11月23日の勤労感謝の日を中心に開催される、「熟睡プラ寝たリウム」は、美しい星々と音楽に癒されながら、熟練の解説員の方の解説を子守歌に、心地よい夢の中へ誘われる癒しのプラネタリウムです。2017年は、全国32の施設で開催が予定されている「熟睡プラ寝たリウム」を、2016年の明石市立天文科学館での体験をもとに紹介します!
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熟睡プラ寝たリウムとは?
熟睡プラ寝たリウムは、勤労感謝の日の11月23日を中心に開催される、日頃の疲れを癒して熟睡してもらうことを目的としているユニークなプラネタリウムです。
2011年に明石市立天文科学館で開催後、毎年開催施設を増やし、2017年は北海道から沖縄まで、全国32施設で熟睡のために趣向を凝らしたプラネタリウム投影が行われる予定です。
明石市立天文科学館の熟睡プラ寝たリウム
2016年の明石市立天文科学館の熟睡プラ寝たリウムは、1日に6回それぞれ異なる解説員による上映が行われており、全回当日整理券制で整理券があれば自由に見ることができました。解説員の方が質問したところ、全ての回を見たという方も。
貴重なプラネタリウム
明石市立天文科学館のプラネタリウムは1960年から稼働しており、現在稼働している中では日本で最も古い長寿日本一のプラネタリウムで星空投影を楽しむことができます。
プラネタリウムで''熟睡''
星好きな筆者は、興味深いプラネタリウムを見ている間は眠れるのか半信半疑でしたが、参加した後半3回の上映中、完徹できたのは1回のみでした。
プラネタリム自体が眠りを誘う
プラネタリウムドームの暗い室内、上映中のリクライニングの姿勢、星空に合わせて流れる心地よい音楽という睡眠に最適な環境が揃っています。
解説員の方の熟練の技
「羊をかぞえるように星の数を数えていく」、「難しい用語を駆使した話をして眠気を誘う」などそれぞれの解説員の方による切り口の異なる戦略によって眠りに誘われていきます。
熟睡のための配慮も
眠りたいけれど自分のイビキで周りに迷惑をかけないか心配という方のために、「イビキ席」が用意されていました。周りの人を気にせずに熟睡することが可能です。
記念になる証明書やスタンプ
終了後、ぐっすりの眠った人は熟睡証明書、睡魔に打ち勝ち完徹した人は完徹証明書の絵葉書をいただくことができます。
その他にも、それぞれの回の解説員の方の似顔絵スタンプを押印して、ねむり度を記入できる寝たンプ帳なるシートが用意されていていたりと終了後も楽しめます。
明石市立天文科学館のプラネタリウム投影機が描かれたオリジナルデザインのスタンプ帳が300円で販売されているので、そちらを同時に購入して押印するのがオススメです。
明石市立天文科学館2017年熟睡プラ寝たリウム開催概要
下記ホームージをご覧ください。
明石市立天文科学館の見どころ
明石市立天文科学館には、豊富な展示室や、展望室が設けられていますので、熟睡プラ寝たリウムの上映だけでなく、待ち時間などを利用して、是非観賞していただきたいです。
天文ギャラリーの他、日本標準時子午線が通る街として、子午線のまち・明石や、時のギャラリーも必見です。
日本標準時子午線の標識になっている時計のある塔は登ることが可能で、13、14階の展望室からは、360度のパノラマビューが広がり、世界一長い吊り橋である明石海峡大橋や、淡路島、穏やかな播磨灘、山陽本線や山陽電車が走る街並みなどを楽しむことができます。
エレベーターもありますが、2つあるらせん階段には、それぞれ宇宙カレンダーや、88星座が描かれているので、足に自身のある方は利用してみてください。
- 明石市立天文科学館
- 明石市 / 穴場デートスポット / 博物館 / プラネタリウム
- 住所:兵庫県明石市人丸町2-6地図で見る
- 電話:078-919-5000
- Web:http://www.am12.jp/index.html