2015年3月の北陸新幹線開通にあわせて、金沢にはさまざまなお店がオープンしました。今回ご紹介する「カカオサンパカ金沢店」がオープンしたのは2014年11月29日ですから、新幹線の開通にあわせたのかもしれませんね。風情ある町並みが魅力的な「にし茶屋街」にたたずむ「カカオサンパカ金沢店」は、チョコレートと町家という、洋と和の組み合わせがお洒落。高級なチョコレートを町家でいただくなんて金沢ならではの体験です。金沢散策の足休めにぜひ立ち寄りたい「カカオサンパカ金沢店」をさっそくご紹介していきます!
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スペイン王室御用達のチョコレートブランド
カカオサンパカは、チョコレート文化発祥の地・スペインはバルセロナに本店をもつチョコレートブランドです。日本ではゴディバをはじめとするその他のチョコレートブランドに比べて知名度は劣るものの、スペイン王室御用達のチョコレートとして知られ、バルセロナ土産のド定番になっています。
ちなみにブランド名にある「サンパカ」とは、世界最高のカカオを栽培していたといわれる、赤道ギニアのカカオ農園「サンパカ」が由来。カカオサンパカでは熟練した職人によってひとつひとつ丁寧にチョコレートがつくられ、ひとつとして同じものがありません。できあがったチョコレートはスペインから冷蔵空輸にて日本に到着しています。
日本では東京の丸の内、南青山(現在は閉店しています)、大阪の梅田とお店をオープンし、日本4店舗目として選ばれたのが、地方都市では初出店となる金沢でした。
カカオサンパカ金沢店はにし茶屋街にあります
カカオサンパカ金沢店があるのは、金沢にのこる三大茶屋街のひとつ、にし茶屋街です。観光客が多く押し寄せる「ひがし茶屋街」に比べると規模も小さくひっそりとしていますが、嘉永2年(1849年)創業と歴史ある落雁店「諸江屋」や、甘納豆の有名店「甘納豆かわむら」などがお店をかまえています。風情のある町並みは、あただ歩くだけでも観光気分が盛り上がります。
町屋づくりのチョコレートショップ&カフェ
引き戸をひくと、目の前に2階へあがる階段があり、右手にこじんまりとしたチョコレートッショップがあります。ショーケースに並ぶチョコレートは常時60種類以上、ひとくちサイズの「ボンボンチョコレート」は1個390円、4個1,836円〜、そして板チョコレート「ラジョラス」は各1,080円〜というラインナップ。
2階はカフェスペースになっています。1階のお洒落なチョコレートショップとは一転、町家の雰囲気を最大限に活かした内装。金沢観光の足休めとしては最高で、気取らずとても落ち着ける雰囲気が漂います。
高級チョコレートでひと休み
カカオサンパカ金沢店のカフェでいただけるメニューはさまざまです。
ちょっとした足休めならボンボンチョコーレートとドリンクがおすすめ。高級チョコレートをゆっくりと味わうなんて、ある意味贅沢ですね。金沢らしく九谷焼の器でチョコレートが提供されるのも、特別感があります。またスペインでは定番の「チュロス&ホットチョコレート」は寒い日にはホッとあたたまります。そのほかパフェ、ケーキとスイーツ系が揃い、またコーヒーなどのソフトドリンク以外にアルコールの提供も。スペインではチョコレートと一緒にお酒を楽しむのも一般的なのだそう。
- 【閉店】カカオサンパカ金沢店
- 金沢市
- 住所:石川県金沢市野町2-24-2地図で見る
- 電話:076-256-3338
- Web:http://www.cacaosampaka.jp/shop/shop15_kanazawa.ht...