旅行中、車を借りれば近郊や隣国にもアクセスでき、行動の幅も広がりおすすめです。そこで、ハンガリーで車を利用される際のポイントやガソリンスタンドの情報、越境越えなどご紹介します。
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基本情報
ハンガリーは日本とは逆の右側通行になります。走行速度は場所にもよりますが基本的に、市街地が50キロ、郊外が90キロ、高速道路が130キロです。
運転する際必要な物は、国際免許やパスポート以外は、日本とあまり変わらず、レンタカーであれば、借りる際、車両登録書、三角表示板、緊急キッド、反射ベストなど付いてくるので乗る前に確認してみてください。このほか、シートベルトやチャイルドシートは日本同様、着用義務があります。
車を利用される際の3つのポイント♪
ポイント①ライトは昼間も点灯がマスト‼
日本と違う点は、ライトの点灯です。日本でも夜間をはじめ、トンネル内や視界が悪い時などライトを点灯させますが、ハンガリーでは、昼間でも点灯をさせなくてはなりません。正確には“郊外”ではライトの点灯が義務づけられているのですが、気が付いたら市内から出ていたなんてこともあるので、ハンガリーで運転する際は、常に点灯しておくといいと思います。(昼間にライトを点灯していても罰せられることはないそうです)
ポイント②市内走行はコンパクトカーがおすすめ
ブタペスト市内の大通りは、観光客でも運転しやすいですが、一本路地に入ると路上駐車が多く車体の大きい車は走行が非常にしにくいです。
また、路上駐車も、歩道の上に半分乗り上げるケースもよくあるので、車を借りる際はコンパクトカーがおすすめです。
ポイント③高速道路はヴィニエットが必要
高速道路は、事前登録制でVignette(ヴィニエット)を購入しなくてはなりません。ヴィニエットとは高速道路利用料金の前払いの通行証のことで、オンラインまたは、ガソリンスタンドなどで気軽に購入することができます。10日間、1カ月間、1年間と期間も様々なので車の利用状況に合わせて購入してみてください。ちなみに、ハンガリーではステッカーはなく、登録した際の書類は車内に保管しておけばよいだけなのでとても簡単ですよ。
子供用品もあり?!ガソリンスタンド
燃料の種類は日本同様、ガソリンや軽油などあります。支払い方法は、給油した後店内で支払うスタイルです。高速道路にあるガソリンスタンドでは、給油はもちろんのこと、売店やカフェがあるので休憩もできますし、トイレも綺麗で利用しやすいですよ◎
また、売店よっては子供向け商品もあり上記写真は塗り絵を販売していました。一冊899フォリント(2024年6月現在405円)とちょっぴりお高めではありますが、移動中のアイテムとしてはいいのではないでしょうか?文字が読めなくても楽しめおすすめです。
支払い方法に注意‼越境越え
ハンガリーは、中央ヨーロッパに位置し、オーストリア・スロベニア・スロバキア・ウクライナ・ルーマニア・セルビア・クロアチアに隣接しているので、車を利用すれば、気ままに移動することができおすすめです。ただし、高速道路は各国支払い方法が異なるのでそこは注意が必要です。
たとえば、今回筆者は、オーストリア(ウィーン)→ハンガリー(ブタペスト)、ハンガリー(ブタペスト)→クロアチア(ザグレブ)間を移動しました。3か国ともシェンゲン協定内なので、検問などはなく、高速道路もそのままつながっていて、とても簡単に走行することができましたが、3か国とも高速道路の支払い方法が異なりました。
ハンガリーは上記で紹介したヴィニエットがあります。また、オーストリアでも同様にヴィニエットがありますが、筆者が行った2024年6月現在はステッカーを張るスタイルとすこし異なりました。そして、クロアチアには日本同様、料金所があり通過する際に支払うスタイルです。
陸続きなので、アクセスしやすいですが、普通に走行しているだけでも国境を出たり入ったりしていることもあるので、国境付近を高速道路で走行する際は多めの日数のヴィニエットを購入することをおすすめします。
また、レンタカー会社によっては越境できない場合や、別途越境代がかかること、車種に制限が設けられることがあるので事前にチェックしておいた方がよいかもしれません。
最後に
いかがだったでしょうか「【ハンガリー】越境あり‼車を利用される際のポイント!」は?!
市内にある人気の観光スポットはほとんど車を利用しなくても観光しやすいので、あまり車を借りる方は少ないかとおもいますが、車での走行もしやすいので、時間に余裕があれば郊外へ出てみるのもいいかもしれません。また、隣国も、3~4時間もあれば行くことができ、雰囲気はもちろん言葉もまた違った世界を見ることができますよ◎是非、車を使ってアクティブに出かけてみてはいかがでしょうか?