函館の観光地であるベイエリアに、ひときわかわいくてハイカラなカフェがあるのはご存知ですか?その名も「茶房 旧茶屋亭」。昔ながらの建物をリノベーションした、大正ロマン漂うとってもキュートなお店なんです。今回はそんな「茶房 旧茶屋亭」についてご紹介いたします。
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茶房 旧茶屋亭の歴史とは?
函館のベイエリアにある「茶房 旧茶屋亭」は1階が和風、2階が洋風の和洋折衷な建物です。この建物は明治末期に建てられました。とっても雰囲気のある建物で、函館市の「伝統的建造物」にも指定されています。
青函トンネル開通記念博覧会(1988年)の時に、当時のオーナーが期間限定で「旧茶屋亭」という名で営業をしていたそうです。その後内装やメニューなどを一新し茶房 旧茶屋亭として1992年にオープンしました。100年以上前に建てられた建物をカフェとして利用しているなんて、とても素敵じゃありませんか?
アンティーク家具が並ぶ内装
洋風のアンティークな家具が並ぶ店内は、随所にオーナーのこだわりが感じられるレトロモダンな雰囲気です。店内の随所に置いてある調度品もかなりオシャレ。明治時代の方は、こう言ったハイカラなものがお好きだったのでしょうね。
椅子とテーブルのデザインもひとつひとつが全部違うんですよ!そのほかにも、小窓やカーテン、ランプなど内装全てにこだわりを感じます。築100年以上の建物の中に、アンティーク家具が並ぶ空間はとても絵になります。
おすすめメニュー
手作りのあんみつやくずきり、おしるこなどの甘味や、スタッフが店内で点ててくれるお抹茶、味わい深いコーヒーなど。明治時代のハイカラさんがきっと好んだであろうメニューが多いです。
おしるこセット
おしるこはお餅がとっても柔らかく、口の中で溶けてしまうような感覚です。味も甘すぎずないので全部飲み干せますよ。
セットのコーヒーは、とても濃く味わい深く香りがとても良いんです。このコーヒーは三年間熟成させたコーヒー豆を使って淹れているのだそう、だからこんなに濃くて美味しいコーヒーになるのですね。
こちらもセットの巨峰のシャーベットは、酸味が強くてさっぱりとしています。濃い目のコーヒーととっても合うんですよ。
二層のアイスクリーム(珈琲付き)
手作り二層アイスは上がオレンジ味、下がキャラメル味で量がかなり多いです!手作りならではの優しい甘さと、滑らかな舌触りが最高です。
アンティークな食器にも注目
メニューのほかに、注目してほしいのは食器です。こちらのアンティークの食器は、オーナがー集めたものだそうです。そして、お客さんの雰囲気に合わせてスタッフがどんな柄にするか選んでいるのだそうです。選んでくれた食器を見て、なんだか嬉しくなっちゃいます。どんな柄の食器が出てくるんだろうと、そんなワクワク感もあります。
茶房 旧茶屋亭で大正時代にタイムスリップしてみませんか?
函館のベイエリアは、昔ながらの建物が多くありレトロでとっても雰囲気のあるエリアです。その中でひときわ雰囲気のある建物が、この「茶房 旧茶屋亭」。ちょっとモボ・モガ(モダンガール・モダンボーイの略。大正時代のオシャレな人の事!)のような洒落た格好で訪問してみてはいかがでしょうか?きっと大正時代にタイムスリップしたような、そんな時間が楽しめる事でしょう。