リスボンで開催されている蚤の市は、別名「泥棒市」とも呼ばれています。蚤の市は日本でも人気が出ていますが、リスボンの蚤の市は、出品物がさまざまで活気もあり、見るだけでも十分に楽しめます。今回はそんな「泥棒市」を紹介します。
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リスボンの「泥棒市」とは?
ポルトガル・リスボンのサンタ・エングラシア教会付近で火曜日と土曜日に開催される蚤の市。この蚤の市は「泥棒市(Feira da Ladra フェイラ・ダ・ラドラ)」または、「サンタ・クラーラ市場」とも呼ばれています。
さすがに盗んだものが売られているわけではないですが(笑)、アンティーク品の出品も多く、泥棒市と呼ばれるだけあって思わぬ掘り出し物に出会える可能性が高く、人気のある蚤の市です。
アクセスと開催日
泥棒市の開催は、毎週火曜日と土曜日。時間は10時ごろから17時ごろまでです。毎日開催されているわけではないので、曜日に気をつけてください。
開催場所はリスボンのアルファマ地区にあるサンタ・エングラシア教会の目の前の広場です。
アルファマ地区は、リスボンのなかでも古い街並みが残っているエリア。サンタ・エングラシア教会は、リスボン中心部のサンタ・アポローニャ駅から歩いてもいけるので、アクセスも良好です。
今回はリスボンの泥棒市の雰囲気、何が買えるのかなどを紹介します。
- サンタ・エングラシア教会/ナショナル・パンテオン
- ポルトガル / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Campo de Santa Clara, 1100-471 Lisboa, ポルトガル地図で見る
泥棒市は活気があって見るだけでも楽しめる!
開催日にサンタ・エングラシア教会に近づくと、なにやら人だかりが目に入るようになります。人が集まる方向に足を向ければ、自然と市場の開催エリアにたどり着くはずです。泥棒市は出店されている範囲がとても広く、訪れる人も観光客から地元の人まで様々で、非常に活気があります。
しっかりとテントを建てているブースもありますが、多くのブースがビニールシートに商品を広げただけというラフさ。キョロキョロしながら歩いているだけでも楽しめます。
とにかく出店数が多くてなんでも売っている!
「泥棒市」で売られているものは、本当に様々。素人目にはガラクタなのではないかと思ってしまうものもたくさん売られています(笑)。
代表例を挙げると、衣服、食器類、アンティーク小物、絵画、アクセサリー類など。物によってはアンティーク品が安く手に入るので、特にアンティークの家具や小物が好きな方は、ここでし出会えない掘り出し物が見つかるかもしれません。
値段がついてない商品も多いので、出店者に値段を聞いて、ときには値切り交渉もしながらお買い物を楽しみましょう。複数購入することで、安くしてもらえることもあります。
ポルトガルならではのお土産も買える!
ポルトガルならではの出店もあります。例えば、ポルトガルで建築物などに使われていることで有名なタイル「アズレージョ」。アズレージョが売られているのはポルトガルならではかもしれません。
街中の土産物店ではお土産用の綺麗なタイルが売られていますが、蚤の市では本当にどこかの建物で使われていたのでは?と思うようなレトロなものもお目にかかれます。
また、小物や食器類も充実しています。ポルトガルでよく見られる鶏や小鳥の陶器の置物や、お洒落なデザインの皿などもお土産にオススメです!
リスボンの「泥棒市」でとっておきのお宝を手に入れよう!
海外旅行に行くと観光地を巡ることに注力しがちですが、マーケットが盛んなヨーロッパでは、この様な蚤の市に訪れてみるのもオススメです!
リスボン観光の合間に、ぜひ訪れてみてください!