バンコク
バンコク観光
現代的な街並と歴史が調和した東南アジア随一の大都市

【バンコク・ジャキンヤーボン】レトロなバンコクでハイソと出会えるかもしれないフュージョンレストラン

取材・写真・文:

Madam Satoko
タイ在住

2018年9月6日更新

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写真:Madam Satoko

タイが好きで、バンコクも何度も来た。そろそろどこかで是非タイ人ハイソ(上流階級・お金持ち)の友達が出来たらいいなー、なんてお考えでしたら、是非ジャキンヤーボンへ。ハイソ本人から教えてもらった、料理も美味しいお店です。

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カオサンのあるラチャダムヌン通りとは

見どころ満載

バンコクのレトロで懐かしい姿が楽しめる、ラチャダムヌン通り。元々、パリのシャンゼリゼ通りを模した大通りで、延長上には王宮や涅槃物で有名な、ワットポーなどもあります。バックパッカー宿街として、世界的に有名なカオサンもここにあります。

歴史的エリアであるラチャダムヌン通り近くには、ゴールデンマウンテン、

  • 写真:Madam Satoko

ロハプラサナーン、

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民主記念塔、

  • 写真:Madam Satoko

クイーンズギャラリー、

  • 写真:Madam Satoko

ラッタナコーシン博物館など、観光スポットも沢山あります。

ラチャダムヌン通り
バンコク / 町・ストリート
住所:Ratchadamnoen Road,Bangkok地図で見る

歩いて観光する場合に準備するもの

このあたりは旧市街の中心地であり、上記以外にも「古き良きバンコク」といった見どころも豊富。ただしそれぞれは、それなりに距離があります。

地図上では歩けないことはありませんが、スポットの一つであるゴールデンマウンテンはその名の通り高台まで上がります。気温が高いことを勘案し、日中は南国の直射日光に晒されないよう長袖長ズボンで、スニーカーなどあるきやすい靴で、という服装がおすすめです。

飲み物も用意しておきましょう。日本ブランドのお茶類も、コンビニで買えます。準備したものを飲み切ったとしても、衛生的に問題のないペットボトル入りの飲料は、観光地の入り口に売っています。

普通のお水でもいいですし、ご興味あれば果物を絞ったジュースなども美味しくいただけます。おすすめは日光でダメージを受けた肌の回復に効く、ビタミンCが沢山取れるライムジュースです。

店名は「ご飯を食べる時は幸せになるべき」

さて、観光もしつつどこかでランチでも、となった時のおすすめのお店をご紹介しましょう。このお店は、タイで名門の女子校の脇にあります。その女子高出身者から「学校のそばにいい店がある」と紹介されました。これは期待できます。カオサンからも歩いて行ける距離です。

場所ですが、ラチャダムヌン通りにあるプラスメン小道、このクイーンズギャラリー

  • 写真:Madam Satoko

を見て左手へ70m程。一見日の丸にも見える、小さな看板が掛かっています。

  • 写真:Madam Satoko

お店の名前は「ジャキンヤーボン」。タイ語なので覚えにくいですが、意味は「食べる時は愚痴を言わない」です。

このお店のコンセプトとして、「食べる時は何か心に重いものを持たずに食べること。食べる時は幸せになるべき。人生いろいろあるけど、美味しいものを食べて幸せになろう」というものです。

幸せになる食事とは?

まずすべての料理は、注文後調理するので時間がかかります。愚痴などがあれば食事の間でなく、この待ち時間にしましょう。

料理が来るまでの時間、そして食事が始まる前にいろいろ思いのたけをじっくり吐き出してもらうためなのか、椅子は座るだけでリラックスできる映画館の椅子を採用。

お店のマネージャーによると「映画館の椅子はリクライニングとクッション性に優れています。おしゃべりも食事も長時間リラックスできるよう、ご用意しました」。とのこと。

  • 写真:Madam Satoko

普通のお店は、回転率優先で素早く料理を出してお見送り、次のお客さんに座ってもらい、、、ですが、せわしい日々の中、食事の時は幸せになるべき、というコンセプトを体現しています。こういうところが、ハイソタイ人に受ける要因でしょう。

ハイソが密かに集まるお店

立地環境とコンセプトが合致し、今ではハイソタイ人が週末に密かに集まる場所にもなっています。曜日や時間など約束したわけでもないのに、ぱらりぱらりと集まり、気がついたらタイのハイソが2階に集合、なんてのに遭遇することも。

タイ人ハイソは服や髪型は普通、むしろ垢抜けなかったりスリッパで登場だったりしますが、①英語が流暢②身につけているものはイマイチだけど本人の振る舞いは洗練されている、であればお友達になってみるとよいでしょう。

ここ数年は日本への旅行ブームですので、「日本のあそこへいったことがある?」なんて話をすると盛り上がることでしょう。

彼らは軽食を食べながらスヌーカー(ビリヤードのようなゲーム)で勝負を楽しみ、人と交流してお腹の底から笑うことで、明日へのリセットをするのです。

  • 写真:Madam Satoko

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