[バンコク・ジャキンヤーボン]レトロなバンコクでハイソと出会えるかもしれないフュージョンレストラン

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   2017年5月11日更新

タイが好きで、バンコクも何度も来た。そろそろどこかで是非タイ人ハイソ(上流階級・お金持ち)の友達が出来たらいいなー、なんてお考えでしたら、是非ジャキンヤーボンへ。ハイソ本人から教えてもらった、料理も美味しいお店です。

カオサンのあるラチャダムヌン通りとは

見どころ満載

バンコクのレトロで懐かしい姿が楽しめる、ラチャダムヌン通り。元々、パリのシャンゼリゼ通りを模した大通りで、延長上には王宮や涅槃物で有名な、ワットポーなどもあります。バックパッカー宿街として、世界的に有名なカオサンもここにあります。

歴史的エリアであるラチャダムヌン通り近くには、ゴールデンマウンテン、

ロハプラサナーン、

民主記念塔、

クイーンズギャラリー、

ラッタナコーシン博物館など、観光スポットも沢山あります。

ラチャダムヌン通り

バンコク / 町・ストリート

歩いて観光する場合に準備するもの

このあたりは旧市街の中心地であり、上記以外にも「古き良きバンコク」といった見どころも豊富。ただしそれぞれは、それなりに距離があります。

地図上では歩けないことはありませんが、スポットの一つであるゴールデンマウンテンはその名の通り高台まで上がります。気温が高いことを勘案し、日中は南国の直射日光に晒されないよう長袖長ズボンで、スニーカーなどあるきやすい靴で、という服装がおすすめです。

飲み物も用意しておきましょう。日本ブランドのお茶類も、コンビニで買えます。準備したものを飲み切ったとしても、衛生的に問題のないペットボトル入りの飲料は、観光地の入り口に売っています。

普通のお水でもいいですし、ご興味あれば果物を絞ったジュースなども美味しくいただけます。おすすめは日光でダメージを受けた肌の回復に効く、ビタミンCが沢山取れるライムジュースです。

店名は「ご飯を食べる時は幸せになるべき」

さて、観光もしつつどこかでランチでも、となった時のおすすめのお店をご紹介しましょう。このお店は、タイで名門の女子校の脇にあります。その女子高出身者から「学校のそばにいい店がある」と紹介されました。これは期待できます。カオサンからも歩いて行ける距離です。

場所ですが、ラチャダムヌン通りにあるプラスメン小道、このクイーンズギャラリー

を見て左手へ70m程。一見日の丸にも見える、小さな看板が掛かっています。

お店の名前は「ジャキンヤーボン」。タイ語なので覚えにくいですが、意味は「食べる時は愚痴を言わない」です。

このお店のコンセプトとして、「食べる時は何か心に重いものを持たずに食べること。食べる時は幸せになるべき。人生いろいろあるけど、美味しいものを食べて幸せになろう」というものです。

幸せになる食事とは?

まずすべての料理は、注文後調理するので時間がかかります。愚痴などがあれば食事の間でなく、この待ち時間にしましょう。

料理が来るまでの時間、そして食事が始まる前にいろいろ思いのたけをじっくり吐き出してもらうためなのか、椅子は座るだけでリラックスできる映画館の椅子を採用。

お店のマネージャーによると「映画館の椅子はリクライニングとクッション性に優れています。おしゃべりも食事も長時間リラックスできるよう、ご用意しました」。とのこと。

普通のお店は、回転率優先で素早く料理を出してお見送り、次のお客さんに座ってもらい、、、ですが、せわしい日々の中、食事の時は幸せになるべき、というコンセプトを体現しています。こういうところが、ハイソタイ人に受ける要因でしょう。

ハイソが密かに集まるお店

立地環境とコンセプトが合致し、今ではハイソタイ人が週末に密かに集まる場所にもなっています。曜日や時間など約束したわけでもないのに、ぱらりぱらりと集まり、気がついたらタイのハイソが2階に集合、なんてのに遭遇することも。

タイ人ハイソは服や髪型は普通、むしろ垢抜けなかったりスリッパで登場だったりしますが、①英語が流暢②身につけているものはイマイチだけど本人の振る舞いは洗練されている、であればお友達になってみるとよいでしょう。

ここ数年は日本への旅行ブームですので、「日本のあそこへいったことがある?」なんて話をすると盛り上がることでしょう。

彼らは軽食を食べながらスヌーカー(ビリヤードのようなゲーム)で勝負を楽しみ、人と交流してお腹の底から笑うことで、明日へのリセットをするのです。

ハイソが心をリセットをするメニュー

オーナーも、もちろんハイソご出身。「タイ料理でありながらも、垢抜けて美味しいフージョンを」ということで作ったメニューです。今回は「ここに集まるハイソの皆さんがスヌーカーをしながら食べるメニュー」というのを用意してもらいました。

ハイソというと「お金があるから幸せよね」と単純に思われていますが、彼らには彼らなりの悩みや愚痴があります。彼らはどういうメニューを食べながらそれらを解消し、明日へのリフレッシュをしているのでしょうか。

