アイスランドで1、2を争う超人気スポットといえば、世界最大の露天風呂とも言われるブルーラグーンです。ミネラルを豊富に含む乳白色の海水は名前の通り、うっとりするようなミルキーブルー。このブルーラグーンの魅力と、最高にリラックスするために抑えておきたいポイントを解説します。
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ブルーラグーンって?
アイスランドの首都レイキャビクから車で50分ほどの所にあるブルーラグーンは、ミネラルたっぷりの海水でできた巨大露天風呂です。
地熱発電所を作ったことで偶然できた水たまりがはじまりで、肌にいいという評判がたちまち広まり、癒しを求めて人々が集まるようになったそうです。徐々に設備が整備され、今では立派なリラックススペースやサウナ、ホテルにレストランもある、アイスランドの超人気スポットとなりました。
行く前に知っておきたいポイント
事前の予約が絶対おすすめ、というよりむしろ必須!!
アイスランド観光の合間で、気が向いた時に立ち寄りたいブルーラグーンですが、超人気スポットなので、事前に予約をしないと入るのはほぼ不可能です。
シーズンや、時間によって、本当にラッキーであれば飛び込みで入場可能の場合もあるかもしれませんが、1時間刻みで入場できる人数を制限しているので、とにかく早めに予約してください。
時期によりばらつきはありますが、前日に予約すればいいやと思っていると手遅れです。翌日の予約はいつ見てもほぼ完売ですし、2週間先でも日中の行きやすい時間はごっそり完売になっていたりするので、スケジュールが固まり次第、とにかく早く予約しましょう。
予約はブルーラグーンのウェブサイトを通じて簡単にできます。
まずはチケットの種類を選ぼう
予約の際に最初に選ぶのが、チケットの種類です。一番シンプルで安いのが、Standardですが、このプランでも名物のシリカの泥パックはできるので安心してください。
さらにレンタルタオルと1ドリンク、海藻パックがついているComfort、追加でレンタルバスローブやスリッパ、レストランで食事をした際のスパークリングワインがついてくるPremium、それに加えて個室の更衣室や専用ラウンジが使え、スキンケアサンプルがもらえるLuxuryがあります。
タオルを持参できるのであれば、おすすめは一番シンプルなStandardです。飲み物の中で一番高いスパークリングワイン(1480ISK/約1,520円)と海藻パック(400ISK/約410円)を追加で払ってもPremiumより100ISK(約100円)ぐらい安くすみます。
タオルは必須なので、タオルを持っていかれない方は、Premiumもお得ですが、飲み物もいらないし、海藻パックにも興味ないという方は、700ISK(約720円)でタオルだけを借りることもできるので、やっぱりStandardがおすすめです。
日付と時間を選ぼう
チケットの種類を選んだら、次は日付と時間を選びましょう。選ぶのは入場する時間です。時間制限はないので、1度入ったら何時間でもいられます。
追加でマッサージやトリートメントを受けて、レストランでゆっくり食事を楽しむなら、1日いてもいいと思いますが、そうでなければ半日もあれば十分楽しめます。逆にどんなに時間がなくても、着替えの時間もあるので、2時間はいないともったいない気がします。
施設内のレストランは、コース料理があるようなしっかりとしたレストランで、値段はお高めです。
サンドイッチなど、軽食を売っているスタンドもありますが、やはりこちらも値段はお高めなので、節約派はランチをすませてから来て、お腹が空いたら帰るのがいいでしょう!
日没の時間にもよりますが、綺麗なブルーが見える明るい時間に来て、ライトアップされて雰囲気がある暗い時間までいるのも楽しいですよ。
ブルーラグーンへはどうやっていく?
ブルーラグーンはレイキャビク市内から車で50分、空港からは車で20分の所にあります。レンタカーがある方はレンタカーが一番安くて手軽ですが、そうでない方はホテルにピックアップに来てくれるバスを予約しましょう。チケットを予約する際に、バスの予約もすることができます。
送迎バスはホテルピックアップ後、一旦バスターミナルに向かい、そこでブルーラグーン行きの別のバスに乗り換える仕組みです。ホテルでのピックアップ時間は、ブルーラグーン行きバスの、バスターミナル出発30分前です。
ブルーラグーンへはバスターミナルからおよそ50分かかりますので、予約したブルーラグーン入場の1時間前にバスターミナルを出発するバス(=入場時間の1時間半前にホテルにピックアップしてもらえるバス)を選びましょう。
ブルーラグーンと空港の送迎バスもあるので、空港到着後や出発前にブルーラグーンに行くようスケジュールを組めば、空港とホテル往復とブルーラグーンとホテル往復のバス代を払うより、ちょっと節約できます。
何を持っていけばいい?
有料で借りることもできますが、水着はお忘れなく!Standardチケットにした方は、タオルも必須です。また更衣室でも露天風呂の周りでも、ビーチサンダルがあるととても便利です。
夏は日差しが強いので、サングラスや場合によって日焼け止めもあったほうがいいかもしれません。
シャンプーやコンディショナー、ボディーローション、ドライヤー、綿棒、コットンは完備されているので、安心です。