長野県の北西部にある人口約9,000人の村、白馬村。雄大な北アルプスの麓に位置する村で、平成10年(1998年)に開催された長野オリンピックではスキーのジャンプ競技が行われたことでも有名です。冬季はスキー場のメッカとして日本のみならず世界中からスキー客が集まる白馬村ですが、同時にこれぞ信州!というような素晴らしい北アルプスの展望を村内のあちこちで楽しむことの出来る美しい村でもあります。今回は、そんな白馬村にある北アルプスの絶景スポット・大出の吊橋について紹介していきたいと思います。
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これが信州が誇る北アルプスの絶景だ!
目の前にそびえる美しい北アルプスの雄大な山並みと、手前を流れる清く透き通った姫川の流れ。こちらが信州を代表する絶景スポットの大出の吊橋です!大迫力の眼前に立ちはだかる北アルプスの山は“白馬三山”と呼ばれる3,000m級の山々。
少し尖った形をしている白馬鑓ヶ岳(標高2,903m)から順に杓子岳(=標高2,812m)、白馬岳(=標高2,932m)です。ちなみに、白馬村(はくばむら)の最高峰でもある白馬岳は、「はくばだけ」ではなく、「しろうまだけ」と読みます。
そして、写真中央に見えるのが大出の吊橋です。今回紹介している大出の吊橋は、吊り橋からの眺めがウリなのではなく、素晴らしい北アルプスの山並みを背景にして、吊り橋を含めた冒頭の写真のような構図で撮影をするのがベストショット!
大出の吊橋周辺は、大出公園として広場や遊歩道なんかも整備されていますので、ぜひとも吊り橋越しの美しい北アルプスの絶景を思う存分カメラに収めていきましょう。
四季折々の風景が美しい大出の吊橋
四季折々の風景もとても素晴らしい大出の吊橋。春は公園に咲き乱れる桜とともにまだ残雪多く残る真っ白な北アルプスのコラボレーションを楽しむことが出来ます。そして新緑から初夏のシーズンにかけては、標高の高い北アルプスの山のてっぺんには残雪が残り、これこそ信州!といった美しい山の景色を楽しむことが出来ます。
秋の三段紅葉が彩る大出の吊橋の風景ももちろん素晴らしいですが、厳しい冬の季節に眺める大出の吊橋からの景色もお見事!冬場の天気の良い晴れた日には、目の前に見える白馬三山から雪煙が山頂を覆い尽くす様子がとても幻想的で、どの季節もおススメです。
大出の吊橋へのアクセス!
姫川を挟んで北アルプスの山々を一望出来るのがウリの大出の吊橋は、白馬八方尾根スキー場などがある白馬村の観光エリアの中心からは少し外れた大出地区にあります。
長野自動車道の安曇野ICなどから国道148号線を北上してアクセスする場合には、JR白馬駅を過ぎて国道406号線を折れ、姫川を渡って鬼無里方面へと抜ける峠道の手前に公園へと降りる側道がありますので、そちらを左折します。
大出の吊橋がある大出公園には、20台程度の車を停車することの出来る駐車場が整備されていますので、そこから車を降りて、美しい北アルプスの景色を楽しみましょう!
北アルプスの山に登って眺める景色も絶景!
今回の美しい北アルプスの展望を望む大出の吊橋を巡る旅はいかがでしたでしょうか?村の麓から眺める北アルプスの景色も大変素晴らしいですが、反対に、アルプスの山から麓を見下ろす景色が楽しめるのが、白馬村のもう1つ魅力!
冬季は全てスキー場としてオープンする白馬村の山麓には、それこそ数多くのリフトやゴンドラが山頂へ向かって整備されています。グリーンシーズンは頂上からの絶景を楽しめるのをウリにして、営業を行っているリフトやゴンドラもたくさんありますので、そちらの景色もあわせて楽しんでみると良いでしょう。