フィジー
フィジー観光
本島と1島1リゾートスタイルの小さな島々

【フィジー】美しい海でサメと一緒に泳ごう!クアタ島のシュノーケリングツアー

取材・写真・文:

京都在住
訪問エリア:20ヶ国

2019年5月7日更新

1,440view

お気に入り

写真:safarina

透き通った美しい海が広がるフィジーは、海でのアクティビティが充実しています。その中でも、日常生活ではテレビや水槽の中でしか目にしない、サメと泳げるスリリングな体験ができるシュノーケリングツアーをご紹介します。

この記事の目次表示

どんなツアーなの?

  • 写真:safarina

ツアーを開催しているのはSouth Sea Cruises(サウスシークルーズ)というフィジーのクルーズツアー会社です。フィジーの本島ビチレブ島とママヌザ諸島のリゾートを結ぶ連絡船を運航しています。ママヌザ諸島はビチレブ島西部の都市ナンディの西沖合に浮かぶ、美しいビーチを誇る島々です。

船はナンディにあるデナラウ港から出ており、日帰りクルーズツアーも提供しています。Webサイトは日本語ページもありますが、ツアーは全て英語となっています。ただ、アクティビティ中心のツアーのため、英語が苦手な方でも、解説が多くなる観光ツアーよりはハードルは低いと思います!

  • 写真:safarina

その中でも今回ご紹介するのはアルティメット・エンカウンター - サメと一緒にシュノーケル Ultimate Encounters Snorkel with Sharksという日帰りツアーです。このツアーの目的地はヤサワ諸島のひとつ、クアタ島です。ヤサワ諸島はママヌザ諸島よりさらに北に位置し、20もの火山島が連なっており、迫力のある景観を見せてくれます。ビーチの美しさも素晴らしく、ママヌザ諸島と同様、人気のリゾート地です。

クアタ島はヤサワ諸島の一番手前に位置し、デナラウ港から遠めのヤサワ諸島の中でも、訪れやすい島となっています。このツアーでは、サメとのシュノーケリングだけでなく、クアタ島も一緒に楽しむことができます。

ツアーの流れ

乗船(出発)

  • 写真:safarina

ナンディとデナラウの宿泊施設から送迎バスでデナラウ港へ。ヤサワ・フライヤー号に乗り込み、8:30に出航です。

デナラウ港
フィジー / その他スポット
住所:Port Denarau Marina地図で見る
Web:https://www.denaraumarina.com/
  • 写真:safarina

この船はデナラウ港を出発後、ママヌザ諸島のいくつかの小さなリゾート地に寄りながらヤサワ諸島へと進んでいくので、美しい海だけでなく、まさに楽園のようなリゾート地を眺めることができ、クルーズ中も外の景色に飽きません。船内にはエアコン完備のラウンジがあり、併設されたバーでは飲み物やスナック菓子も購入できるので、室内でも快適に過ごせます。

クアタ島に上陸

  • 写真:safarina

出航から約2時間でクアタ島に到着すると、フレンドリーな島の人々が温かく迎え入れてくれます。こぢんまりとした島ですが、透き通る青いラグーンはもちろんのこと、火山島独特の奇岩や切り立った崖は見応えがあり、見入ってしまいます。

  • 写真:safarina

島のビーチに着くと、ツアーについての簡単な説明のあと、早速サメとのシュノーケリングへ出発です!

サメと一緒にシュノーケリング!

  • 写真:safarina

小型のボートにガイドと乗り込み、シュノーケリングポイントへ向かいます。向かっている間に、サメに関する説明を受けます。一緒に泳ぐのは、ホワイトチップ・リーフシャーク(ネムリブカ)とブラックチップ・リーフシャーク(ツマグロ)。体長は最1.5~2メートルくらいの小型のサメで、比較的おとなしい性格です。ただし、驚かしたり、触ったりは禁物。特に捕食中は近付き過ぎないよう注意しましょう。

  • 写真:safarina

では早速ダイブ!いますいます!生き物だから見られない日もあるとのことですが、基本的には高確率で見ることができます。この日は全部で6匹くらいが泳いでいました。おとなしいとはいえ、サメはサメ。数が集まるとやっぱり迫力があります!近付くのはちょっと緊張しちゃいますが、こんな機会はなかなかないので、思う存分サメとの時間を楽しみましょう。

  • 写真:safarina
  • 写真:safarina

十分に楽しんだらランチの時間です。船に乗り込み、クアタ島へ戻ります。

ランチタイム

  • 写真:safarina

ランチはビュッフェ形式でフィジー料理をいただきます。おなかペコペコで、常夏のリゾート地で食べるランチは格別です。顔も自然と笑顔になります。

フリータイム

  • 写真:safarina

ランチ後は迎えの船が来るまで自由です。島のビーチでカヤックやシュノーケリングをするのもよし。プールやビーチベッド、ハンモックでのんびりくつろぐもよし。この美しい自然に囲まれた島では、何をしていても心地よいです。

