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国旗にも描かれている世界遺産のアンコールワット

【カンボジア】ラピュタの世界を探検!密林に眠る崩壊した巨大寺院「ベンメリア遺跡」がすごい!!

2018年10月18日更新

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『天空の城ラピュタ』の世界観と話題の「ベンメリア遺跡」。アンコール・ワット遺跡群の一つである、超おすすめ穴場スポットです。ジャングルの中に埋もれ、崩壊された状態のまま残された手付かずの遺跡。かつて寺院だったベンメリアですが、苔が生え、熱帯樹の根や枝が巻き付き、石がバラバラに積み重なった見たこともない光景が目の前に!神秘的な雰囲気が漂う遺跡の中を、探検気分で自由に散策することができます。日本から予約できる現地ツアーもあるので、安心して訪れることができますよ。

この記事の目次表示

ベンメリア遺跡とは

アンコール・ワット遺跡群の一つで、アンコール・ワット遺跡から東へ約50キロ、車で約1時間の所に位置しています。ベンメリアは「花束の池」という素敵な意味を持ち、アンコール・ワットと類似点が多いことから「東のアンコール」とも呼ばれています。

遺跡の存在が明らかになった後も、約30年にも及ぶ内乱の間放置されていました。地雷の撤去が進んだ比較的近年の2001年に一般公開されるようになりましたが、修復作業はなかなか進まず、危険な箇所のみ崩した後はほぼ発見当時のままとなっています。崩壊されたままの手付かずの遺跡ですが、それがまたベンメリアの魅力となっています。

『天空の城ラピュタ』の世界

アンコール・ワット遺跡群の中でもベンメリアは少し離れていることもあり、カンボジアで必須の観光名所として認知されているわけではありません。しかしジブリ映画の『天空の城ラピュタ』に似ている!モデルなのでは!?と話題を呼び、ここ数年でじわじわ人気が出ているスポットです。

観光客は日本人やアジア人が多く、ジブリの影響が大きいことがわかります。現在はアンコール・ワット遺跡巡りの拠点である「シェムリアップ」からの現地ツアーも多く出ており、半日あれば行って戻ってくることができます。


遺跡を探検気分で周ろう

崩壊された寺院

それではベンメリア遺跡に入ってみましょう。ジャングルに囲まれた道を進んでいくと、目の前に迫力満点の瓦礫の山が見えてきます。一気にベンメリアの不思議な世界感に惹き込まれます。

ベンメリアは11世紀末〜12世紀初頭に建設されたヒンドゥー教の寺院とされています。アンコール・ワットに先駆け、アンコール・ワットのモデルとして造られたのではないかと言われていますが、未だに多くの謎が残っています。

木が塀の間を突き抜けるように生えていたり、枝やツタが壁に巻き付いていたりしています。

ベンメリアの寺院が崩壊した原因は、これらの熱帯樹の根の侵食によるものや、紛争によるものと言われています。

更に奥に進むと視界が広がり、奥まで続く瓦礫の山!見たこともない光景に圧倒されてしまいます。

とにかく石の量がものすごく、見上げる程高い位置まで乱雑に積み重なっています。巨人によってなぎ倒されたのでは?と思うほど。

アスレチック気分で探検

こちらは回廊だった部分です。筆者が訪れた際には遺跡の中を自由に散策できたので、なんとこの道なき道を通ることができたんです。

石をよじ登ったりまたいだり、まるでアスレチックのようなスリル満点の探検です。ただ石は重なり合っているだけなので、十分に注意しながらゆっくり進む必要がありました。グラグラしている石も多くあります。

木の板で足場が築かれているところもあり、不安な方はそちらのみ歩いて回ることもできます。

※遺跡保護の観点や観光客の増加に伴って、2018年10月現在、登れない箇所があったり通行禁止区域が出てきています。

美しい遺跡の風景

自然と遺跡が美しく融合し、ラピュタの世界そのものです。映画のシーンを思い出しながら歩きます。

ジブリファンにはたまりませんが、ファンでなくてもこのミステリアスな雰囲気に魅了されてしまうと思います。

木漏れ日がとても美しく、遺跡をより惹き立たせます。

レリーフは良い保存状態で残されています。

こちらは図書室だった建物だそうです。

写真撮影が楽しすぎる!

