韓国・釜山に行った際の交通手段は、地下鉄が便利です。基本釜山内のどこの観光地に行くにしても、ほぼ地下鉄圏内で訪れることができます。この記事では、筆者夫婦が2018年10月に訪れた際の、釜山の地下鉄事情・知っておくと便利な情報を、3つお伝えします。
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①券売機はW50,000札が使えないので注意!
まず初めに、釜山の券売機はほとんどW50,000札(≒日本でいう5,000円札)が使えないのでご注意ください。韓国のお札は、W50,000、W10,000、W5,000、W1,000の4種類があるのですが、W10,000 (≒日本でいう1,000円札)までしか使えない券売機がほとんどなのです。
ちなみに券売機は、クレジットカードもほとんど使えないことが多いのでご注意ください。
空港駅のコンビニでは両替不可
上の写真は、釜山の金海空港の最寄り駅「金海空港駅」です。空港から街に出るには、この駅を使うことになります。そしてこの扉左に、コンビニがあるのですが、ここで両替をお願いしたところ、「空港でやってくれ」と言われ両替することができませんでした。
(というのも、筆者夫婦は、前回の旅行で残ってたW50,000札2枚をもって釜山に訪れ、あとは釜山の街中で両替しようと思い、細かいお札を用意していなかったのです)
なので、釜山についた時点で細かいお札を持っておくことをお勧めします。
コンビニでもW50,000札が使えない!
そこで筆者夫婦は、金海空港に戻り空港内のセブンイレブンに行き、交通カードのT-moneyカードを買うことでW50,000を崩そうとしました。しかし、なんとこのセブンイレブンでも「W50,000札は使えない」と言われてしまったのです。
このように韓国・釜山では、ある程度大きなお店でないと、高額紙幣であるW50,000札は使えないのでご注意ください。屋台などでもまず使用できないと考えた方がいいですね。
補足:両替に関して(非正規の両替屋に注意!)
ちなみに、釜山の街中では両替を行っている店があちこちにあるというわけではないので、ご注意ください。
西面・南浦洞・海雲台と、ほぼ釜山の主要の観光地を巡りましたが、筆者夫婦は、ちゃんとした両替店は見つけられませんでした。そして、唯一見つけたのは、個人でやっている非正規の両替屋の方。この方に、10,000円をW100,000に変えてもらいました。
しかしよくよく考えると、正確なレートにはW1≒0,111円なので、空港だと10,000円換算でW110,000になり、筆者夫婦は損をしてしまいました。
なのでできるだけ日本・韓国の空港で多めに両替をしておくことをお勧めいたします。
- 金浦国際空港
- ソウル / 駅・空港・ターミナル
- 住所:112 Haneul-gil, Gangseo-gu, Seoul, 大韓民国地図で見る
- Web:http://www.airport.co.kr/
②T-moneyカードと1日券はどっちがお得!?
地下鉄を乗る際には、切符をその都度買うよりも、IC系交通カードの「T-moneyカード」か、1日券を買う方がお得なことが多いです。
T-moneyカード
T-moneyカードは、旅行者向けのIC系交通カードです。チャージ式のタイプなので、日本のSUICAやPASMOと使い方は一緒、1枚W2,500(≒250円)で買うことができます。IC系カードを使うことで、地下鉄の基本料金がW1,000(≒10円)安くなるので少しお得です。
ちなみにカード代金のW2,500はチャージ金額には入っていないのでご注意ください。
売り切れにはご注意!
釜山・金海空港の空港駅のコンビニでは、T-moneyカードが売り切れていました。釜山の街全体としても、ソウル・明洞に比べ、T-moneyカードが売っている店はやや少ないようですので、購入したい方は、金海空港内のコンビニ(先ほどのセブンイレブンなど)で購入をお勧めします。
1日券
実は券売機では、W5,000(≒500円)で、1日券も販売しています。1枚W5,000で、その名の通り地下鉄が1日乗り放題になるチケットです。
T-moneyカードは10km以内の移動の基本料金がW1,250(≒125円)なので、カード代金のW2,500も合わせると、1日に3回以上乗る場合は1日券の方がお得です。
③寄付を募ってくる人に注意!
釜山の地下鉄には、座っている人に対して封筒みたいなものを渡してくる人がいます。これは、「ここにお金を入れてください」という封筒で、しばらくすると配ってきた人がまた回収にきます。
封筒は勝手に膝の上に置かれてしまうので、触らず放っていおいた方がいいでしょう。