いま話題のパワースポット「来宮神社」。メディアでの紹介や口コミで、平日でも多くの参拝客が訪れます。願いが叶う伝説のある大楠、たくましく生きる第二大楠、そしてひとやすみしたい素敵な茶房。熱海駅からも散策しながら歩ける距離なので、熱海観光の際にはぜひ他の観光地と合わせて訪れてみてくださいね。
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来宮神社(きのみやじんじゃ)はパワーが強い!
パワースポットを特集するテレビ番組などでたびたび紹介される、静岡県熱海市の「来宮神社」。熱海の地主の神が鎮座し、来福・縁起の神として昔から地元の人々に信仰されています。そんなに大きくはない神社ですが、メディアや口コミで来宮神社の噂が広がり、平日にも関わらず老若男女、多くの参拝客の姿があります。
来宮神社の鳥居をくぐると、いい気が流れているというのをすぐに感じ取ることができるでしょう。本殿に向かってつづく、たくさんの自然に囲まれた気持ちのいい参道。右手に「第二大楠」があり、向かいには手水舎。第二大楠の奥には「三峯神社」、手水舎の左脇奥には「来宮稲荷明神」があります。
そして階段をのぼると本殿があり、本殿の奥には、来宮神社の一番の見どころ、天然記念物の「大楠」があります。
願いが叶う?!寿命が延びる?!天然記念物の「大楠」
来宮神社を訪れる参拝客のお目当ては、本殿奥にある「大楠」です。国指定天然記念物に選定されており、樹齢はなんと2千年以上。そして幹周りは約24メートルで、全国2位の巨樹の認定を受けています。間近で見れば、この木にはなにか大きな力が宿っているに違いない!という迫力と神聖さを感じずにはいられません。悩み事があったり、心が少し弱っているときには、この大楠が力を貸してくれる、そんな気がしてきます。
さて、この「大楠」には次のような言い伝えがあります。
◆一周すると寿命が一年延びる
◆心で願いごとを唱えながら一周すると願いが叶う
さまざまな説がありますが、一周するごとに願いごとはひとつ。なので願いごとがふたつあれば二周します。実際に何周もする参拝客も多くいるのだそう。
たくましく生きる「第二大楠」
来宮神社の鳥居をくぐってすぐのところにある「第二大楠」もパワーがすごいと言われています。じつはこの第二大楠、落雷により幹の中がほとんど空洞なのです。にも関わらず今も立派に生きており、青い葉っぱが生い茂っているのです。第二大楠からは生命力の強さを感じながら、そのパワーをおすそ分けしてもらいましょう。
芸能・出世なら「来宮弁財天」
来宮神社には、大巳貴命(おおなもちのみこと)・五十猛命(いたけるのみこと)・日本武尊(やまとたけるのみこと)の三柱を祀る本殿のほか、来宮弁財天、来宮稲荷神社、三峯神社があります。
とくに「来宮弁財天」は強力な気を発しており、自身の気を高めてくれると言われています。ぜひこちらも本殿とあわせて参拝してみてください。しかしマイナスの気も強めてしまうので、あまり元気がないときは避けておいたほうがいいでしょう。