アイスランド
アイスランド観光
火と氷の国で雄大な自然を満喫したい

オーロラを見るならアイスランドが超おすすめな理由と鑑賞のコツ!

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年9月6日更新

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写真:トラベルライター

自然が織りなす感動的な光のショー、オーロラ。一生に一度は自分の目で見てみたいですよね。オーロラは、北極・南極の周りに広がるオーロラ帯と呼ばれるエリアで見ることができますが、なんとアイスランドは、国全体がオーロラ帯(しかも中心!)なんです。オーロラを見るならアイスランドが超おすすめな理由と、オーロラを思いっきり楽しむためのポイントお伝えします。

この記事の目次表示

オーロラ見るならアイスランドが超おすすめな理由

国全体がオーロラ帯

  • 写真:トラベルライターアイスランドの景色

オーロラは、緯度60〜70度付近の、北極圏、南極圏をぐるっと楕円状に取り囲むオーロラ帯と呼ばれるエリアで鑑賞できます。カナダのイエローナイフ、ノルウェーのトロムソなどオーロラ鑑賞で有名な場所は他にもありますが、アイスランドのすごいところは国全体がすっぽりオーロラ帯に入っているところ。

他の国では首都はオーロラ帯に入っていないため、オーロラを見るためには遠く離れた町まで移動しなくてはいけませんが、アイスランドなら首都のレイキャビクでもオーロラを見ることができます!

オーロラシーズンは9月の初旬から3月、4月頃までなので、この時期にアイスランドに滞在される方は、ぜひ夜空を見上げてみてください。ホテルを出てふと空を見上げたら、オーロラが出ているなんてこともありますよ。

実はそんなに寒くない

  • 写真:トラベルライター冬のアイスランドのビーチ

名前が氷の国だけに、氷だらけで極寒のイメージがあるアイスランドですが、実は冬はあまり寒くないんです。

夏の平均最高気温は、10度程度と日本よりかなり涼しいですが、冬は1番気温が低い1月でも、平均の最低気温が-3度程度と、カナダのように、-20度や-30度なんてびっくりするほど気温が低くなることはありません。オーロラは見たいけど、寒いのが苦手という人にアイスランドはぜひおすすめです。

オーロラ以外にもお楽しみが盛りたくさん

オーロラ以外にも、楽しいことが盛りだくさんなのがアイスランドのいいところ。

他の国では、基本的にオーロラが見える町や村に滞在し、日中は犬ぞりなど寒い地域ならではの体験をしたり、宿泊先の施設でまったり過ごしたりすることになりますが、アイスランドならどこでもオーロラが見えるので、日中は観光を思う存分楽しむことができます。

  • 写真:トラベルライターブルーラグーン
  • 写真:トラベルライターレイキャビクの街

有名な温泉ブルーラグーンに行ってもよし、定期的に水が吹き出す間欠泉で有名なゴールデンサークルに行ってもよし、レイキャビクのお洒落な街を散策してもよし、アウトドアアクティビティーで自然を満喫してもよし、何日滞在しても飽きることはありません。

もちろん氷河ハイキングなど、寒い地域ならではの体験もできます。万が一天候が悪くてオーロラが見えなくても、見どころがたくさんで、充実した旅になるので安心してください。

ブルーラグーン
アイスランド / 温泉
住所:Nordurljosavegur 9, 240 Grindavík,Iceland地図で見る
電話:420-8800
Web:http://www.bluelagoon.com/

オーロラを見るためのコツは

オーロラツアーに参加しよう

レイキャビク市内からでもオーロラを見ることはできますが、街の明かりが届くところだと、オーロラが見えづらいので、オーロラを鑑賞するならオーロラツアーに参加するのがおすすめです。

もちろん雲の位置などの天気予報を見て、オーロラが見えそうなスポットに自分で行くことも可能ですが、ツアーに参加すると地元をよく知るガイドが、その時の天気やオーロラの状況を判断して、最もオーロラが見えそうなところに連れて行ってくれます。

  • 写真:トラベルライターCopyright astronomer1@ntlworld
  • 写真:トラベルライターCopyright astronomer1@ntlworld

たくさんの会社が様々なオーロラツアーを開催しており、少人数のグループを売りにしているもの、カメラの三脚貸し出し付きのもの、クルーズに出て船の上からオーロラを鑑賞するもの、他の観光がセットになっているものなどいろいろです。

ツアーを選ぶ時には、是非オーロラが見えなかった場合の返金や対応について注目してください。オーロラが見えなかった場合、もう一回だけ無料で参加出来るもの、見えるまで何回でも同じツアーに参加出来るもの、夕食やクルーズなどとセットのため見えなくても返金がないものなどいろいろあります。

天候によってツアー自体がキャンセルになることもありますし、ツアーが開催されても残念ながらオーロラが見えないことあることを覚悟した上で、ツアーを選んでみてください。

参考までに、筆者オススメのツアーはTREXのノーザンライツツアーです。

大型バスでオーロラが見えるスポットに連れて行ってくれるツアーで、オーロラが見えなければオーロラが見えるまで何回でもツアーの振替が可能です。オーロラと人を一緒に撮るのはなかなか難しいのですが、オーロラをバックにした記念写真を無料で撮ってデータでくれるサービスがあるのもうれしいポイントです。

上手にスケジュールを組もう

自然現象なので、残念ながら見られないこともあるオーロラ。見る確率を上げたいのであれば、とにかく長くアイスランドに滞在することです。旅行会社もオーロラが目的なら、5泊以上することを勧めていました。

とはいえ取れる休みには限りがありますし、宿泊数はそんなに簡単に増やせませんよね。限られた時間の中でオーロラを見るチャンスを増やしたいのであれば、上手にスケジュールを組むことが大切です。

  • 写真:トラベルライターCopyright TREX

せっかくオーロラが出ているのに、室内や視界が悪いところにいてはもったいないので、レストランやショーなど夜の室内系アクティビティは雨の日や、オーロラを見られてからにとっておきましょう。

オーロラツアーは時期にもよりますが、大体夜8時〜9時頃にホテルピックアップとなることが多いので、日中の予定が長引いてピックアップに間に合わず、ツアーに参加できなかったなんていうことがないように、日中の予定も上手く調整してください。

またオーロラが見えるまでは、毎日オーロラツアーに参加出来るように、夜8時以降の予定は空けておくとよいでしょう。

ホテルに戻るのが夜になる1日ツアーの場合は、オーロラハンティングが付いているものも多いので、同じ内容のツアーなら、オーロラハンティングが付いているものを選ぶか、オーロラツアーの時間までにホテルに帰ってこられるツアーを選ぶのがおすすめです。

オーロラツアーからホテルに帰ってくるのは深夜になるので、毎日朝からびっしり予定を入れていると体力的にも辛くなってくるので、その点も気をつけてみてください。

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