ちなみにどこもかしこもフォトスポットです。写真撮影を思いっきり楽しんで下さい。塀の上に座ってみたり、柱からひょっこり顔を出してみたり、アンコールワットに比べて観光客も少ないので、他の観光客が映り込むことなく写真を撮ることができますよ!

遺跡に溶け込んでみてくださいね。

遺跡周辺

遺跡周辺は、未だに地雷の撤去が行われているとのことです。それでも地元の人々はその場所で生活をしていて、子供たちが遊んでいる姿もありました。

遺跡からの帰り道、のどかな光景を前に、筆者は色々考えさせられました。

現地ツアーを利用しよう

シェムリアップからタクシーやトゥクトゥク(現地の乗り物)をチャーターして訪れることも可能です。しかし残念ながらぼったくられたり、安全面を考えると個人で行くのはちょっと不安です。

そこでおすすめなのが、日本からネットで申し込める現地ツアー。お値段もお手頃で利用しやすいです。筆者は現地オプショナルツアー予約専門サイトの「VELTRA」を利用しました。

例えば「ベンメリア半日ツアー(35ドル/約3,900円)を申し込むと、シェムリアップで滞在しているホテルまでの送迎付き、日本語対応もありなので、とっても安心ですね。またベンメリア遺跡のみを訪ねるツアーの他にも、他の遺跡や観光名所とセットになったツアーも多くあります。自分にぴったりのツアーを探してみて下さい。

遺跡散策時の注意点

筆者が訪れた際には遺跡内の通行制限はありませんでしたが、常識の範囲内でけがに気を付けながら周りましょう。「遺跡を守る」という気持ちも忘れずに。今後観光客が増え整備されると、立ち入り禁止の箇所も出てくるかもしれません。また、ジャングルなので毒ヘビやサソリなどもいるようです。気をつけてくださいね。


適した服装

もちろん服装は動きやすい格好で!現地で売っているタイパンツを履くと雰囲気が出ておすすめです。荷物は最小限にして両手が動かせるような入れ物に入れ、靴はスニーカーなど脱げにくいもので。軍手があっても良いですよ。

終わりに

いかがでしたか?

ベンメリアは実際に訪れてみると、予想以上の崩壊具合に驚くと思います。まるでテーマパークのセットのようで、これが自然の経過だと思うと信じられません。それでも実際に遺跡の中を歩いてみると、とっても楽しくてわくわくします。

手付かずの遺跡だからこそ、「遺跡を探検する」「遺跡の中に溶け込む」という経験をすることができます。整備された有名遺跡とはまたちょっと違った魅力がありますので、カンボジアを訪れた際には、神秘のベンメリアへの訪問も合わせて計画してみて下さいね。人気が出てきてるとはいえ、まだまだ穴場スポットです!

ベンメリア
シェムリアップ / 遺跡・史跡
住所:Beng Mealea, Angkor Archaeological Park, Cambodia

この記事で紹介されたスポットの地図

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※この記事は2018年6月16日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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この記事を書いたトラベルライター

✿ かわいいと不思議と古いものが好き ✿
旅が人生のモチベーション。年々好奇心だけが向上していく30代。
普段は平凡な社会人。

ひとり旅の魅力を知ってから、画像やテレビを見て「ここ行きたい!」と胸打たれた場所へ。念入りな下調べ、計画は欠かせない慎重派。宿を決めない自由旅は憧れ。

メジャーな場所より、あまり人が行かないスポットに惹かれます。
可愛い街並みはもちろんのこと、
摩訶不思議な光景、大自然、秘境、
古い建築物、遺跡、お城やお寺 etc…

訪れた国は現在27ヶ国、国内は37都道府県。
海外も好きだけど日本も好きです。

主にひとり旅やフリーの旅人を意識して、詳しい記事を心掛けています。
ガイドブックに載っていないようなスポットの魅力や、マイナー情報をお伝えできたらと思います!

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