ラオスの首都ビエンチャンからバスで4時間ほどの所にある秘境の村バンビエン。ここでは手つかずの大自然を生かしたアクティビティーが楽しめます。世界中からバックパッカーが訪れるこの村で、ワイルドな冒険はいかがでしょうか?
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バンビエンまでの行き方
ビエンチャン北バスターミナルより、バンビエン行きのミニバスに乗ります。一日に数本出発していますので、事前に時間の確認が必要です。
おおよその出発時刻は決まっていますが、15人乗りのミニバスが乗客で一杯になったら出発です。途中の村で乗客を降ろしたり乗せたりしながら、ビエンチャンから北に延びている国道13号線を北上します。
だんだんと、田舎ののどかな景色に変わっていきます。
ビエンチャンを出発してから約4時間後、目当ての村バンビエンに到着です。
バンビエンとは
バンビエンは、中国の桂林にあるような美しい岩山に囲まれた小さな村です。
まだまだ手付かずの自然が残されており、ビエンチャンから国道13号線を通ってルアンパバーンへ向かう人気の観光ルートの中継地として近年注目を集めています。
バンビエンでの宿探し
バンビエンには無数のゲストハウスがあります。インターネットで予約できるとこともありますが、自分の目で確かめてから予約することをお勧めします。
良さそうなゲストハウスを見つけたら、フロントにて空室があるか、値段はいくらか尋ねます。それから部屋を見せてもらいます。
気に入れば鍵をもらい、気に入らなければ他を探します。たくさん歩いて探すのは少し大変ですが、好みのゲストハウスを見つけた時はとても嬉しいです!この体験も貴重な思い出になる事は間違いありません。
- ポー アンカム 2 ホテル
- ラオス / ホテル
- 住所:Soy-Kang road, Ban Savang, Vangrieng,Laos地図で見る
バンビエンでのアクティビティー
バンビエンでは、手つかずの大自然を生かした様々なアクティビティーが楽しめます。特に、街の中心を流れるナムソン川の川下りや、山の奥にある美しい池ブルーラグーンへのツアーが人気です。
自分で行くのは難しいと感じる方は、街中のいたるところにある旅行会社で申し込むことが出来ます。ゲストハウスで手配してくれるところもあります。
バンビエンの村を探検しよう
体力に余裕がある方には、バイクを借りて村の奥まで探検に行くことをお勧めします。バイクのレンタルショップで、簡単な地図をくれることもあります。
どこまでも続く大きな岩山と、美しい農村の景色をみながらのツーリングは格別です。
ブルーラグーン①
バンビエンにはブルーラグーンと呼ばれる池が3つほどあり、とても人気のスポットとなっています。
30分ほどバイクで走ると、人気の観光地ブルーラグーン①に到着です。ブルーに輝く美しい池で有名ですが、かなり観光地化されています。その分レストランやショップ、楽しく遊べる滑り台など、アクティビティーは充実しています。
たくさんの観光客が訪れているので、手つかずの自然を目当てに行くと少し残念に感じるかもしれません。
村人の生活を垣間見る
さらに奥へ進んでいくと、畑で農作業をしている村人や、かわいい子供たちに遭遇出来ます。
自分たちとは全く違う環境で生活している人々の生活を垣間見ながら進んでいくことが出来ます。忘れられない出会いをすることもできるかも知れません。
ブルーラグーン③
ブルーラグーン①から8キロほど進んだところに、ブルーラグーン③があります。あまり大きな池ではありませんが、透明度の高い美しい池です。
ここまで来る観光客はとても少なく、木製の飛び込み台からロープを使って飛び込んだり、タイヤチューブを使ってぷかぷか浮いたり、比較的静かな雰囲気で楽しむことが出来ます。
旅の注意点
手つかずの自然が楽しめるバンビエンですが、その分安全対策などが整っていないのも事実です。バイクをレンタルする場合の運転や滑りやすい所では十分に注意が必要です。
また、バンビエンでは大麻やブラックマッシュルームなどを使ったピザやドリンクが提供される店があり、「HAPPY」という隠語で販売されています。かわいらしい名前に惹かれて口にすることが無いよう十分注意しましょう。
思い切って冒険しよう!
秘境の村バンビエンの旅はいかがだったでしょうか?旅に出る前はドキドキなバックパッカーの旅ですが、ずっと忘れられない貴重な体験がたくさんできます。ラオスは比較的安全に旅行できる国なので、初めてのバックパッカー旅をするにはおススメです。
バンビエンの後はビエンチャンに帰ることもできますし、北部ルアンパバーンまで旅を続けることもできます。自由に行先を決められるのも、バックパッカー旅の醍醐味です。
※記事内のキープから日本円への換算は1キープ=0.013円で計算しています