女性にとって切っても切り離せない、温泉旅行と生理が被る問題。生理と被らない日を選んだつもりでも、生理周期がずれて旅行中にやってくることも。今回は温泉好きの筆者が、生理を想定した上での温泉宿選びのポイントについて、紹介していきます。
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【その1】温泉付き客室や露天風呂付き客室を選ぶ
生理中は入浴マナーや衛生面等の理由から、ほとんどの施設で大浴場の入浴が不可になります。貸し切り風呂や家族風呂も同様に、他のお客さんも利用する為、シャワーやかけ湯のみにし、湯船に浸かるのは控えたほうが無難でしょう。
しかし、温泉付き客室や露天風呂付き客室を選べば、上記の事を気にせずお風呂を楽しめますよ。客室の露天風呂が温泉ではない場合もありますが、お風呂そのものが立派で風情があります。
且つ、お部屋も豪華なので、贅沢気分を味わえます。
【その2】お風呂やシャワーブース、トイレ付きの客室を選ぶ
温泉付き客室や露天風呂付き客室は値段が高いので、リーズナブルにしたい場合は、最低限体や頭を洗えるよう、お風呂やシャワーブースが付いている客室にしましょう。
意外にも温泉宿の場合、お風呂やシャワーブースのない客室も多く存在します。確実に生理が来ないと確信出来ない限り、そういった客室は選ばないよう、事前に確認しておきましょう。
また民宿などは、トイレがお部屋になく共同トイレのみの場合もあるので、その点も事前に確認しておきましょう。
2人以上で同じお部屋に泊まるのであれば、ユニットバス・トイレよりも、セパレートタイプのほうが快適に過ごせますよ。
【その3】自分が気分良く過ごせそうな客室を選ぶ
温泉付き客室や露天付き客室でなくても、自分が良いなと思える客室に泊まりましょう。
宿泊中の大半はお部屋で過ごすので、生理で温泉に入れない以上、普段の旅行以上に客室の重要度が高まります。生理中でも、自分が気分良く過ごせそうな客室を選びましょう。
筆者のオススメは、大きめのソファーやベッドでいつでも横になれる、和モダン客室や和洋室です。
【その4】自分の体調に合わせた食事を選ぶ
自分の生理中の体調に合わせた、食事選びをしましょう。生理になると食欲が落ちやすかったり、胃腸が弱くなりがちな人は、和食等ヘルシー指向の会席や少量の会席プランのある宿を選びましょう。
反対に、生理中でも通常と変わりなく、食欲がある人や胃腸の強い人は、食事をアップグレードしてみるのがオススメです。温泉に入れない分を、食事で楽しみましょう。
【その5】部屋食や(半)個室での食事がある温泉宿を選ぶ
生理痛等でお食事処まで移動するのが辛い人は、部屋食のある宿を選びましょう。お部屋まで料理を運んでもらえる上、食事中でもお部屋のお手洗いにすぐ行けて安心です。
また、部屋食でなくても、半個室や個室での食事は、あまり他のお客さんを意識しなくて済むので、気が楽ですよ。
【その6】宿館内、又は、近くに足湯や手湯がある温泉宿を選ぶ
宿館内、または宿から徒歩圏内で行ける足湯や手湯があるか、予めチェックしておきましょう。身体の一部分ではありますが、足湯や手湯であれば生理中でも気にせず温泉に浸かれますよ。
【その7】散策スポットが充実した温泉街に建つ温泉宿、又は、館内施設やサービスが充実した温泉宿を選ぶ
体験施設や鑑賞ができる施設があるなど、散策スポットが充実した温泉街に建つ宿を選ぶと、温泉に入れなくても観光を楽しめるのでオススメです。
反対に、あまり動きたくない人は、宿の中の施設やサービスが充実した温泉宿を選ぶのがオススメです。宿館内でも、伝統芸能の観賞や湯上りサービス、お土産売り場、ライブラリー等、楽しめる工夫がされています。
さいごに
筆者は温泉好きなので、温泉旅行と生理が被ってしまい、宿の大浴場に入れずショックを受けたことが何度もありました。しかし、生理ありきで事前に備えておけば、生理が旅行中にやってきても精神的ダメージが小さくて済みます。
薬を飲んで生理周期をずらすか、別の日に変更するのがいちばんの解決方法ですが、薬に抵抗があったり、日付の変更が出来ない場合は、今回の記事で紹介したことを参考に温泉宿を選んでみてください。