日本にラオス料理店はほとんどなく、「ラオス料理」と聞いてもどんなものかピンとこない人も多いのでは? 今回紹介するラオスのルアンパバーンは、道端に素朴な屋台が並んでいるかと思えば、コロニアル様式の洒落たカフェやレストランも多く立ち並び、町並みだけでなく食文化も東洋と西洋が融合している町です。そんなルアンパバーンで食べることができる、あまり知られていないラオス料理の数々をvol.1に引き続き徹底リポートします!(※vol.1は記事末尾の関連記事より確認できます)
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行く先々で食べ歩きしたくなる「ローカルフード」
町そのものが世界遺産に登録されているルアンパバーン。有名な観光地が多数あるのはもちろん、道端には観光客や地元の人が利用する屋台がたくさん並んでいます。町を散策しながら、屋台の料理を手当たり次第食べ歩きしていくのも楽しいですよ。
全部食べたい!道端の「屋台フード」いろいろ
メニュー豊富なお惣菜
日本のデパ地下のように豊富なメニューがよりどりみどりのお惣菜を販売している屋台。現地の人が普段食べてるものを気軽に味わいたいなら、こういうお惣菜屋さんで好きなおかずを買うのもおすすめです。
美味しい匂いに誘われる炭火焼き
鶏や豚の骨つき肉や、まるごと一匹の魚を串刺しにして、炭火で焼いている屋台。もうもうと上がる煙に、つい吸い寄せられてしまいます。香ばしい匂いもたまりません。
おやつに買いたい揚げ菓子
お店の軒先にぶら下がっている袋には、バナナやトウモロコシなどを油で揚げたお菓子が。小腹が空いた時のおやつに良さそうです。
葉っぱでくるんだ定番おかず
バナナの葉や笹の葉でくるんだ食べ物も、いろいろ売っています。ごはんやおかずを、こうした葉っぱに包んで蒸して食べるのがラオスでは定番のよう。
パクパクいけちゃう揚げたてスイーツ
油で揚げた人気のスイーツも販売されています。揚げたてなので、サクっと軽い食感でいくつでも食べられそう。
ロックオン!されてしまいそうな唐揚げ
骨つきポークの唐揚げが山盛りに。香ばしそうな色に食欲をそそられます。
ラオス料理定番のカオ・クアにパッタイ
ラオス風チャーハンの「カオ・クア」や、焼きそばの「パッタイ」など、人気のお惣菜もズラリ。写真のように、フォトジェニックにディスプレイされていることも。
見つけたらラッキー!移動アイスクリーム屋さん
こちらはプーシーの丘の近くで見かけたアイスクリーム屋さん。イラストでいろんな種類のアイスメニューが描かれていました。あいにく涼しい日だったので筆者は食べなかったのですが、暑い時期に出会うときっとうれしいはず!
ほっこり素朴な味わいの焼きバナナ
道端にはのんびりバナナを焼いているおばちゃんのお店も。私たちが普段食べるバナナと違い、生では食べられない青バナナなので甘さはなく、食感はお芋のよう。炭火でじっくり焼いているので、ほっこり滋味深い美味しさです(1,000kip=約15円)。
見た目は完全にタコ焼きな「パンケーキ」
大阪人の筆者には、タコ焼き器にしか見えなかったこの調理器具。タコこそ入ってなかったものの、作り方もルックスもどう見てもタコ焼き。
タコ焼きの味を想像して口に含むと、期待を見事に裏切られる、ふわっとした食感のパンケーキ。ココナツ味の甘いおやつでした(1,000kip=約15円)。
ナイトマーケット名物、激安「ビュッフェ」
夜は歩行者天国となり、通りいっぱいに露店が並ぶナイトマーケットには、ビュッフェのお店も出店されています。好きなおかずやフルーツをお皿に取り、お店のおじさんに渡すと、おじさんが全部フライパンに投げ込み、じゃっと炒めてくれます。
温め直しと食中毒防止、どちらも一度にできてしまうナイスアイデア。いろんなおかずの味やフルーツが混ざっても、不思議にどれも美味しく、10,000kip(150円)でお腹いっぱいになるので大満足間違いなしです!
- ルアンパバーン・ナイトマーケット
- ラオス / 市場・朝市
- 住所:Sisavangvong Road, Luang Prabang, Laos地図で見る