「阪九フェリー」は福岡県の新門司港~大阪府泉大津港・兵庫県神戸港へそれぞれ航路を持つフェリー運行会社です。今回の記事では、新門司港~泉大津港間を航行する「ひびき」の船内の様子をご紹介します!
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阪九フェリーとは
「阪九フェリー」は福岡県新門司港から、大阪府泉大津港・兵庫県神戸港にそれぞれ航路を持つフェリーの運行会社で、この記事で紹介するのは新門司~泉大津の航路です。新門司~泉大津航路に充当されるフェリーは、2014年に新しく造船された「いずみ」か「ひびき」。どちらもまだ綺麗で新しく、デザインも美しいスマートな内装です。
また、タイトルにもある通りこの航路では瀬戸内海を横断します。ですので瀬戸大橋に架かる名橋「来島海峡大橋」や「瀬戸大橋」「明石海峡大橋」を全て下から見上げることができます!
運行ダイヤについて
運行ダイヤは終日以下のダイヤとなっています。どちらの方面も夜に出発し船内で一泊したのち、朝に目的地に到着します。
- 新門司港発 17:30 → 泉大津港着 翌6:00
- 泉大津港発 17:30 → 新門司港着 翌6:00
フェリー内の紹介
フェリー内には客室やロビーはもちろんのこと、レストランや大浴場・売店なども備わっています。一夜をフェリーで過ごすにあたって、不便なことはほとんどありません。ここからはフェリー内の施設を紹介していきます。
エントランスロビー
乗り込んでまず最初に目に入ってくるのがこちらのロビーです。3フロア分の吹き抜けになっており、ここから様々な施設へ行くことができます。中央部分にはテレビが備え付けられています。
客室
こちらはスタンダード洋室の客室です。16人1部屋のドミトリーのようなタイプでレディースルームもあります。客室の等級は個室でバスやトイレ・テレビ、更にはプライベートデッキまで付いているロイヤルをはじめ、雑魚寝で顔部分のみ仕切りがあるスタンダード和室まで様々です。
レストラン
夜行フェリーで嬉しいのはなんといってもレストラン。阪九フェリーのレストランは自分の好きなおかずをカウンターから取っていって、最後に精算を行うスタイルです。かなり良心的な価格で、お酒を飲まなければ1,000円で十分に夕食を食べることができます!
大浴場
こちらも旅行者に嬉しい設備ですね。洗い場と広い大浴場に加え露天風呂まであり、疲れを癒やすにはピッタリです。客室の等級によって備え付けのアメニティが変わりますので、事前にチェックしてタオルなどを持参してくださいね。
売店・インフォメーション
ロビー横にある施設で、結構いろいろなモノが揃っています。九州のお土産から一般的なスナック菓子・アメニティまで…船に乗る前に買ってくるのを忘れた!という場合でもここでだいたい解決します。朝には売店の前でパンの販売が行われたりもします。
デッキ
阪九フェリーでは朝夕問わずデッキに出られます。季節が良ければ夜風も気持ちよく、外の景色を堪能するにはピッタリな場所と言えます。テーブルも椅子もありますので、ゆっくりとした船旅を満喫してみてはいかがでしょう。
展望ルーム
デッキは寒い…風が強い…という場合にオススメなのがこちらの展望ルーム。ペア席やソファー席がありムードもバッチリです。夜には消灯されるので、屋内と言えど星や街の明かりをはっきりと観ることができます。
その他施設
その他フェリー内には自販機コーナーやゲームコーナー、コインロッカーなど様々な施設があります。ファミリーでも一人でも楽しめるようになっていますので、就寝までの間阪九フェリーを100%楽しんじゃってください!
料金について
基本の料金の一例は以下の通りですが、チケットの買い方や時期で変動します。
- ロイヤル 25,200円 /人
- デラックス和洋室 13,800円 /人
- スタンダード洋室 7,710円 /人
- スタンダード和室 6,680円 /人
オススメの滞在プラン「ゆっくりステイ」
阪九フェリーには、フェリー着岸後もしばらくの間フェリーに滞在できる「ゆっくりステイ」という滞在プランがあります。到着後に観光を予定しているけどちょっと早すぎる…といった場合や、朝はゆっくり過ごしたい…という場合にはぜひ活用しましょう!
各港へのアクセス方法
新門司港
車でのアクセス
- 九州自動車道 「門司IC」 から 約12分
- 九州自動車道 「新門司IC」 から 約8分
公共交通機関でのアクセス
公共交通機関を利用する場合は連絡バスが便利です。以下のダイヤで毎日運行されていますので、乗り遅れないようにしてくださいね。※連絡バスは無料です
- 小倉駅発 16:10 → 門司駅発 16:25 → 新門司港着 16:45
- 阪九フェリー 新門司港乗り場(第2ターミナル)
- 北九州 / フェリーターミナル
- 住所:福岡県北九州市門司区新門司北1-1地図で見る
- 電話:093-481-6581
- Web:https://www.han9f.co.jp/izumiotsu/access/shinmoji....
泉大津港
車でのアクセス
- 阪神高速4号湾岸線 「泉大津IC」 から 約5分
公共交通機関でのアクセス
こちらのアクセスでも連絡バスが便利です。新門司港同様、以下のダイヤで毎日運行されています。※南海泉大津駅~泉大津港は無料です。JR和泉府中駅~乗車の場合は270円かかります。
- JR和泉府中駅発 16:05 → 南海泉大津駅発 16:30 → 泉大津港着 16:45
- 阪九フェリー 泉大津港乗り場
- 大阪 / フェリーターミナル
- 住所:大阪府泉大津市小津島町1-3地図で見る
- 電話:0725-22-7171
- Web:https://www.han9f.co.jp/izumiotsu/access/izumiotsu...
まとめ
「阪九フェリー」はいかがでしたか?横になっていても揺れを感じることはほとんどありませんし、船内の設備も驚くほど充実しています。フェリーでの旅が初めてという方にも、自信を持ってオススメできる「阪九フェリー」、是非一度利用してみてくださいね!