国土の約70%が高原や山岳地帯という、たいへん緑豊かな国、ラオス。そんな自然や観光名所を求めて、世界遺産でもあるルアンパバーンへ向かう方は多いと思いますが、今回は首都ヴィエンチャンからバスで移動する際の通過点で、ルアンパバーンよりさらにのどかな町ヴァンヴィエンにある、5つ星評価が後を絶たない宿のご紹介です。
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ヴァンヴィエンでバスを降りたら、送迎を依頼
ヴィエンチャンから4時間ほどで到着するヴァンヴィエン。Lao Valhalla Bungalows & Restaurant(ラオ・ヴァルハラ バンガロー&レストラン)へは送迎があるので、オーナーに連絡を取ります。筆者はバス停近くのホテルで電話を借りました(wifiが使えるカフェもあります)。
ヴァンヴィエンは牛がいっぱい
車に乗り込み宿に着くまでの間に見ることができるのは、広大な自然と、牛!
道路を占領していることもあり、車が来てもなかなかよけないところが頼もしい限りです(もちろん誰も轢いたりしません)。
ようこそLao Valhallaへ!
手作りのかわいい看板が目立つLao Valhalla。中の様子にも期待が高まります。ちなみにValhalla(ヴァルハラ)とは北欧神話において「主神オーディンの宮殿であり、勇敢に戦った英雄達が最後に行き着く場所」です。
敷地内にも鮮やかな緑がたくさん。自然を大切にするオーナーの人柄がうかがえます。
全部で6つあるバンガローは、大きなベッドに落ち着いた色合い、かつオーナーのセンスが光るインテリアでまとめられており、とても居心地が良く、全室wifiの利用が可能です。広いバスルームではホットシャワーが出るので、快適に汗を流せます。トイレットペーパーと石鹸以外は持ち込みが必要です。予約や部屋の様子はairbnbのウェブサイトおよびFacebookページをご覧ください。
ついついレストランに集ってしまう
「バンガロー&レストラン」の名の通り、入り口とバンガローの間にはレストランがあるのですが、いつも賑やかな理由はここにありました。
かわいい動物達
こちらにはオーナーが大切に育てているたくさんのペットがいます。
テーブル席の奥にあるお座敷は、ビール片手にくつろげる特等席です。
「ヴァンヴィエンには何もない」という意見も聞きますが(宿で予約可能のアクティビティあり)、こうやって自然や動物に囲まれてのんびり過ごすのも、旅行の醍醐味のひとつですよね。
ヌーさんとお料理
親戚の方のお手伝いがあるものの、基本的に一人で宿を切り盛りしているオーナーのヌーさん。気さくで優しく、そしてものすごく料理上手です。
フランス植民地時代を経ているラオスで、やはり食べておきたいのはフランスパン。こちらは朝食メニューで、これまた絶品のオムレツとパンのセットです。
ラオス名物ラープ(ひき肉と香草の炒め)。タイ北部にも同じ名前の料理がありますが、ラオスのラープの方が辛さが控えめです。ライスと一緒にどうぞ。
風邪をひいてしまった筆者を優しく癒してくれたのがこちらのヌードルスープ。他のレストランでも麺を食べましたが、ヌーさんのスープは段違いにおいしかったです。他にもたくさんある料理の値段は15,000~25,000キープ(2016年10月時点で約200~330円)と大変お手頃で、最終日にまとめて支払えます。
お料理だけでなく宿泊料金もリーズナブルなLao Valhalla、素敵なオーナーとかわいいペットに会いに、そして美しい自然を満喫しに行かれてみてはいかがでしょうか。
- ラオ・ヴァルハラ バンガロー&レストラン
- ラオス
- 住所:Unnamed Rd, Vang Vieng,Laos地図で見る