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いよいよグレート・バリア・リーフでシュノーケリング
アイランドツアーが終わると船に戻ってランチを食べ、いよいよマスクとシュノーケルを付けてシュノーケリングがスタートです。オプションでスキューバ・ダイビングもできるそうですが、筆者は今回シュノーケリングにしました。
船の上からウミガメが泳いでいる姿がたくさん見れたので一緒に泳げるかなと期待していましたが、残念ながら水の中では遭遇できませんでした。リーフの一部が所々丸く窪んでいたんですが、それはウミガメがイソギンチャクなどに甲羅を擦り付けて汚れを取った跡だそうです。ガイドさんの言う通り、まさに「TURTLE’S SPA(カメのエステ)」ですね。
海水の透明度がとても高く、船の上からでも魚や珊瑚礁が確認できますが、水の中に入ると更に鮮やかな色の熱帯魚はもちろん、テーブル珊瑚や大脳珊瑚などカラフルで様々な珊瑚礁などが見れました。シドニーにもビーチが多いので比較的海に行く機会が多い筆者ですが、やはり水中に潜って珊瑚を見たり魚と戯れるという経験は格別です!
港への帰路は水陸両用船で
ひとしきり泳いで楽しんだ後はハムやチーズ、フルーツなどを頂きながら高速船に乗って港に戻ります。陸地が見えて来てそろそろ港に着くかなと思ったところで、海上で水陸両用船に乗り換えました。港の潮が引いてしまったので、船では港に戻れないためです。
筆者は水陸両用船にこの時初めて乗りましたが、陸をガタガタ走っていたかと思うと、次の瞬間には水にプシューッと飛沫を立てながらダイブしたり、何とも不思議な感覚の乗り物でした。夕日に照らされながらのんびりと港に戻って行くのどかなひと時です。
美しい珊瑚礁を見るには南端がオススメ!
現在、気候変動、公害や漁業による人為的災害によって生態系が脅かされていて、2017年の調査ではグレート・バリア・リーフの珊瑚礁の2/3が白化していると言うことがわかりました。珊瑚礁の荒廃は北部から広がっていて、南側のこちらはまだまだ美しい珊瑚礁が保たれているそうです。
野生生物と自然の美しさが共存しているのはオーストラリアの魅力の1つでもあるので、人間が訪れることで自然が破壊されることなく、いつまでもその美しさを保てるように私達も協力しつつ楽しみたいです。皆さんも、ケアンズとは違ったコーラル・リーフに一度訪れてみてはいかがですか?
- グレートバリアリーフ
- ケアンズ / 自然・景勝地 / 観光名所
- 住所:Great Barrier Reef,Australia地図で見る