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巳(ヘビ=Snake)
天井に貼り付いたように、這っていたのはヘビ。舌の部分が動いており、出たり入ったりしていました。目の中の、逆に書かれた「福」は倒福と呼ばれ、福を呼び込む縁起の良いことだとされているそうです。
午(ウマ=Horse)
ウマは馬車になっていました! 特に子どもたちに大人気の馬のモニュメントで、たくさんの人たちが荷台の部分に乗り、写真を撮っていました。カラフルな色づかいで、惹きつけられます。
未(ヒツジ=Sheep)
切り絵のような美しいフォルムを持つのは、ヒツジたちです。赤・緑・青と3体のヒツジたちが光り輝いています。胴の所は通り抜けできるようになっているので、中に立って写真を撮るのも映えるポイントだったりするのかもしれません。
申(サル=Monkey)
可愛らしいサルたちが、縦に一直線になっているのが一種のパフォーマンスを見ているかのようです。そして一番上には、漢字で「桃」と書かれた桃が乗っかっています。中国では「桃」は、不老長寿や魔除けの意味を持つ物とされているそう。
ただ、私たちが見ると「猿」と「桃」で、一番上の桃は「桃太郎」を最初に連想してしまいそうです。
酉(ニワトリ=Rooster)
カラフルな羽を携えて、真っ赤な顔を持ったニワトリ。クチバシを大きく開けています。子どもが口の中に手を突っ込んでいますが、このニワトリも相当な大きさを誇っています。
戌(イヌ=Dog)
イヌも大きいです! 木や高架に電車が走っているのが見えるのですが、それくらいの背の高さを誇っています。また、華やかな可愛らしい服も着ていて、舌もペロリと出しており、とても可愛らしいです。
亥(イノシシ=Pig)
オペラハウス近くにあるパイプをつなげたように作られた豚さん。2019年は「亥年」だったので、街中に豚のモニュメントがよく見かけました。ライトアップされていたのは、この2つ。
1つはオペラハウス近くに設置された、パイプをつなげたように作られたもの。グラデーションで、さまざまな色が示されたり、動きが出たりしていました。
2つ目は、別の場所に設置された豚さんの作品がこちら。無数の豚さんで構築されたタワーです。そして、それらがグラデーションで光っているのです。「キレイ!」という感想と同時に、少し怖いなと思ってしまうほどです。全豚さんが、真っ赤や真っ青になるのだから、その感想を持って問題ないと思っているのですが・・・。
おわりに
いかがだったでしょうか。これだけでもシドニーがチャイニーズ・ニュー・イヤーにどれほど力を入れているのかを窺うことができます。他にも、さまざまなエリアでチャイニーズ・ニュー・イヤーを祝うイベントや、「Lion Dance」(ライオンダンス)が披露されたりしています。
全ての干支がシドニーの街中でライトアップされることで、街は活気づき、いろいろな意味で明るくなることは間違いないと思います。
2020年は「子」の年ですので、ネズミ(Rat)がフィーチャーされたライトアップが見どころです。このライトアップは、2月9日まで行われています。詳しくはこちらをご覧ください。
ご紹介したようなライトアップイベントなどを通して、賑やかなチャイニーズ・ニュー・イヤーをオーストラリアで過ごしてみるのはどうでしょう。ちょっと変わった経験を味わうことができるはずです。
- チャイナタウン(シドニー)
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