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ビジネスクラスで世界一周を格安で叶える!ワンワールドの世界一周航空券

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年11月6日更新

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写真:トラベルライター

今回はワンワールドの「世界一周航空券」を使って、「ビジネスクラスで世界一周」を格安で叶える方法をご紹介します。「ビジネスで世界一周なんて高くて到底無理!」と思っているあなたにこそ知って欲しい、お得な旅の情報です。

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ビジネスクラスで世界一周を叶える「世界一周航空券」

ビジネスクラスで世界一周。旅行好きなら、誰もが憧れる夢ですよね。

ただ、現実を考えると

「一体いくらかかるんだろう。高そうだし、宝くじが当たったらかな」

なんて考えてしまう方が大半ではないでしょうか?

しかし、今回ご紹介する方法を使えば、ビジネスクラスで世界一周に格安で行けてしまうんです。

ここまで聞くと、「なんか怪しい」と思われる方もいるかもしれませんが、一切怪しい話ではありません。しかも、難しい手続きも一切なし。

その方法とはワンワールドの大陸制世界一周航空券を利用すること。ただそれだけ。では、次の項目から、世界一周航空券について詳しく説明しながら、どれくらいお得に旅ができるのかをご紹介していきますね。

実際にどれくらい格安になるかを検証

世界一周航空券について詳しくご紹介する前に、この方法を使うと、ビジネスクラスで世界一周がどれくらいお得になるかをご紹介してみようと思います。

ルートを設定した方がイメージしやすいと思いますので、日本から出発して、ヨーロッパとアメリカを周遊する次のようなルートで考えてみることにします。

世界一周モデルルート
東京→パリ→マドリッド→ロンドン→ニューヨーク→バンクーバ→ハワイ→日本

なんだかルートを聞いただけで、思わずワクワクしてしまいそうなルートですね。

では、実際にこのルートの航空券を探してみます。ここでは安い航空券を簡単に探せるスカイスキャナーのサイトを利用して検索します。

全ての移動にビジネスクラスを利用し、各都市一週間毎の滞在で検索をかけてみたところ、

航空券代の総額は

2,258,820円(空港利用税、燃油サーチャージは除く)
※2018年12月〜1月にかけての旅程で検索

一方、ワンワールドの世界一周航空券を利用して、同じルートを旅する場合を、ワンワールドの世界一周航空券の検索ページで探してみると

777,210円(こちらは空港利用税や、燃油サーチャージも込み!)
※先ほどの検索と、同じ旅程で検索

その差はなんと、1,481,610円

世界一周航空券を使った時のお得さが実感できますね。

ちなみに同じ旅程を世界一周航空券を使わず、エコノミークラスで旅した場合でも、75万円前後の航空券代が必要です。

さらに、パリと日本をビジネスクラスで往復した場合でも、JAL利用で55万円前後かかることを考えても、ワンワールドの世界一周航空券ビジネスクラスを利用することがどれだけお得かがよくわかりますね。

さて、どれだけお得かを理解していただいたうえで、世界一周航空券がどういったものなのかを、実際に説明していきます。

世界一周航空券とは?

世界一周航空券とは、出発地からぐるっと世界を一周して、出発地に戻るまでの航空券が一綴りになったもののことを呼びます。

そう聞くと、回数券や乗り放題券をイメージされる方も多いかもしれませんが、そうではありません。一定のルールにのっとり、あらかじめ利用する飛行機を決めて、その区間の航空券を予約。それが一綴りになったものが世界一周航空券なのです。

ワンワールドやスターアライアンスなど、各航空会社連合毎に発売しており、購入した航空会社連合に属する航空会社の飛行機を利用しての、世界一周が可能です。

今回ご紹介しているワンワールドの世界一周航空券は「大陸制」をとっており、訪れる大陸の数によって値段が変わります。先ほどご紹介したルートでは、3大陸の航空券で全ての場所に訪れられるため、3大陸制の値段となっています。

もちろん4大陸や5大陸の航空券もあるので、せっかくビジネスクラスで旅をするならもっと多くの場所に訪れたいという方は、そちらを利用することで、よりお得に旅をすることが可能です。

ちなみに、一綴りとはいっても現在はe-ticketでの発行が基本となっているため、スマホを利用してのチェックインが可能。プリントしてもA4が数枚程度となっているため、荷物になる心配や、紛失の心配もありません。

世界一周の定義はとてもシンプル

世界一周航空券の定める世界一周の定義は、「太平洋と大西洋を一回ずつ渡り、目的地に帰ること」。ただこれだけのとてもシンプルなもの。

世界一周と聞くと、たくさんの国を、長い時間をかけて巡るというイメージがつきまとうかもしれませんが、実際にはそんな必要はありません。

極端にいえば、日本を出発し、ヨーロッパで一カ国と、アメリカのどこかの都市に滞在して戻ってくるだけでも世界一周航空券は利用可能というわけです。

そう考えると、夢のような世界一周がより現実に近づいてくる感じがしませんか?

世界一周航空券を利用するにあたり、知っておくべきルールは3つ

  • 写真:トラベルライター

そんなお得な世界一周航空券ですが、いくつかルールがあります。ただ、皆さんが知っておくべきルールは3つだけです。

①搭乗回数は最大16回

1度の世界一周航空券の利用で、飛行機に乗れる回数は最大で16回です。これは最大利用回数なので、必ず16回乗らなければいけないというわけではありません。

ただし、何回利用しても値段は変わらないので、乗れば乗るだけお得にはなります。今回は、ビジネスクラスでの旅ですので、飛行機にはたくさん乗りたいですよね。移動はできるだけ飛行機を利用して、フルに航空券を活用することがおすすめです。

②大陸間での移動には、各大陸ごとに回数制限があります

もう1つ注意しておきたいルールがこちら。実は世界一周航空券では、各大陸ごとに移動できる回数が定められています。

簡単にまとめると、北米大陸では6回。その他の大陸では4回までの利用が可能です。

とはいえ、これは世界一周航空券を利用したルート内での話。もちろん自ら別の交通手段を確保したり、細かい移動はLCCを自分で手配するなどすれば、大陸内での移動も、さらにたくさん可能です。

③進めるのは一定方向だけ

3つ目のルールは、移動する方向に関してのルールです。世界一周航空券では、移動できる方向は一定方向のみというルールがあります。

例えば、日本から出てヨーロッパまで移動した場合は、そこから東南アジアに戻るということはできません。つまり、西向きに進むか、東向きに進むかをあらかじめ決めて旅に出る必要があるというわけです。

とはいえ、このルールも、あらかじめどこへ行きたいかをピックアップして、しっかり旅程を練っておけば、特に旅に支障をきたすことはありません。

その他にも、いくつかルールはありますが、皆さんが特に注意しなければならないルールは主に上記の3つです。

これだけのルールを守れば、100万円以上もお得にビジネスクラスで旅ができる世界一周航空券。利用しない手はないですね。ちなみに、細かいルールは、こちらのワンワールドのホームページで解説されていますので、参考にしてみてくださいね。

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