ハイソが心をリセットするメニュー①:スパゲティーゲーンプー、180バーツ 480円相当

南タイのローカル料理である、ターメリックベースのイエローカレー。日本のタイ料理店では、あまり見ないメニューですね。これをスパゲティーと併せた一品です。

こちらは口に入れて瞬間的に辛いのですが、すぐ収まる不思議なスパイシー料理。スパイシーさが消えるのと共に悩みが体の中から消えていくようで、口当たりそして心持ちとしても、食後の食感が非常に心地よいメニューです。ターメリックは美白に効きますので、タイで日焼けした人も食べておきたいメニューです。

ハイソが心をリセットするメニュー②:ピザナーヌア、220バーツ 660円相当

日本でも人気のガパオを具材とし、とろけるチーズをたっぷり載せたピザです。日本ではガパオは白いご飯と目玉焼きというイメージですが、ここではイタリア風に早変わり。こちらもローカルそのままの味で、スパイシー。片手で食べられる気軽さ、冷めても美味しいところがハイソに人気のようです。

辛いものが苦手なら、注文時にスパイス少なめとしても結構ですし、ハイソが楽しんでいる味をそのまま体験したいのなら、飲み物を甘めのチョイスにすると良いでしょう。イタリアンソーダ、80バーツ、240円相当。

タイ人の食の多様性も進み、乳製品も好んで食べるようにもなりました。これはまさに「好きなものを合わせてみた」というものでしょう。そしてクラフトは薄くもなく厚くもなくで、食べ応えがありながらお腹がはち切れるような不快感はもちたくない、というところも抑えています。

好きなものを手軽に美味しく。まさに明日への活力のためのメニューですね。

ハイソが心をリセットするメニュー③:スティーブバーガー、190バーツ 570円相当

スティーブとは、このお店のオーナーの呼び名だそうで、オーナー自らが納得行くまでパテを試作したのだとか。

バーガーは、ヨーロッパ風で具がたっぷり。中のパテは豚を使い、こちらもほんのすこしだけスパイシー。切ってみると、断面図は色もきれいでお野菜もバランスよし。タイ人の美意識が見受けられる、美しくそして美味しいバーガーです。

スパイスは、ほんの少しなので辛いものが苦手な人にもおすすめです。ソースは、マヨネーズベースにバラを配合したという変わりネタ。バラは言われないとわからないぐらいの隠れポイントですが、ソースは甘くポテトとの相性バグツンです。

片手で持ってがぶりとかじりながらスヌーカーを楽しみ、味はタイ風を忘れずちょっぴりスパイシー、野菜も適度に取って健康にもいい。聞くだけで楽しくなるようなハンバーガーですね。

ハイソが心をリセットするメニュー④:タイ風サーモンスパイシーサラダ190バーツ 570円相当

通常はタイで取れるアジ科の魚と合わせることの多い、レモングラスとナムプリックパオという、タイのローカルスパイシーソースを使用しています。

お魚は近年「市民権を得た」というぐらい一般的になった、サーモンで作っています。とろけるような柔らかい身がごろりと入り、一つ食べてはおしゃべりに興じる、そんなタイ人の姿が目に浮かぶような一品です。

暑い中に、スパイスとハーブの組み合わせは体調調整にも役立ちます。冷たいビールと合わせると、食が進むメニューです。タイ料理が苦手な人も是非試してほしい一品。

ハイソが心をリセットするメニュー⑤:ブルーベリーヨーグルト、アイスクリームスタイル、150バーツ 450円相当

濃厚なヨーグルトと、相性のよいブルーベリーソースとを合わせています。スパイスで敏感になった舌にはとてもクリーミーで優しい味わいです。ゆっくりじっくりあれこれしゃべった最後は、心落ち着く甘味で〆、と食事にもストーリーが感じられますね。

レトロなバンコクでハイソと出会えるかもしれないフュージョンレストラン

私たちは一見華やかなショッピングエリアや高層ビルが立ち並ぶ場所を中心街と思いがちですが、ラチャダムヌン通りは100年以上も前に大通りが建設され、王宮や寺院が数多く存在する、昔ながらの本来の意味での中心街です。

通常のツーリストエリアとは違った、レトロなバンコクでハイソと出会えるかもしれないフュージョンレストラン。ワクワクしちゃいますね。

※文および写真はすべてコラムニスト本人のブログより許可を得て転載されています。
※記事内のレートは、2017年5月現在

ジャキンヤーボン

バンコク / カフェ・喫茶店 / アジア料理 / 洋食・西洋料理 / 居酒屋・バー

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※この記事は2017年4月14日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
トラベルライター
元添乗員+前情報誌編集長

元海外旅行添乗員、2002年よりタイに移住。在タイ日本人女性向け情報誌編集長3年していました。

この経歴からお分かりの通り(笑)旅行、グルメ、ホテル、スパ、ショッピング大好きです。

皆さんにバンコク以外の素敵な旅行先、トムヤムクン以外のタイ料理、タイシルク以外のショッピング、など旅行のプロ・添乗員+最新情報大好き・編集長目線をベースにしつつ私のお気に入り、というのを紹介していきます。

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