その美しさゆえ「星空世界遺産」とも言われ、実際に世界遺産登録に向けた取り組みも見られるニュージーランドのテカポ湖。満点の星空が見られることで知られる絶景スポットです。実際に訪れたいけど、アクセスや持ち物が分からない、という方もいるのではないでしょうか。主要都市からのアクセス方法や訪れる際に抑えておきたいポイントを紹介します。
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星空世界遺産とも称される「テカポ湖」
小さな教会の上空に見える満天の星空。この、絵に描いたような写真をどこかで見たことがいる方もいるのではないでしょうか。ニュージーランドにあるテカポ湖は、ほとりに佇む「善き羊飼いの教会」の可愛らしさ、さらに「星空世界遺産」と称されるほど、満点の星空が見られる絶景スポットとして知られています。
日本人の間でも、徐々に知名度が上がってきているテカポ湖。年間を通して晴天率が高く、湖の周囲の照明を抑えているなど、ここを訪れれば満点の星空に出会える可能性がとても高いのが魅力です。
テカポ湖を訪れるベストシーズンは?
テカポ湖で星空を観測するのにベストなシーズンはニュージーランドの冬にあたる、5月~8月の時期と言われています。また、周辺に咲くルピナスの花を見たい方にとってのベストシーズンは9月~10月です。
ただしこれ以外の時期だと星空が見られないわけではなく、どの季節でもテカポ湖で満点の星空に出会える可能性は高いので、訪れる価値はおおいにあります!
テカポ湖に行くには?移動手段を抑えておこう
まずはテカポ湖の場所を抑えていきましょう。北島と南島の2つの大きな島からなるニュージーランド。テカポ湖は南島の真ん中のあたりに位置します。
テカポ湖の周辺はどこまでも広がる草原とたまにお目に掛かれる羊の群れ、ニュージーランドらしい大自然の景色です。建物はほとんどありません!
飛行機でニュージーランドへ、クライストチャーチを目指そう
そこで、テカポ湖を目指すには飛行機で近くの都市を目指す必要があります。テカポ湖に最も近い都市がクライストチャーチです。クライストチャーチには日本から飛行機で、ニュージーランドの北島の都市オークランドや、オーストラリアなどで乗り継いで行くことができます。(日本からニュージーランドへの直行便は2019年8月現在オークランドのみ)
クライストチャーチ→テカポ湖へは高速バスが便利
クライストチャーチ~テカポ湖への移動手段はバスが基本です。ニュージーランド国内は高速バスの本数が多く、移動の際にはバスが便利です。インターシティ(Inter City)というバスのウェブサイトにアクセスし、事前にバスを予約しておけば当日はスマホの画面を見せるだけでバスに乗ることができます。
「クライストチャーチの街中~テカポ湖」「クライストチャーチの空港~テカポ湖」など、複数の経路があり、空港から利用するのも便利ですよ!
個人で行くのはハードルが高いかも、という方にはクライストチャーチ発の現地ツアーも複数催行されているので、ツアーを利用するのがオススメです。日本語ガイド付きのツアーもたくさん催行されています!
宿は早めに予約しておくのが吉
テカポ湖で星空を見るには、湖周辺の宿を確保する必要があります。湖周辺はあまり建物が多くはないので、宿を予約する際には湖との距離を把握しておきましょう。
特に「善き羊飼いの教会」まで歩いていける場所にある宿は観光客が多い時期には混みあってしまうことも。アクセスが良く、値段も安い宿は予約が埋まりやすいので、早めにチェックしておきましょう!
あると便利な持ち物
移動手段も宿も抑えたら、あとは行くのみ!ですが、普段の旅行とは異なる星空観察だとプラスアルファで必要な持ち物も。筆者が実際に訪れてあればよかったと感じた持ち物をお伝えします。
防寒着
星空の観察は夜に外で行うもの、それにせっかく海を渡り星空を見るために訪れたのだから、できる限り長く星空を楽しみたいですよね!
夜は意外と冷え込みますし、じっとしていると夏でも寒いと感じると思います。防寒具は忘れずに持っていくようにしましょう。
カメラと3脚
せっかくの星空。ぜひ、ご自身のカメラにもしっかり収めてください!
星空をきれいに撮影するには三脚が必須になります。ややかさばってしまうかもしれませんが、三脚の持参をおすすめします。
準備万端で星空観察♪
いかがでしたか。星空世界遺産とも称されるテカポ湖の星空は人生で一度は訪れたいと誰もが思う場所ではないでしょうか。
もちろん、夜だけでなく、昼間もエメラルドグリーンの湖と大自然の圧巻の絶景を見ることができます。本当に美しい場所なので、ぜひ訪れてみてください。