白馬村(北安曇郡)

北アルプスの美しい絶景を眺めるならココ!白馬・大出の吊橋を巡る旅

取材・写真・文:

訪問エリア:47都道府県

2021年10月11日更新

4,539view

お気に入り

長野県の北西部にある人口約9,000人の村、白馬村。雄大な北アルプスの麓に位置する村で、平成10年(1998年)に開催された長野オリンピックではスキーのジャンプ競技が行われたことでも有名です。冬季はスキー場のメッカとして日本のみならず世界中からスキー客が集まる白馬村ですが、同時にこれぞ信州!というような素晴らしい北アルプスの展望を村内のあちこちで楽しむことの出来る美しい村でもあります。今回は、そんな白馬村にある北アルプスの絶景スポット・大出の吊橋について紹介していきたいと思います。

この記事の目次表示

これが信州が誇る北アルプスの絶景だ!

  • 大出の吊橋から見る北アルプスの絶景

目の前にそびえる美しい北アルプスの雄大な山並みと、手前を流れる清く透き通った姫川の流れ。こちらが信州を代表する絶景スポットの大出の吊橋です!大迫力の眼前に立ちはだかる北アルプスの山は“白馬三山”と呼ばれる3,000m級の山々。

少し尖った形をしている白馬鑓ヶ岳(標高2,903m)から順に杓子岳(=標高2,812m)、白馬岳(=標高2,932m)です。ちなみに、白馬村(はくばむら)の最高峰でもある白馬岳は、「はくばだけ」ではなく、「しろうまだけ」と読みます。

そして、写真中央に見えるのが大出の吊橋です。今回紹介している大出の吊橋は、吊り橋からの眺めがウリなのではなく、素晴らしい北アルプスの山並みを背景にして、吊り橋を含めた冒頭の写真のような構図で撮影をするのがベストショット!

  • 写真:てっぴい大出の吊橋周辺の遊歩道を散策するのも楽しい

大出の吊橋周辺は、大出公園として広場や遊歩道なんかも整備されていますので、ぜひとも吊り橋越しの美しい北アルプスの絶景を思う存分カメラに収めていきましょう。

四季折々の風景が美しい大出の吊橋

  • 桜と大出の吊橋

四季折々の風景もとても素晴らしい大出の吊橋。春は公園に咲き乱れる桜とともにまだ残雪多く残る真っ白な北アルプスのコラボレーションを楽しむことが出来ます。そして新緑から初夏のシーズンにかけては、標高の高い北アルプスの山のてっぺんには残雪が残り、これこそ信州!といった美しい山の景色を楽しむことが出来ます。

  • 写真:てっぴい冬の大出の吊橋

秋の三段紅葉が彩る大出の吊橋の風景ももちろん素晴らしいですが、厳しい冬の季節に眺める大出の吊橋からの景色もお見事!冬場の天気の良い晴れた日には、目の前に見える白馬三山から雪煙が山頂を覆い尽くす様子がとても幻想的で、どの季節もおススメです。

大出の吊橋へのアクセス!

姫川を挟んで北アルプスの山々を一望出来るのがウリの大出の吊橋は、白馬八方尾根スキー場などがある白馬村の観光エリアの中心からは少し外れた大出地区にあります。

長野自動車道の安曇野ICなどから国道148号線を北上してアクセスする場合には、JR白馬駅を過ぎて国道406号線を折れ、姫川を渡って鬼無里方面へと抜ける峠道の手前に公園へと降りる側道がありますので、そちらを左折します。

大出の吊橋がある大出公園には、20台程度の車を停車することの出来る駐車場が整備されていますので、そこから車を降りて、美しい北アルプスの景色を楽しみましょう!

大出公園
白馬村(北安曇郡) / 公園
住所:長野県北安曇郡 白馬村北城大出地図で見る

北アルプスの山に登って眺める景色も絶景!

今回の美しい北アルプスの展望を望む大出の吊橋を巡る旅はいかがでしたでしょうか?村の麓から眺める北アルプスの景色も大変素晴らしいですが、反対に、アルプスの山から麓を見下ろす景色が楽しめるのが、白馬村のもう1つ魅力!

  • 写真:てっぴい白馬五竜・地蔵の頭から眺める麓の景色

冬季は全てスキー場としてオープンする白馬村の山麓には、それこそ数多くのリフトやゴンドラが山頂へ向かって整備されています。グリーンシーズンは頂上からの絶景を楽しめるのをウリにして、営業を行っているリフトやゴンドラもたくさんありますので、そちらの景色もあわせて楽しんでみると良いでしょう。

地蔵の頭
白馬村(北安曇郡) / 自然・景勝地 / 紅葉
住所:長野県北安曇郡白馬村神城地図で見る
大出の吊橋
白馬村(北安曇郡) / 自然・景勝地 / 橋 / 吊り橋
住所:長野県北安曇郡白馬村北城大出 大出の吊橋地図で見る
電話:0261-72-7100

白馬村(北安曇郡)の旅行予約はこちら


この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

この記事を書いたトラベルライター

日本全国を駆け巡る国内旅行専門の旅ブロガー
どうもみなさまこんばんは。個人で「日本全国旅そうだんBlog」という旅ブログを営んでいるてっぴいと申します。関東在住の20代で、休日や祝日は主にサイクリングやドライブを通じて西へ東へ飛び回っています。学生時代には自転車の荷台にテントや寝袋などの荷物を山ほど積んで、2週間や3週間、長期の旅に出掛けていたこともありました。現在はドライブや旅先でのサイクリングが中心ですが、そんな私が今まで見てきたこと、体験してきたこと全てひっくるめて、国内旅行の魅力について紹介していけたらと思いますので、よろしくお願いします。
http://cyclingtour587.blog.fc2.com/

埼玉県唯一の「日本の滝百選」!丸神の滝の絶景に出会う旅

皆様は「丸神の滝」という滝をご存知でしょうか?埼玉県小鹿野町にある落差76mの滝で、埼玉県では唯一「日本の滝百選」にも選ばれています。両神山の麓、いわゆる秩父の...


“滝の始まり”を見ることが出来る?!奥日光・湯滝の魅力

奥日光にある湯滝。日本三名瀑にも数えられ、言わずと知れた日光・華厳の滝や、鮮やかな紅葉が大変素晴らしい竜頭の滝と並んで、「奥日光三名瀑」に数えられる美しい滝です...


【千葉】南房総絶景夕焼けスポット!多田良海岸&北条海岸

千葉県南房総市にある多田良海岸と館山市の北条海岸。ともに夏の海水浴シーズンには多くの海水浴客で賑わう場所ですが、西側が海に開けた絶好の夕焼けスポットです!今回は...

本州から!九州から!美しい関門橋の景色に感動する関門海峡の旅

本州と九州との間を隔てる関門海峡。最も距離の短い所だとその間わずか700m弱しかありませんが、本州と九州とを結ぶ連絡橋として昭和48年(1973年)11月14日...

【和歌山】日本三名瀑!那智の滝と世界遺産・熊野古道大門坂を巡る旅

紀伊半島の南部、和歌山県那智勝浦町にある那智の滝。熊野灘に面する海岸沿いから、およそ5kmほど内陸に入った紀伊山地の深い山の中に位置する滝です。茨城県大子町にあ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります