中央ヨーロッパの自然豊かな国スロベニアでは、この地ならではの食べ物をお土産として購入することができます。今回は、筆者が実際に旅行してみて「これはスロベニアらしくておすすめ!」と感じた食べ物をセレクトしてご紹介します。
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1.はちみつ
美しい山々や高原が見えるスロベニアの田舎道をドライブしていると、こんな小屋を見かけることがあります。
実はこれ、ミツバチのおうち。スロベニアでは養蜂がとても盛んなんです。これらのおうちはカラフルに彩られていることが多く、蜂が大切に育てられているだろうことが伝わってきますね。
お土産物屋さんには、必ずと言ってよいくらい置いてあるはちみつ。どれもとっても美味しそうで、選ぶのを迷ってしまいます!
筆者は、ドライブ中に偶然立ち寄ったスーパーマーケットにて、下記の商品を購入しました。こちらはBoznarというブランドのもので、250g入りで約250円。スロバキアを代表するハニー・ブランドは他にもいくつかありますので、あくまでご参考までになさってください。
お値段のほか、やはりパッケージのデザイン性も気になって、可愛らしさを感じたものをセレクト。光に透かすと、蜜色がとってもきれいでした。
右はアカシアのお花の蜜、左の方は森の木々から取れた蜜ですって。違った味が楽しめ、どれも味に間違いはないので、いくつか購入するのもおすすめです!
2.パンプキン油
パンプキンの種から取った油も、スーパーで購入できる大のおすすめ品。
スロベニアでは、パンプキンももたくさん栽培されているのですね。とある街角ではこんな風景も。
真っ黒なかぼちゃの種から作られるので、当然油も真っ黒です。
でも、見た目に反して(?)味は超絶品!例えば、何の飾り気もないシンプルな野菜サラダ。これにこの油をサラッとかけるだけで、何杯もおかわりができてしまうほどです。
スープに混ぜてみてもいいですし、他にも色々な使い方ができそう。筆者はJERUZALEM社の下記の商品を購入。お値段の目安は、小さめの0.25Lのものでざっと800円ほどです。
こちらもはちみつ同様、沢山のメーカーから多くの種類が出ています。もっと色々な種類を買ってきて、味わい比べをすればよかった・・・と、個人的にとても後悔しています。
3.天然塩
アドリア海の美しい港町・ピランの郊外には、こんなのどかな風景が広がっています。
- 出典:eu.wikipedia.orgAndrej Solic; CC BY 2.0
実はこれ、塩田なんです。
昔ながらの伝統的な方法で、文字通り手塩にかけて作られる天然塩。美味しくないわけがありません。
こちらの記事でもご紹介した、ピランの中心・タルティーニ広場でも一際目立つこの美しい建物に、天然塩の専門店「Solnce」が入っています。
Solnceでは、お料理用のお塩やそのまま食べるお塩など、色々な種類・グレードのものがあって目移りしてしまいます。また、お塩だけでなく料理道具も置かれていますし、変わったところではソルト味チョコレート、ソルト入りソープやバスグッズなどもあり、見ているだけで楽しいお店です。
こちらのお店で、筆者は2種類の定番お塩を購入。お値段の目安としては、写真右の500gのリネン袋入りで1000円ほどです。
近くで見ると、美しい大粒の塩の結晶が。まるで宝石のようです。こんなお塩を毎日の食卓で普段使いできるという贅沢を、みなさんも味わってみませんか。
4.ラスコ・ビール
ワインが作られていないというわけではありませんが、隣のワイン大国・イタリアに比べると、スロベニア国民はビール党が多い印象。スロベニアン・ビールの中で1番のシェアを誇るのが、このラスコです。
起源を1825年にさかのぼる由緒あるビールで、首都・リュブリャナから見てちょうど真東の方向に位置するラスコで作られています。軽くて飲みやすく、0.5Lの缶ビールで約250円。どんな人にも愛されそうなラスコ・ビールは、アウトドアでアクティブに過ごす日の休憩にうってつけです。
筆者にとっても、静かなボーヒン湖をのぞむ庭でラスコを片手に読書した時間は、忘れられない思い出の一つです。
また、ボーヒン湖のまわりをハイキング中、こんな絶景を見ながら一杯やるのも素晴らしいものでした!
みなさんも、こんな風に五感でスロベニアの思い出が感じられるような食べ物を、お土産に持ち帰られてはいかがでしょうか。