北欧アイスランドは、ヨーロッパの北西端に位置する島国です。国名から氷だらけの寒そうなイメージを持ちますが、意外にも暖流の影響で冬でもわりと温暖です。日が暮れない白夜シーズンの夏は遅くまで明るく、雄大な自然が見どころのアイスランドは、1度は滞在しておきたい国のひとつです。まるで火星のようなワイルドな大地に人々は暮らし、火山からの恩恵を受けて温泉や海産物に恵まれ、そして手工芸が盛んです。今回はアイスランドで出会えるお土産10選をお届けします。どれもユニークで珍しいものばかりですよ!
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1.パッケージも素敵なチョコレート
アイスランドには、海の塩を使ったチョコレートをはじめ、様々なブランドから素敵なフレーバー、パッケージの美味しいチョコレートが販売されており、よいお土産になります。
中でもHand Crafted Chocolateと銘打って販売しているのがOMNOMというブランドです。1枚1,489クローナ(約1,500円)しますが人気のSea Salt味をはじめ、カカオ含有量の違いを楽しめる10種類程度のチョコレートがあり、選ぶのも楽しい商品です。
また、スーパーマーケットに行くとより安く多くの種類のチョコレートを買い求めることができます。相場はさすが物価の高いアイスランド、1枚600円程度ですが、濃厚なミルク味をベースに、様々なメーカーから多くの種類が出されているのでお土産にぴったりです。
2.魚の皮を使った商品
アイスランドならではのユニークな商品も多くありますが、中でも注目したいのがアイスランドの資源である海の生き物の皮を使った商品!
サーモンの皮を使った'布'でできた鞄は、3万円前後と高価ですが、ひとつひとつアーティストが作っている1点モノです。
なかなか鞄までは・・・という方には、アイスランドの画材屋さんで販売されている魚の皮がおすすめです。大きさによりますが1枚2,000円前後で購入できます。小物入れなどを自作するのも面白いと思います。壁に貼ったりしてもいいので、珍しいお土産になること間違いありません。
また、魚まるごと1匹使った商品として照明はいかがですか?魚の皮はしっかりと乾燥されており、かつ丈夫です。部屋の個性的なアクセントにもなりますよ。
クラフト文化が根付くアイスランドで、ぜひ手に取ってみたい商品です。
3.溶岩で作ったキャンドル立て
アイスランドは言わずと知れた火山の国!したがってブルーラグーンなどの温泉も人気なのですが、火山国ならではの溶岩を使った商品が多くあります。
中でもゴツゴツした溶岩でつくられたキャンドル立ては、アイスランドの雄大な自然が目に浮かぶような一品です。小さなキャンドルがすっぽりと入る大きさで、ずっしりとしており、なんとも存在感があります。
首都レイキャビクにあるお土産物屋さんではだいたい取り扱いのある人気商品なので、ひとつひとつ微妙に異なるキャンドル立て、お気に入りを見つけてみませんか?
4.アイスランドの氷をイメージしたガラス製品
アイスランドと聞いて思い浮かぶのは、やはり国名の通り「アイス=氷」ではないでしょうか?実は首都レイキャビク周辺では、冬であっても大きな氷山が海に浮いているような、ザ・アイスランド的な風景を見ることはできません。
しかし、南東部にあるヨークルサルロンを中心としたエリアをはじめ、人の手が入ることなく古代から氷で覆われたエリアでは氷山を見ることができます。
そんなアイスランドの氷国らしい作品をガラスで表現した作品は、お土産としてぴったりです。暗く冬の長い北欧ではキャンドルを灯すのが一般的です。そこで、氷を模したキャンドル立てはいかがでしょうか?
また、量産できない個性的なものをお探しであれば、海の深さまでも表現した一品もあります。値は少々張りますが、アイスランドの自然風景そのものが巧みに表現されています。
5.アイスランドの最も活動的な火山周辺の空気缶!
アイスランド土産は珍しいものが色々とありますが、アイスランドの新鮮な山の空気缶はいかがですか?ひときわ個性の光るお土産です。
アイスランド南部に位置し、国内で最も活動的な火山であるヘクラ山(Hekla)で採取された空気(1缶約1,000円)。ぜひアイスランドの空気を持ち帰って、その違いを味わってみませんか?甘い空気なのか、ちょっと冷たいのか、土や硫黄のようなにおいがするのか、どんな空気なのか気になりますよね。