写真:mina.kクロアチアには、公共交通機関だけではいけない素晴らしいスポットが数多くあります。今回は、そんなクロアチアで車を利用する際の基本情報や、サービスエリアのプチ情報など合わせて5選をご紹介いたします。
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①クロアチアで運転する際の基本情報
日本と基本的なルールは同じで、シートベルト(子供はチャイルドシートの義務あり)や、飲酒運転は取り締まりがあります。また、違う点は、冬期は日中でもライトの点灯が義務になっているので注意しましょう‼
クロアチアは日本と逆の右側走行です。最高速度は、市街地50キロ、郊外90キロ、国道110キロ、高速道路130キロで、走ることができます。
高速道路は、日本と同じ料金所で支払うスタイルです。日本のETCに似た「ENC」というものもあり、料金所では、上記写真のように、レーン上部にENCと記載されています。こちらも日本と同様に、ENC専用のレーンもあれば、併用レーンもあり、見やすくイラストなどでも記載されています。利用する際は、料金所のレーン上部を確認してみてくださいね。
②燃油の種類とガソリンスタンドでの支払い方法
燃油の種類は、日本と同様ガソリンと軽油があります。セルフ式のガソリンスタンドが主流で、給油後は、店内で支払いをします。
③街中を運転する際の注意点
エリアによって注意点が異なります。首都のザグレブ(旧市街以外)は、交通量は多いものの比較的、日本人でも運転しやすいです。注意点は、路面電車が走っているので、路面電車専用レーンなどには気を付けましょう。
また、新市街と旧市街に分かれている地域でもポイントが異なります。新市街での車利用は、場所にもよりますが、人気のドブロブニクなどは、道幅が狭く走行しにくいので、コンパクトカーがおすすめです。
逆に旧市街は、車で入れないエリア(ザグレブやスプリト、ドブロブニクなど)が、多いので注意が必要です。旧市街周辺には、パーキングもあるので、是非活用してみてくださいね。
④越境について
クロアチアは、ハンガリー、スロベニア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロの5か国と隣接しています。その為、車を利用する際は、越境情報も事前に確認しておくことをおすすめします。
クロアチアは、シェンゲン協定に加盟しているので、ハンガリーやスロベニアは、パスポートコントロールをしないで、出入りすることができます。逆にシェンゲン協定に加盟していない、セルビアやボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロへ出入りする際は、パスポートコントロールがあるので、ご注意ください。
一部の国は、クロアチアと有料道路で繋がっています。有料道路を利用して越境する際は、それぞれ支払い方法が異なるので、そこも気を付けましょう。パスポートコントロールがない国へは、そのまま入国できるので、うっかり支払いをしないまま走っていたなんてことも...。
クロアチアは、上記でご紹介した通り日本同様、料金所で支払うスタイルですが、今回筆者が利用した、ハンガリーやスロベニアなどは事前登録制。オンラインなどでも購入することができますが、国境付近のガソリンスタンドでも気軽に手続きをおこなうことができます。
ハンガリーは「Vignette(ヴィニエット)」という事前登録制で、今回筆者は国境付近のガソリンスタンドを利用しました。こちらは、ステッカーなどはなく、証明書を車に保管しとくだけでいいので難しくはありませんでしたよ。また、スロベニアも同様のスタイルでした。
⑤子連れにも優しいサービスエリア
クロアチアのサービスエリアはどこも綺麗で、日本人でも安心して利用できるのがポイントです。サービスエリアにもよりますが、売店をはじめカフェやレストランがあるのはもちろんのこと、子供向けの遊具もあります。
売店では、給油の支払いなどすることができる他、飲み物やカー用品を購入することができます◎
サービスエリアのプチ情報♪
写真:mina.kクロアチアのサービスエリア(Kafičko 2 Odmorište Dobra - Zapad)
写真:mina.kクロアチアのサービスエリア(Odmorište Vrpolje Primorsko - Sjever)
カフェでは、飲み物の販売はもちろんのこと、軽食もあり、サンドイッチやホットスナックもあります。
場所によってはクロアチアのB級グルメ「チェヴァプチチ」なども、いただくことができます。チェヴァプチチとは、クロアチア版ソーセージのことで、筆者が購入したチェヴァプチチ 9ユーロ(1,530円、2024年6月現在)は、お肉がパニーニのようなパンに挟まれて販売されていました。サイズは、両手いっぱいの大きさがあり食べ応えも抜群。中のお肉も焼き立てジューシーで絶品の品でしたよ。
写真:mina.kクロアチアのサービスエリア(Marché Jasenice - Sjever)
写真:mina.kクロアチアのサービスエリア(Marché Jasenice - Sjever)
写真:mina.kクロアチアのサービスエリア(Marché Jasenice - Sjever)
また、違うサービスエリアでは、ビュッフェスタイルのレストランがありました。支払いは、自分が選んだ分だけなのでガッツリいただくこともできますし、軽く食事することもできます。
飲食スペースは子連れにも優しく、離乳食を温めるのに便利な電子レンジやハイチェア、子供が遊べるオモチャなどあり、大人も子供もゆっくり食事できる仕様になっていましたよ◎
外には、子供が羽を伸ばすにも十分な遊具が揃っているのもいい点です。
サービスエリアで一番気になるのがトイレですが、トイレは有料の場合がほとんどです。サービスエリアによっては、先に売店で飲み物など購入するとレシートをもらえ、そのレシートをトイレ入口の機械にかざすと利用できるというサービスを行っている場所もあります。
また、トイレ入口すぐ横には、子供が通れるようになっているので、子連れでも利用しやすいですよ。オムツ替え台なども日本同様にトイレ内にあるので小さいお子さん連れでも安心です。

- Kafičko 2 Odmorište Dobra - Zapad
- クロアチア
- 住所:Karapandže 35-B, 47300, Gornje Dubrave, クロアチア地図で見る

- Odmorište Vrpolje Primorsko - Sjever
- クロアチア
- 住所:A1, 22000, Danilo, クロアチア地図で見る

- Marché Jasenice - Sjever
- クロアチア
- 住所:A1 5 Glavica Bužonjića Direction Split, 23243, Jasenice, クロアチア地図で見る
- Web:https://www.marche-restaurants.hr/hr/gdje-se-nalaz...
最後に
いかがだったでしょうか「【クロアチア】越境あり‼車を利用する際のポイント5選」は?!
クロアチアは、日本人でも運転しやすく、公共交通機関を使うより車でのアクセスが便利です。また、筆者は滞在中クロアチア内のサービスエリアに立ち寄りましたがどこも綺麗でびっくりしました。車を利用すれば穴場スポットにも気軽に立ち寄れるので是非借りてみてくださいね。




















































