香川県丸亀市の山間にあるレジャー総合施設レオマリゾート。遊園地や宿泊、温泉、バイキング、プールなど家族で一日中楽しめるレジャー施設で、レオマと言えば特に遊園地のイメージが強いと思いますが、実は、とっても素敵なアジアの世界的遺産も見る事ができます。中でもプラサット・ヒン・アルンはアンコール王朝の寺院を忠実に再現したもので、現地の石工から高い技術提供を受け造られた美しい建物ですよ。今回はアジアの世界的遺産を模した建物がある、オリエンタルトリップのエリアをご紹介します。
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レオマリゾートについて
レオマリゾートは1991年に開業したレジャー施設。オープン当時は遊園地、ホテル、オリエンタルトリップのエリアに分かれていましたが、現在は見どころのカテゴリー分けとして「レオマ花ワールド」「オリエンタルトリップ」「レオマ光ワールド」「NEWレオマワールド」「ホテルレオマの森」と分かれているようです。
中でもアジア遺跡があるオリエンタルトリップエリアは必見!
オリエンタルトリップエリアは他のエリアより小高い場所にあり、マジックストローと呼ばれる、日本一長いエスカレーターで向かいます。
エリア内には、アジアの世界的遺産を模した建物があり、アジアの世界観が好きな方には、とても楽しめる場所だと思います。
オリエンタルトリップの見どころ
【1】アンコール王朝の栄華を再現!プラサット・ヒン・アルン
カンボジアのアンコール・ワット!?
オリエンタルトリップの中でも是非見て頂きたいのは、アンコール王朝時代の建物を再現した建物「プラサット・ヒン・アルン」です。オープンから長い年月がたち、ますます、遺跡の雰囲気が増し、異国の地へ来た気分になりますよ。
写真だけ見ると、カンボジアの世界遺産「アンコール・ワット」のように見えませんか。でもここは香川県!レオマリゾート内にある建物なんです。
この建物、そのままアンコール・ワットを模した建物ではないようで、タイ国東部、カンボジア国境付近に実在する、アンコール王朝時代の寺院遺跡を創建当時の1/4のサイズで再現したものだそうです。
プラサット・ヒン・アルンとは「丘の上の暁の寺院」という意味で、赤味を帯びた石がそれを物語っているようですね。
細やかな細工は本場タイの石工が彫刻し、組み上げられたものだそうです。ヒンズー寺院の建築様式を余すところなく、取り入れられた建物です。
花で飾られたアジア遺跡も素敵!
正面の階段横には季節の花がふんだんに置かれ、花を楽しむ事もできます。
一面に花が植えられていて、アジア遺跡と花のコラボレーションは見事ですね。
オープン当時から変わらない、レオマワールドのキャラクター・ペディーとポーリーも花化粧されていましたよ。
【2】幸せの国ブータンの寺院を再現!タシチョ・ゾン
ブータンの僧院を1/2スケールで再現
小高い丘の上にあるタシチョ・ゾン。入り口の門からアジアの雰囲気が出ています。
寺院へ続く道には季節の花が咲き、趣のある階段を登るとタシチョ・ゾンに着きます。
建物を入った正面には、大きな仏様を描いた絵が飾られています。回りには仏像が沢山置かれていましたよ。
十一面観音など、私たちが思うアジアらしい仏像が並んでいました。
細やかな細工が美しい癒しの空間
建物の外壁や梁にも細やかな細工や絵が描かれています。
入口前にある柱。この色あせた雰囲気が建物ととても合っていますね。
建物裏側には、仏教壁画があります。是非、裏まで回って見て下さいね。
ブータンとタイと讃岐富士の美しい関係
ブータン様式の寺院タシチョ・ゾンからは、タイ王国のプラサット・ヒン・アルン越しの讃岐平野と讃岐富士を見渡すことが出来ます。
とても不思議な組み合わせですが、眺めはとても綺麗ですね。
【3】讃岐富士を一望!一二望展望台
古代中国の十二支が描かれた展望台
らくだや像の石像が印象的な展望台。展望台には古代中国の「五行十二支説」の絵が描かれています。日本で言う干支の絵ですよ!
拍手で幸運を招き入れるパワースポット
自分の干支の方角に向かい手を叩くと、幸運が訪れると言われているそう。
この大きな壺に1円玉を浮かべる事ができると、こちらも幸運が訪れるそうです。是非チャレンジして下さいね。意外と浮かびませんでした。
パンフレットにも載っていないここだけの秘密
展望台からは讃岐富士が見え、景色が良いこの場所。あまり知られていない秘密をひとつ。
干支が描かれた中心、ここにぜひ立ってみて下さい。そして、叫んでください。
「あーーーーーっ!」
すると自分の声が反響して帰ってくるのです!それも反響するのは中心約1メートルくらいの範囲だけ!そこを外れると、まったく響きません。不思議ですね。ぜひ、中心で愛を叫んで下さいね。