LCCなら、安く行けるらしいけれど大丈夫?サービスは?食事は?初めてだと、色々不安ですね。大手航空会社とはどんな点で違うか?どんな注意点があるのか調べてみましょう!納得して乗れば安くて安心便利です。
この記事の目次表示
LCCとは?
LCCは、Low Cost Carrierの略です。一言でいうなら、コストを抑えた飛行機会社。JALやANAなど、既存の大手航空会社はレガシーキャリアと呼ばれ、フルサービスのエアライン。
それに対して、様々なサービスをカットすることで、コストを抑えた金額を実現させたのがLCCです。ただし、現在のところ「LCCとは!」という明確な定義はないようです。自他ともに認めているLCCの有名なところでは、ピーチエアやジェットスターなどがあります。
一番心配なLCCの安全面について
コストカットした飛行機会社と聞いて、一番心配なのが安全面。結局のところ、整備や操縦をするのは人間なので、どの国のどの航空会社が100%安全とは、言えません。しかしLCCは、機体も安く仕上げているのではなかろうか?中古の機体を使いまわしているのでは?なんて、心配だったりしますね。
一概には言えませんが、多くのLCCでは、新造で小型のボーイング737やエアバスA320が主流で使われています。また新しい機体は、低燃費になっているそうです。多くの電化製品や車がそうであるように、飛行機も同じなのですね。
他にも、往復路線に同一機体を使用したり、小型機体にすることで、整備や掃除にかかる時間、人件費の削減などに通じているようです。より安心したい方は、ご利用航空会社の公式サイトをご覧になると、安全についての取り組みや、就航率、定時運航率なども記載されているので、ご覧になると良いでしょう。
大手航空会社とLCCの違い
LCCのターミナル
LCCの空港カウンターは、主に成田空港の第3ターミナルになります。場所は、第2ターミナルの西側に位置します。電車でアクセスの場合、第1ターミナルには成田空港駅が、第2ターミナルには空港第2ビル駅がありますが、第3ターミナルに直結する駅はありませんから、第2ターミナルを経由する必要があります。
第2ターミナルから、いったん外に出て、バスに乗車しての移動となります。また、第2ターミナルからは、徒歩で行くことも可能です。バスの詳しい運行時間は成田空港公式サイトをご覧ください。
第2ターミナルから第3ターミナルへの移動時間は、バスで約3分、ゆっくり歩いて徒歩で約15分ほどです。
LCCの運賃
運賃は、一般の航空会社よりも割安です。これは、サービスを最低限に抑えているためです。基本料金にプラスして荷物などの追加オプションを組み合わせるようなタイプもあります。また、平日が安めで休日が高めになる、空席と連動して料金が変わっていくタイプと、出発日が近づくにつれて金額が高くなるタイプもあります。
ご自分のスケジュールや、予定の立て方、出発日の選び方によっては、格安チケットが手に入る可能性も高くなります。航空会社によって料金設定に差があるので、下調べが重要ですね。
LCCの手荷物料金
重量課金方式をとっている航空会社が多いので、注意が必要です。手荷物の個数や大きさ、重量も細かく設定されているので、チェックインカウンターで追加徴収される方も多くみられます。航空会社によっては、予約時に荷物の申請をすることで、預け入れ料金が割安になることもあるので、事前準備が必要です。
LCCの各種手続きサービス
予約の変更は、厳しい条件がつく場合や、対応不可の場合も多くみられます。キャンセル料が高額になる可能性もあります。払い戻しに関しても、条件や対応不可の場合もあります。こういったサービスについては、事前によく確認することが大事ですね。
LCCの機内サービス
一般の航空会社は、ドリンクや機内食、ブランケットやクッションなどが、無料で提供されますが、LCCは、コストカットされているので、これらが有料になります。モニターもありません。ドリンクやフード類も、メニューの中から、好きな物を選び、お金を払うようになります。
好きな物を好きなだけ頂けるので、合理的でもありますね。また、座席のピッチが少々狭いので、大柄な方は、狭く感じるかもしれません。リクライニングしない座席がある場合もあるので、各航空会社の公式サイトは、よく確認してからの予約がお勧めです。
まとめ
LCCは、とにかく旅費を安く抑えたいという方には最適だと思います。先に提示しているように、チケット金額がだいぶ格安なので、手荷物料金を支払ってもLCCはかなりお得感があります。
サービス面をよく理解した上で納得できれば、かなりの節約になりますね。筆者の個人的見解を述べれば、国内便もしくは海外でもアジアなどの短時間フライトなら、今回紹介したすべての制約や条件は許容範囲だと感じています。