「安芸の宮島」とも呼ばれ日本三景の一つでもある広島の宮島。そこには海に立つ世界遺産、厳島神社があります。歴史を紐解くと、推古天皇の時代に創建され、平清盛によって現在の姿に造営されたといわれています。朱色の美しいこの神社には、カメラ好きにはたまらない撮影スポットがたくさん!その中でも選りすぐりの6つのスポットをご紹介します!
この記事の目次表示
1.撮影至難のスポット!?東廻廊(ひがしかいろう)
入口から真っすぐ進み右に曲がると朱色に囲まれた廻廊に差し掛かります。写真は東廻廊のすぐ手前です。入口から近く人が多い東廻廊をきれいにカメラに収めるのは至難の業。廻廊手前のこのスポットからだと、廻廊の道筋や御本社、高舞台を一緒に収められますよ。
東廻廊からは大鳥居を臨むことができます。こちらもカメラを構えた人たちがたくさんいます。
2.色彩のコントラストが美しい!高舞台(たかぶたい)
舞楽が回れる舞台です。平舞台の中央辺りを一段高くして高欄をめぐらした部分。こちらも大鳥居を入れて撮影できる人気スポット。
3.世界遺産を真正面から!平舞台(ひらぶたい)
寝殿造りでいえば庭にあたるところです。厳島神社の御本社を正面にとらえることができるスポットです。ここでも撮影順番待ちの列ができることも(笑)
4.海と空、そして大鳥居を一枚に…火焚焼前(ひたさき)
大鳥居を真正面から撮影できるビュースポット。土日や夏休み、修学旅行シーズンともなればカメラを持った人たちで行列ができています。
5.朱色の鮮やかさに心奪われる西廻廊(にしかいろう)
東廻廊と同様、朱色に囲まれた廻廊。右手には能舞台が見えます。真っすぐ進み右へ曲がると出口です。西廻廊は東廻廊に比べ、人がまばらになるので、タイミングを見計らえばとっておきの1枚を撮影できますよ。
6.厳島神社のシンボル大鳥居(おおとりい)
高さ約16mの大鳥居は、柱が海底に埋め込まれているわけではなく、その場に置かれているだけなんです。重さ約60tという自らの重みだけで立っています。宮島は島そのものが御神体とされたため、海の中に大鳥居が建てられました。
景色を楽しむなら満潮時
満潮時には、大鳥居とその奥に見える厳島神社が海に浮いているような幻想的な姿を見て楽しむことができます。この風景こそ宮島の醍醐味!この風景をカメラに収めるオススメスポットは宮島へ向かうフェリーのデッキです。
体感するなら干潮時
干潮時には、大鳥居を歩いてくぐって参拝することができます。真下からみる迫力は一見の価値あり!
ライトアップも神秘的
昼間の印象からは、まるで空気まで変わったような神秘的な光景が浮かび上がります。
番外編:ここも見逃せない!御本社と能舞台
厳かな雰囲気が漂う厳島神社の中心・御本社(ごほんしゃ)
東廻廊を順路に沿って進むと、左手に御本社があります。厳島神社の中心で、本殿の広さは神社本殿としては日本一を誇っています。とても神聖な場所であり、熱心に参拝されている人もいるので、ここでカメラをかまえるのは控えたほうがいいでしょう。ただ、とても荘厳で美しいスポットなので、ぜひ撮影したいという方は、誰もいない時を狙ってみてください。
西廻廊から見える能舞台
西廻廊から見える厳島神社の能舞台は日本で唯一海中に建てられています。重要文化財に指定されている能舞台5つのうちの1つです。朱色が鮮やかな厳島神社の中では少し目立たない色合いなので、歴史的興味を持っている人や、朱と茶のコントラストを表現したい!という少し上級者向けのスポットです。
時間によって変わる厳島神社の景色を楽しもう
国内外問わず人気の観光名所、厳島神社。写真にこだわるなら混みあう土日は避けて平日に訪れるのがおススメです。また、約6時間おきに訪れる満潮と干潮で見え方がまったく違うので、時間があれば「宮島潮見表」を参考にして両方を楽しんでみてください。「宮島潮見表」は観光案内書やホテルでゲットできます。
厳島神社の概要
拝観料
大人:300円/高校生:200円/中・小学生:100円
開門・閉門時間
6:30~18:00(季節により変動あり)
休み
なし
問い合わせ電話番号
0829-44-2020
公式HP
- 嚴島神社
- 宮島 / パワースポット / 観光名所 / 神社 / 縁結びスポット / 世界遺産 / ツーリング / インスタ映え
- 住所:広島県廿日市市宮島町1−1地図で見る
- 電話:0829-44-2020
- Web:http://www.itsukushimajinja.jp/