  • 写真:safarina

島は小さいので、辺りを散歩したり、小高い岩の丘を登ったりと探検もできます。バーでドリンクを注文して、飲みながら音楽に合わせて島の人たちと踊ったりするのも楽しいです。そうこうしているとあっという間にお迎えの時間がやって来ます。

乗船(帰着)

  • 写真:safarina

クアタ島を満喫し尽くしたところで、帰宅の時間です。迎えの船でデナラウ港へと戻ります。帰りは夕方となるので、水平線に沈む美しい夕日の景色を眺めることができ、最高の旅の締めくくりになります。17:45にデナラウ港へ到着後、解散です。

おわりに

普段ガラス越しにしか見ないサメのとなりで泳ぐのはスリル満点で、ドキドキものです!強面のサメとのシュノーケリングで、彼らの新たな一面を発見してみてはいかがでしょうか?サウスシークルーズには他にも美しい海と島を満喫できるツアーが色々あるので、お好みのツアーを見つけてみてください。

クアタ島
フィジー / その他スポット
住所:Kuata地図で見る

次のページを読む

フィジーの旅行予約はこちら


フィジーのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

フィジーのホテルを探す

フィジーの航空券を探す

フィジーの現地アクティビティを探す

フィジーのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


最もフィジーらしい「タベウニ島」を訪れるべき理由

ガーデンアイランドとも呼ばれる美しい自然を誇るフィジーのタベウニ島は、300を超える島々から成るフィジーのなかで「最もフィジーらしい島」ともいわれています。そん...


【フィジー】南国の町で不思議な懐かしさを感じよう!世界遺産の歴史的港町・レブカ

明るく陽気な南国の楽園というイメージが強いフィジーですが、そんなフィジーにも、まるで過去へタイムスリップしてしまったかのような懐かしさを感じさせる港町があります...

フィジー神秘の島【マナ島】を満喫できる、バックパッカー宿「Mana Lagoon Backpackers」

フィジーのなかで伝説が残る島として有名な「マナ島」は、フィジー語で「霊的なもの」を意味し、神の棲む島ともいわれています。そんなマナ島へ、バックパッカーとして絶対...

【フィジー】透明度抜群の海の上で至福のひと時を!南国の海に浮かぶ水上バー・Cloud9

抜けるような青空と、どこまでも青く透き通る海に、白い砂浜。フィジーといえばそんなイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そんなイメージ通りのリゾート...

この記事を書いたトラベルライター

アフリカ大好き字幕翻訳家
鳥取生まれの自然と動物をこよなく愛するsafarinaです。
旅に行くからには、したいことは全部したい!
限られた時間でどれだけその旅先を楽しめるかを考え、旅の計画を立てるのが好きです。
充実旅のお役に立てるような情報を発信していけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします!

♡好みの旅先♡秘境・ジャングル・自然・動物がいる所・世界遺産・田舎・カラフルな所

【島根】隠岐の島観光モデルコース!隠岐の島町と西ノ島町を上手に巡る!よくばり1泊2日プラン

島根県の日本海沖にある隠岐の島(隠岐諸島)は、4つの有人島を2つのエリアに分け、西ノ島(にしのしま)、中ノ島(なかのしま)、知夫里島(ちぶりじま)の3島を島前(...


【中国】癒されること必至!パンダ天国・成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

上野動物園のシャンシャン公開により再びパンダが人気を呼んでいますが、中国には、パンダ・パンダ・パンダ!パンダづくしのパンダ天国な施設があります。パンダ好きの人も...


【フィジー】透明度抜群の海の上で至福のひと時を!南国の海に浮かぶ水上バー・Cloud9

抜けるような青空と、どこまでも青く透き通る海に、白い砂浜。フィジーといえばそんなイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そんなイメージ通りのリゾート...

【ソロモン諸島】固有種も生息する秘境を探検しよう!サンゴ礁でできた世界遺産・東レンネル

ソロモン諸島は聞きなれない国かもしれませんが、日本と同じ島国です。小さな国ではありますが、手つかずの自然が多く残り、美しい海が広がっています。今回は、秘境ともい...

【韓国】まるで白川郷の韓国版?安東の伝統がそのまま残る世界遺産・安東河回村

韓国には全部で13の世界遺産があります(2019年5月現在)。今回はその中でも2010年に「韓国の歴史的集落群:河回と良洞」の名称で世界遺産に登録された村のひと...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります