
トルコのカッパドキアで気球が飛ぶ壮大な風景は、テレビやネットなどで見たことがある人も多いと思います。一生に1度は乗ってみたいトルコの気球!という事で筆者も体験してきました。
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こんな流れで気球にのりました!
筆者が早朝の気球にどんな流れで乗ったのか、時系列に沿ってご紹介します。
4:30 ホテルまで送迎車がお迎え
ホテルに送迎車が来ます。その際、軽い軽食を配布されたので車内で軽く食べておきました。
5:15 気球乗り場到着
まだ朝日の登らない暗い時間に、気球乗り場に到着します。
気球が飛ぶかどうかは、トルコ航空局(政府機関)が決める!
気球が飛ぶかどうかは、その日の天候、主に風の強さによってトルコ航空局(政府機関)が判断します。
スタッフがスマホで専用ページを見せてくれましたが、画面が緑旗だと、離陸OK!黄色旗だと待機のみで離陸不可、赤旗だと完全に離陸不可とのこと。筆者の気球に乗った日は黄色旗で待機しました。しばらくすると、緑旗の離陸OKのサインがでて無事に離陸できることに。比較的気球の飛ぶ可能性の高い5月でもこんな感じでした。ちなみに、次の日は気球は飛ばなかったそうです。
冬は特に飛ばない日も多いので、気球に乗りたい方は最低でもカッパドキアに2泊はした方がいいと思います。それでも乗れるか乗れないかは、運次第。自然には逆らえません。
5:40 いざフライト!約1時間、気球に乗って空の旅を満喫
それでは、約1時間の空の旅へ出発です!
揺れない?怖くないの?
気球は高度に上がりますので、怖い方も多いはずです。筆者も高所恐怖症まではいきませんが高い所は得意な方ではありません。しかし、結果的には全く怖くありませんでした。上昇したり、下降したり気球はしますが揺れもしませんし、あれ?上がってる?くらいな感覚でした。大前提に、あの壮大な風景がそうさせてくれるんだと思います。下にいる人、動物まで見る余裕すらありました。
岩ギリギリでの運転などパイロットの技量は、すばらしいです。それに、風があればトルコ航空局がNGをだしますので比較的、安全な乗り物だなと思いました。ただ上昇時の撮影は、スマホなどの落下が怖かったので、スマホは首かけがオススメです。
一生の思い出になります!絶景です!
世界遺産である「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」の気球からの風景は、言わずもがな絶景です。
早朝フライトの場合は、朝焼けに染まる空をみることができますし、空や奇岩群(妖精の煙突など)に多数の気球が織りなす風景は、一生の思い出になります。
6:35 着陸
陸地で待っていたスタップがロープを引き、着陸します。その際、激しい揺れもなくスムーズでした。気球のかごは高さがあって、乗り降りが結構大変かもしれませんが高齢者でも乗ることができましたし、乗り降りのフォローはしっかりしてくれます。大丈夫です。
ライディングポーズは覚えておきましょう!
着陸時にどうするかは、離陸前に説明書が渡されます。日本語、英語などでも書いてありました。着陸体制に入ると、パイロットから指示がありますので、膝をまげ、カゴの手すりをつかむライディングポーズをしましょう。
6:45 シャンパンで乾杯
最後は、シャンパンで乾杯!チェリージュースにスパークリングワインを混ぜてドリンクは作ってくれていました。アルコールが苦手な方は、ジュースのみも可能でした。
その際、飛行完了証明書ももらえました。
7:10 ホテル着
楽しかった気球体験も終わり、ホテルに到着しました。
気球体験の料金は?
筆者は、日本の旅行会社のオプショナルツアーでこちらのツアーに参加しました。1人あたり250ドル(約36,000円 2025年5月現在)でした。どうしても日本の旅行会社のマージンなどもあり高くなってしまいます。しかし、現地手配が不安な方は、多少高くても日本で申し込んでおくと確実でしょう。
現地の宿泊ホテルなどで申し込める方は、断然そちらの方がお得になります。現地での気球のツアーの価格は、前日や前々日に気球が飛んだかどうかで決まり変動制との事です。連続で気球が飛んだ日にあたった場合は安くなり、反対にずっと気球が飛ばない場合はツアーも値上がりします。運がいいと、筆者より半額程度になる可能性も!ただ安いツアーだと、サービスも違ってきますのでご注意ください。
最後に
トルコの気球は、いかがでしたでしょうか?こんなに無数に飛ぶ気球を見る機会も中々できない体験だと思います。ぜひ!トルコに行かれる際は怖がらず、気球も楽しんでください。オススメですよ。

- ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
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