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【瀬戸内海】「阪九フェリー」で行く!新門司~泉大津フェリーの旅!

取材・写真・文:

nakatani
三重在住
訪問エリア:37都道府県

2018年10月5日更新

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写真:nakatani

「阪九フェリー」は福岡県の新門司港~大阪府泉大津港・兵庫県神戸港へそれぞれ航路を持つフェリー運行会社です。今回の記事では、新門司港~泉大津港間を航行する「ひびき」の船内の様子をご紹介します!

この記事の目次表示

阪九フェリーとは

  • 写真:nakatani阪九フェリーパンフレット

「阪九フェリー」は福岡県新門司港から、大阪府泉大津港・兵庫県神戸港にそれぞれ航路を持つフェリーの運行会社で、この記事で紹介するのは新門司~泉大津の航路です。新門司~泉大津航路に充当されるフェリーは、2014年に新しく造船された「いずみ」「ひびき」。どちらもまだ綺麗で新しく、デザインも美しいスマートな内装です。

また、タイトルにもある通りこの航路では瀬戸内海を横断します。ですので瀬戸大橋に架かる名橋「来島海峡大橋」「瀬戸大橋」「明石海峡大橋」を全て下から見上げることができます!

運行ダイヤについて

運行ダイヤは終日以下のダイヤとなっています。どちらの方面も夜に出発し船内で一泊したのち、朝に目的地に到着します。

  • 新門司港発 17:30 → 泉大津港着 翌6:00
  • 泉大津港発 17:30 → 新門司港着 翌6:00

フェリー内の紹介

  • 写真:nakatani各施設営業時間と橋通過時間

フェリー内には客室やロビーはもちろんのこと、レストランや大浴場・売店なども備わっています。一夜をフェリーで過ごすにあたって、不便なことはほとんどありません。ここからはフェリー内の施設を紹介していきます。

エントランスロビー

  • 写真:nakataniロビー
  • 写真:nakataniロビー

乗り込んでまず最初に目に入ってくるのがこちらのロビーです。3フロア分の吹き抜けになっており、ここから様々な施設へ行くことができます。中央部分にはテレビが備え付けられています。

客室

  • 写真:nakataniスタンダード洋室

こちらはスタンダード洋室の客室です。16人1部屋のドミトリーのようなタイプでレディースルームもあります。客室の等級は個室でバスやトイレ・テレビ、更にはプライベートデッキまで付いているロイヤルをはじめ、雑魚寝で顔部分のみ仕切りがあるスタンダード和室まで様々です。

客室の等級については コチラ を参照してください。

レストラン

  • 写真:nakataniレストランのシステム案内図
  • 写真:nakataniレストランモーニング案内

夜行フェリーで嬉しいのはなんといってもレストラン。阪九フェリーのレストランは自分の好きなおかずをカウンターから取っていって、最後に精算を行うスタイルです。かなり良心的な価格で、お酒を飲まなければ1,000円で十分に夕食を食べることができます!

大浴場

こちらも旅行者に嬉しい設備ですね。洗い場と広い大浴場に加え露天風呂まであり、疲れを癒やすにはピッタリです。客室の等級によって備え付けのアメニティが変わりますので、事前にチェックしてタオルなどを持参してくださいね。

売店・インフォメーション

  • 写真:nakatani船内売店と受付

ロビー横にある施設で、結構いろいろなモノが揃っています。九州のお土産から一般的なスナック菓子・アメニティまで…船に乗る前に買ってくるのを忘れた!という場合でもここでだいたい解決します。朝には売店の前でパンの販売が行われたりもします。

デッキ

  • 写真:nakataniデッキ
  • 写真:nakataniデッキから

阪九フェリーでは朝夕問わずデッキに出られます。季節が良ければ夜風も気持ちよく、外の景色を堪能するにはピッタリな場所と言えます。テーブルも椅子もありますので、ゆっくりとした船旅を満喫してみてはいかがでしょう。

展望ルーム

  • 写真:nakatani展望ルーム
  • 写真:nakatani展望ルームソファー

デッキは寒い…風が強い…という場合にオススメなのがこちらの展望ルーム。ペア席やソファー席がありムードもバッチリです。夜には消灯されるので、屋内と言えど星や街の明かりをはっきりと観ることができます。

その他施設

  • 写真:nakatani自販機コーナー
  • 写真:nakataniロッカールーム
  • 写真:nakataniゲームコーナー
  • 写真:nakatani喫煙スペース

その他フェリー内には自販機コーナーゲームコーナーコインロッカーなど様々な施設があります。ファミリーでも一人でも楽しめるようになっていますので、就寝までの間阪九フェリーを100%楽しんじゃってください!

料金について

基本の料金の一例は以下の通りですが、チケットの買い方や時期で変動します。

  • ロイヤル 25,200円 /人
  • デラックス和洋室 13,800円 /人
  • スタンダード洋室 7,710円 /人
  • スタンダード和室 6,680円 /人
自動車やペットの航送料金や上に無い等級の料金・割引についてなどは コチラ を参照してください。

オススメの滞在プラン「ゆっくりステイ」

  • 写真:nakataniゆっくりステイ乗客の証明書

阪九フェリーには、フェリー着岸後もしばらくの間フェリーに滞在できる「ゆっくりステイ」という滞在プランがあります。到着後に観光を予定しているけどちょっと早すぎる…といった場合や、朝はゆっくり過ごしたい…という場合にはぜひ活用しましょう!

ゆっくりステイについての詳細は コチラ を参照してください。

各港へのアクセス方法

新門司港

車でのアクセス

  • 九州自動車道 「門司IC」 から 約12分
  • 九州自動車道 「新門司IC」 から 約8分

公共交通機関でのアクセス

公共交通機関を利用する場合は連絡バスが便利です。以下のダイヤで毎日運行されていますので、乗り遅れないようにしてくださいね。※連絡バスは無料です

  • 小倉駅発 16:10 → 門司駅発 16:25 → 新門司港着 16:45
阪九フェリー 新門司港乗り場(第2ターミナル)
北九州 / フェリーターミナル
住所:福岡県北九州市門司区新門司北1-1地図で見る
電話:093-481-6581
Web:https://www.han9f.co.jp/izumiotsu/access/shinmoji....

泉大津港

車でのアクセス

  • 阪神高速4号湾岸線 「泉大津IC」 から 約5分

公共交通機関でのアクセス

こちらのアクセスでも連絡バスが便利です。新門司港同様、以下のダイヤで毎日運行されています。※南海泉大津駅~泉大津港は無料です。JR和泉府中駅~乗車の場合は270円かかります。

  • JR和泉府中駅発 16:05 → 南海泉大津駅発 16:30 → 泉大津港着 16:45
阪九フェリー 泉大津港乗り場
大阪 / フェリーターミナル
住所:大阪府泉大津市小津島町1-3地図で見る
電話:0725-22-7171
Web:https://www.han9f.co.jp/izumiotsu/access/izumiotsu...

まとめ

  • 写真:nakatani甲板

「阪九フェリー」はいかがでしたか?横になっていても揺れを感じることはほとんどありませんし、船内の設備も驚くほど充実しています。フェリーでの旅が初めてという方にも、自信を持ってオススメできる「阪九フェリー」、是非一度利用してみてくださいね!

阪九フェリー公式ホームページhttps://www.han9f.co.jp/

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