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【イギリス】『ハリー・ポッター』ロケ地巡り!ファン必見のロンドン近郊完全版!

取材・写真・文:

訪問エリア:41ヶ国

2020年11月6日更新

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写真:Emmy

本場イギリスの『ハリー・ポッター』のロケ地。フォトジェニックなファン必見の名所を、ロンドン、そしてロンドンからアクセス可能なオックスフォード、コッツウォルズからお伝えします。有名な9と3/4番線やホグワーツ魔法魔術学校、そしてハリーの生家など、ガイドブックには載り切れていない盛りだくさんのスポットを、たっぷりの写真と共にご紹介!現地の貴重な情報も交えてますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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ロンドン London

キングスクロス駅 King's Cross Station

9と3/4番線

まずは定番中の定番、ロンドン中心部にあるキングスクロス駅から。ホグワーツ魔法魔術学校行き列車の始着駅になっており、あの9と3/4番線が有名ですね。映画撮影後ホームはリニューアルされてしまったため、現在はこのような形で西コンコースに再現されています。子供はもちろん大人にも、ロンドンの人気写真スポットとなっています。

  • 写真:Emmy

待機しているスタッフが杖やマフラーの小道具を貸してくれるため、みんな思い思いのポーズをとって楽しそうに撮影しています。並ばずに撮影できる早い時間に行くのがおすすめです。下の写真は朝8時過ぎの様子でまだ空いてますが、お昼頃再来した際には行列ができていました。

  • 写真:Emmy

ハリー・ポッターショップ・アットプラットフォーム9 3/4 (The Harry Potter SHOP AT PLATFORM9 3/4)

隣の公式グッズショップには、オリバンダー杖店を模した店内に貴重なレプリカやたくさんのグッズが並んでいます。見るだけでも楽しめる、ファンにはたまらないお店です。

  • 写真:Emmyここでしか買えないハリポタグッズがたくさん
  • 写真:Emmyハリーポッターの杖

ちなみに「秘密の部屋」でハリーとロンが乗った空飛ぶ車フォードアングリアが横切った駅外観は、隣接するセントパンクラス駅が使われています。ゴシック様式の教会を思わせる佇まいが素敵な駅ですので、こちらもチェックしてみて下さいね。

【見学情報】
スタッフが撮ってくれた写真を隣のショップで購入することができます。もちろん自分のカメラでも撮影できます。
・料金:見学、撮影は無料
・時間:個人での写真撮影可能時間 6:00‐24:00 (ただし早すぎるとカートが出てないこともあるようです)
・ショップスタッフ待機とショップオープン時間:月~土8:00‐22:00 日9:00~22:00
・アクセス:キングスクロス駅西コンコース 9~11番線近く
キングスクロス駅
ロンドン / 駅・空港・ターミナル
住所:Euston Road, London, Greater London N1 9AL イギリス地図で見る
セントパンクラス駅
ロンドン / 駅・空港・ターミナル
住所:Euston Rd, Kings Cross, London N1C 4QP イギリス地図で見る

レドンホールマーケット Leadenholl Market

ロンドン中心部にあるレドンホールマーケット。ここは「賢者の石」でハリーとハグリットがダイアゴン横丁へ行く前に通った場所です。ロンドン最古のアーケード付き商店街となっており、重要文化財建築に指定されています。絢爛華麗な装飾がとても美しく、ファンでなくても必見スポットです。

  • 写真:Emmy

マーケットにはいくつかの路地があり、ちょっと複雑な造りになっています。見つけにくいですが脇に入った路地にあるこの青い扉。見覚えありませんか?ダイアゴン横丁に繋がるパブ「漏れ鍋」の入り口です。ここから魔法界に行けちゃうかも?

  • 写真:Emmy
【見学情報】
・料金:無料
・時間:マーケットの通行は24時間可能 各店の営業時間は店舗毎に異なる
・アクセス:地下鉄駅Bank駅やMonument駅から徒歩6分程度
レドンホールマーケット
ロンドン / 商店街
住所:Gracechurch Street, London EC3V 1LR地図で見る

バラマーケット Borough Market

ロンドンの数あるマーケットの中で、一番歴史と人気があるのがロンドンブリッジ駅のすぐ傍にあるバラマーケットです。高架下を利用したおしゃれなマーケットはいつも多くの人で賑わい、食材にこだわったグルメを思う存分に楽しめます。

  • 写真:Emmyおしゃれなバラマーケット
  • 写真:Emmyオーガニック食品も多くあり、観光客でにぎわいます

ロケ地はマーケット内ではないですが、マーケット入り口に隣接するストーネイストリート(Stoney Street)が「アズカバンの囚人」のナイトバスのシーンで登場しました。ロンドンらしいレンガ造りの通りはとても雰囲気があり、マーケットを楽しんだ後にぜひ歩いてみて下さいね。

漏れ鍋の内部の撮影は、ストーネイストリート沿いの角のお店マーケットポーターパブ(The Market Porter)で行われたようです。お花の装飾がかわいい外観で、一度は入ってみたいイギリスらしいパブです。

