【アイスランド】レイキャビク沖の小さな島、ヴィーズエイ島へショートトリップ

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• どうやって行くの？
•    フェリーターミナルのあるスカルファバッキ埠頭にいこう
•    ヴィーズエイ島行きのフェリーに乗ろう
•    運行スケジュール
• ヴィーズエイ島へ到着！
•    鳥たちの楽園
•    ヴィーズエイ島のもうひとつの顔
• おわりに

どうやって行くの？

フェリーターミナルのあるスカルファバッキ埠頭にいこう

ダウンタウンエリアにあるレイキャビクのランドマーク、コンサートホール・ハルパから海岸沿いのサイブロイト通りを東へ進み、ロイガダールルエリアにあるスカルファバッキ埠頭からフェリーに乗って訪れます。

ハルパからスカルファバッキ埠頭までは5kmと近くはない距離ですが、サイブロイト通りは遊歩道になっていてとてもきれいな道なので、徒歩か自転車で海を眺めながらお散歩するのがオススメです。

• 写真：トラベルライター

バスで訪れたい場合は、レイキャビクエクスカーションズが運行するHop on-off City Sightseeing Busに乗り「スカルファバッキ・ハーパー（Skarfabakki harbour）」で下車します。

筆者はオールドハーパーにある、レンタサイクル＆サイクリングツアーの専門店Reykjavik Bike Toursでレンタサイクルを借りて向かいました。サイブロイト通りではこんなモニュメントを発見！

• 写真：トラベルライター太陽へ向かって漕ぎだしていく希望のボート、という意味の作品だそう。

ヴィーズエイ島行きのフェリーに乗ろう

スカルファバッキ埠頭の目印はこちらの黄色い灯台です。

• 写真：トラベルライター灯台のうしろの緑色の島がヴィーズエイ島、その奥に見えるのはエイシャ山です。

灯台のそばにチケット売り場があります。チケットは往復で1,500円ほどでした。スカルファバッキ埠頭からヴィーズエイ島まではたった10分の船旅ですが、フェリーで島を訪ねるのは旅情たっぷりです。ちなみにフェリーには自転車を乗せることもできます。追加料金もかかりませんでした。

運行スケジュール

夏季と冬季で運行スケジュールが異なります。詳しくはフェリー運行会社Eldingのサイトで確かめることができます。2017年の運航スケジュールはこちら。

夏季（5月15日～9月30日）

◇往路（スカルファバッキ埠頭→ヴィーズエイ島）

　毎日運行　10:15, 11:15, 12:15, 13:15, 14:15, 15:15, 16:15, 17:15

◇復路（ヴィーズエイ島→スカルファバッキ埠頭）

　毎日運行　10:30, 11:30, 12:30, 13:30, 14:30, 15:30, 16:30, 17:30, 18:30

冬季(10月1日～5月14日)

◇往路（スカルファバッキ埠頭→ヴィーズエイ島）

　週末のみ運行　13:15, 14:15, 15:15

◇復路（ヴィーズエイ島→スカルファバッキ埠頭）

　週末のみ運行　14:30, 15:30, 16:30

なお、5月～9月の夏季限定でオールドハーパーとハルパからもヴィーズエイ島行きのフェリーが出ています。ダウンタウンエリアにある埠頭なので、とても便利な場所ですが、一日2～3便とフェリーの本数が非常に少ないため発着時間には要注意です。

ヴィーズエイ島へ到着！

鳥たちの楽園

到着した場所は、こんなにも素晴らしいところでした。

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

• 写真：トラベルライター

ヴィーズエイ島は、島全体が自然保護区に指定されており、夏になると鳥たちが営巣をしにやってきます。歩みを進めるごとに聴こえてくる鳥たちの声と、下草が風に揺れる音以外には、なにも聴こえません。

島にはたくさんの鳥たちが住んでいるのか、さまざまな種類の鳴き声が聞こえてきます。鳥たちは、わたしの足音に気が付くと鳴くのをやめ、通り過ぎるとまたおしゃべりを始めます。姿こそ見ることはなかったですが、草影からひっそりと様子をうかがっている小さな目を想像するとなんとも愛らしく感じました。

ヴィーズエイ島は面積1.6km²ほどの小さな島、徒歩でも十分に楽しめます。家族でピクニックをしている人、友人や恋人とお喋りしながら歩く人、ひとりでベンチに腰掛けて海を眺めている人など、それぞれに思い思いの時間を過ごしていました。そして、お散歩をする際に役に立ったのが、フェリー乗り場でもらえるこちらの地図。

• 写真：トラベルライター

ポイントからポイントまで、歩いた場合にかかる所要時間が記されているのでとても便利でした。

フェリー乗り場近くにはVidey Houseというレストランがありますので、スカルファバッキ埠頭行き最終便18時30分発のフェリーを逃さないように、お茶をしながらのんびり過ごすのがおすすめです。喫茶店からはフェリー乗り場が見えるので安心です。

• 写真：トラベルライターレストランのスタッフさんも最終便で帰ります。もし最終のフェリーを逃してしまったらどうなるんでしょうか・・・？

名残惜しいですが、スカルファバッキ埠頭への最終フェリーに乗って、レイキャビクへと戻りましょう。

• 写真：トラベルライター出港！ヴィーズエイ島の波止場とレストランが見えています。

ヴィーズエイ島のもうひとつの顔

島にはこんなモニュメントがひとつ。

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2007年に建てられた「イマジンピースタワー」。設立者はオノ・ヨーコです。

世界平和を願って建てられたこのモニュメントは、ジョン・レノンの誕生日である10月9日～命日までの12月8日、冬至の12月21日～31日、オノ・ヨーコの誕生日である2月18日と、春の訪れを祝って3月20～27日に明かりがともされるそうです。それは、対岸のレイキャビクからもはっきりと見える強い光だと、地元の人が話してくれました。

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おわりに

アイスランドへの旅というと、ブルーラグーンや間欠泉、地球の割れ目ギャウなどが王道ですが、アイスランドの魅力はそれだけではありません。ぜひヴィーズエイ島を訪れ、レイキャビクに暮らす人々に愛されている静かで美しい小さな自然を心ゆくまで肌で感じてほしいなと思います。きっと、すがすがしい気持ちで帰り道のフェリーに乗っているはずですよ。