猿田彦神社は三重県伊勢市宇治浦田にある神社です。境内にある方位石という八角形の石柱から力を頂けると人気で、多くの参拝者を集めています。地元でも有名な「みちひらきの神様」ということもあり、境内では結婚式もよく執り行われています。観光客にとってはアクセスの良さが嬉しいところ。伊勢神宮内宮からも徒歩12分ほどでたどり着けるんです。今回はそんな猿田彦神社の魅力をご紹介いたします!
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猿田彦神社の基礎知識
猿田彦神社は三重県伊勢市にある、猿田彦大神を祀っている神社です。猿田彦神社という名前の神社は全国津々浦々にありますが、伊勢の猿田彦神社は伊勢神宮の近くに鎮座しているという点、見どころが多い点から多くの参拝者を集めています。
猿田彦大神とは?
日本神話に登場する神様です。天照大神に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内し、その後五十鈴の川上を中心に開拓・経営に尽くした地主神とされています。すべてのことに先駆け、人々を良い方向へ導くと言われていることから「みちひらきの神様」としての信仰も集めています。
伊勢神宮との関係は?
猿田彦神社は伊勢神宮とは直接的な関わりを持たず、別宮や摂社・末社という区分の中にも含まれていません。ですが、歴史の上で天照大神が鎮座される場所を探している際に猿田彦大神が開拓した五十鈴の川上が推薦され、内宮の場所が決定したとも言われていますので、全く繋がりがないわけではありません。
猿田彦神社の魅力
伊勢神宮とは違った雰囲気の境内
伊勢市内で有名な神社はここ猿田彦神社と夫婦岩のある二見興玉神社を除き、ほとんどが伊勢神宮の別宮や摂社・末社に分類されています。外宮・内宮に加えて別宮まで参拝していると同じ雰囲気・同じ建築で少し飽きてくることもあるかと思いますので、気分転換的に参拝してみるのもオススメです!
内宮からのアクセスの良さ
先述したとおり、内宮とはほど近い位置にあり非常にアクセスしやすいです。おはらい町や駐車場と同じ方向にありますので、ちょっとついでにという感覚で立ち寄ることも出来ますよ!また、神社の目の前に三重交通バスの「猿田彦神社前」バス停があるのも嬉しいポイントです。
・伊勢神宮内宮 宇治橋から 徒歩12分
・おはらい町 北出口から 徒歩5分
猿田彦神社の紹介
猿田彦神社本殿
みちひらきの神様である猿田彦大神が祀られている神社です。本殿はさだひこ造りという特殊な妻入造りをしており、神明造の伊勢神宮とは一風変わった雰囲気を醸し出しています。
佐瑠女神社(さるめじんじゃ)
芸能の神様である天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀っている神社で、境内の南東に鎮座しています。天宇受売命は天照大神が天岩戸に閉じこもった際に踊りを踊ったという言い伝えで知られる神様です。
方位石
昔の神殿跡を印した八角形の石柱で、十干十二支(じゅっかんじゅうにし)が刻まれています。風水的な要素で、願い事によって特定の方位の文字を触ると物事を良い方向に導いてくれるとされています。
授与所
御札や御守、御朱印を授かれる場所です。御守や御札の種類も豊富ですので、気に入ったデザインや効果のものをゲットしましょう!
他にもこんなところが楽しい&嬉しい
あらゆるところに八角形
目玉の方位石が八角形ということもあり、猿田彦神社にはいたるところに八角形が散りばめられています!隠れミッキー感覚で八角形を探してみるのも面白いですよ。ここまでに載っている写真の中にも結構な量の八角形が潜んでいます。
バス代の節約が出来るかも?
非常に地味な節約なんですが、大人数で訪れる場合ですとまあまあな額になりますのでご紹介します。伊勢市駅前・宇治山田駅前・外宮前など主要なバス停から内宮前までのバス運賃は430円です。そして上記主要バス停から猿田彦神社前までのバス運賃は300円となっています。
往路は内宮前バス停まで行き内宮を参拝、その後おはらい町をぶらぶらしつつ猿田彦神社を参拝、猿田彦神社前バス停から駅に戻るというようにすれば、ロス無く移動出来て運賃も安く抑えられるのが嬉しいですね。
・伊勢市駅・宇治山田駅から 三重交通で「猿田彦神社前」まで10~15分
・五十鈴川駅から 三重交通で「猿田彦神社前」まで5分
まとめ
猿田彦神社はいかがでしたか?伊勢神宮や二見興玉神社に次いで人気の定番観光スポットではありますが、伊勢神宮との関係性や八角形との繋がりなど、事前に少しだけ知識を入れていくとより一層楽しめるかと思います!伊勢に訪れた際は、ぜひ一度立ち寄ってみて下さいね。
- 猿田彦神社
- 伊勢・二見 / パワースポット / 神社 / 縁結びスポット
- 住所:三重県伊勢市宇治浦田2−1−10地図で見る
- 電話:0596-22-2554
- Web:http://www.sarutahikojinja.or.jp/