【見学情報】
・時間:月~木10:00‐17:00 金10:00‐18:00 土8:00‐17:00 日休み
・アクセス:ロンドンブリッジ駅からすぐ
マーケット・ポーターパブ
イギリス / 居酒屋・バー
住所:9 Stoney St. London, United Kingdom地図で見る
Web:https://www.themarketporter.co.uk/
バラ・マーケット
ロンドン / 商店街
住所:8Southwark Street, London SE1 1TL, England地図で見る
Web:http://www.boroughmarket.org.uk/

オックスフォード Oxford

クライストチャーチカレッジ Christ Chuch

ロンドンから列車で約1時間、大学の街オックスフォードには約40もの大学がありますが、中でも有名なのがクライストチャーチカレッジ。伝統ある大学で、200年の歴史の中でイギリス首相を10人以上も輩出してるとのことで驚きです。さらに言わずと知れた有名な理由があります。

  • 写真:Emmyクライストチャーチカレッジ

美しすぎるホグワーツの食堂

グレートホールという実際に学生が利用している食堂は、ホグワーツ魔法魔術学校の大広間のモデルとなっており、まさにハリー・ポッターの世界。ここに立った瞬間、ファンなら言葉で表せないほどの感動に包まれるはず。

  • 写真:Emmy

組み分けシーンやクリスマスの楽しい食事の場面など、ホグワーツを代表する場所です。

  • 写真:Emmy

たくさんの肖像画が並びまるで美術館のような美しさ。毎日ここで食事をとるのが学生にとって日常なんて、とても羨ましい限りです。平日の学生のランチタイムやイベント時は見学が出来ないのでご注意を。

要チェック情報!大学に宿泊できる!?

しかし見学の時間を気にしなくていい方法もあります!なんと、実際にこの食堂で朝食をとれるという夢のような経験ができるのです!オックスフォードの大学の寮に宿泊できるシステムがあり、もちろん空きがあればクライストチャーチカレッジも。筆者が泊まった寮は、シャワートイレ付きの個室にタオルやアメニティもついており、普通のホテル同様でした!

  • 写真:Emmy筆者が泊まった学生寮外観
  • 写真:Emmy寮の部屋はとても広い

グレートホールで最高の朝食を!

朝一番にこの食堂に足を踏み入れ、ダンブルドアが座っていた場所からグレートホールを眺めてみる。そしてこの美しすぎる空間で優雅にイングリッシュブレックファストをいただく。本当に幸せで贅沢な時間です。始終ふわふわと夢心地で、あまり覚えておりません(笑)

  • 写真:Emmy朝食時のテーブルセッティング
  • 写真:Emmyこの空間でフルイングリッシュブレックファストを楽しめる

朝早く静かな時間を味わうのもいいですし、学生達と肩を並べて食べるのもまた貴重な経験ですね。ぜひオックスフォードに訪れる際はこんな旅計画をしてみて下さい。

ホグワーツ魔法魔術学校の階段

この食堂へ続く階段も、ホグワーツの撮影で使われました。16世紀に造られたもので天井の装飾が美しいです。

  • 写真:Emmy

初めてハリー達がホグワーツへ来た際、マクゴナガル先生がここに立っていましたよね。シリーズを通してよく出てきた階段です。

  • 写真:Emmy
【見学情報】
・料金:2月〜6月、9月〜12月大人8£ (約1,100円) 、7月〜8月大人10£ (約1,400円)
※大学内のホールや教会など見学可
・時間:月曜〜土曜10:00 - 17:00 日曜14:00 - 17:00 最終入場16:15
※ホールは見学不可の時間帯があるため必ず大学HPで時間をご確認ください。
・宿泊:HPから予約可能。(Menu⇒Visitors⇒Bed&Breakfast) 
※いくつか棟があり、棟にもよりますが朝食付きで一泊1万程度。
オックスフォード大学 クライストチャーチカレッジ
イギリス / その他スポット
住所:イギリス 〒OX1 2JD オックスフォード地図で見る
Web:https://www.chch.ox.ac.uk/

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この記事を書いたトラベルライター

✿ かわいいと不思議と古いものが好き ✿
~トラベルライターアワード受賞歴~
2018年間 “審査員特別賞”
2019上半期 “国内記事部門・フォトジェニック賞”
2019年間 “海外記事部門・アクセストップ賞”
2020年間 “海外記事部門・フォトジェニック賞”
2021年間 “国内記事部門・フォトジェニック賞”をいただきました

旅が人生のモチベーション。年々好奇心だけが向上していく30代。

一人旅の魅力を知ってから、国内外問わずフリーの一人旅に出ています。念入りな下調べ、計画は欠かせない慎重派。宿を決めない自由旅は憧れ。

メジャーな場所より、あまり人が行かないスポットに惹かれます。

可愛い街並みはもちろんのこと、
摩訶不思議な光景、大自然、秘境、
古い建築物、遺跡、お城やお寺 etc…

訪れた国は現在41ヶ国、国内は44都道府県。
海外も好きだけど日本も好き。

主に一人旅やフリーの旅人を意識して、詳しく正確な記事を心掛けています。

※2020年12月にトリップノートさんよりインタビューを受けました。興味がある方はサイト内の「トラベルライターインタビューVol.3」をご覧ください。

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