアに分かれた複合施設になっていて、浜辺の海の家のようなゾーンもあれば、絶叫系が集中しているゾーンなどもあり、それぞれ趣が異なっています。

コニーアイランドの見どころ

アメリカらしいエンターテインメント

• 写真：jihen2

見どころはやっぱり、アメリカらしい、ポップでどぎついくらいのカラフルな乗り物たち！どれもこれも見ているだけでも楽しいし、乗ればさらに楽しさ倍増です。

• 写真：jihen2

日本にある一般的な遊園地に比べると、コニーアイランドのアトラクションは平均してちょっとだけデンジャラスでスリリング。けれど子どもが楽しめるものも充実していて、地元の家族連れがちびっこを乗せていたり、大人だけのグループがキャーキャーヒューヒュー言いながら満喫していたりします。

• 写真：jihen2

こちらは円盤が回転しながらカーブしたレールを動くアトラクション。座席の高さがアメリカ人サイズのハイチェアのようになっており、足元が安定しないと相当怖いのでは…と見ているだけでもドキドキ。

意外にもキャラクターもののアトラクションは少なく、原色使いのポップなものが多いのがアメリカらしいところ。電車系の乗り物はなく、飛行機やロケットなどの空飛ぶ系が大多数。子どもの夢が膨らむ空間です。

• 写真：jihen2
• 写真：jihen2

乗り物の座席やジャンクフード売り場のテントなどの配色も鮮やかで、ちょっとしたところもしっかりかわいく作られているのが印象的。絵になる風景をたくさん切り取ることができて、大人女子もキュンとしてしまう空間にもなっています。

レトロでシュールなおもしろスポット

• 写真：jihen2

コニーアイランドが花やしきのようだと言われるのはこのあたりに理由があります。園内はただポップで楽しいだけでなく、なんとも言えないシュールなスポットがたくさん！

特に射的系のスポットが充実していて、人によって意見が分かれそうですが、筆者はこのトイレ風のものにいちばん衝撃を受けました。このセンス、すごい…！

• 写真：jihen2
• 写真：jihen2

おもしろおかしい射的も、壁画アートも、妙にリアリティのあるガイコツもすべて同じパークの中にあり、秩序のなさが独特の空間をつくっています。コンセプトがバラバラだけどどれも完成度が高いので、ひとつの街を歩いているような気分に浸ることができます。

• 写真：jihen2

まとめ

アメリカのニューヨーク付近を訪れる際、ちょっと足を伸ばして、普通の観光地とは違った楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。

ちなみにコニーアイランドを訪れる際の注意点としては開園時間。HPには日毎の開園時間が掲載されていますが、あまりあてにしないほうがいいです。エリアごとに開園時間が異なり、ウェブサイトとも違っていたりします。HPの時間は目安くらいにみておいて、どのエリアもたいてい開いている昼頃に行くのがおすすめです。

ゾーンごとにさまざまなテイストの素敵なスポットが目白押しで、ぐるっと回っても飽きないし、写真に残したい印象的な風景もたくさんあります。ぜひ、ノスタルジックな雰囲気を楽しみつつ、自分だけが切り取った世界を見つけてください。