サンフランシスコの移動式屋台村？Off the Gridへ行こう

この記事の目次表示

• サンフランシスコ発「Off the Grid」とは？
• 夜祭りの雰囲気漂うフォートメイソンセンター
• 日曜日にはプレシディオでピクニック
• アクセスが簡単なアッパーヘイト

サンフランシスコ発「Off the Grid」とは？

• 写真：くーOff the Gridの会場の一つ、プレシディオは眺めも最高

店舗を持たずにフードトラックやテントで食べ物を販売するベンダーを集め、2010年にサンフランシスコでスタートしたグルメイベントが「Off the Grid」。現在は、ベイエリア全域で週に50以上の催しを運営する巨大ビジネスに成長しています。

バーガーからアジア料理、デザートまでトラックのラインナップも充実していて、何を食べるか頭を悩ますのもOff the Gridの楽しみの一つ。盛りつけやトラックのデザインも絵になるのでグルメな若者層に人気があります。

値段はおつまみサイズやドリンク、デザートなどが3ドル（約330円）ぐらいから。食事は10ドル（約1,100円）前後のメニューが中心です。

• 写真：くーフォートメイソンでは夜祭りのような雰囲気が楽しめます

サンフランシスコでは天候が安定する3月から10月がOff the Gridの本格的なシーズンで、毎日のように市内のどこかでフードトラックが集まっています。

今回はその中でも特におすすめの3つのロケーション「Fort Mason Center（フォートメイソンセンター）」「Presidio（プレシディオ）」「Upper Haight（アッパーヘイト）」で開催されるOff the Gridを紹介します。

夜祭りの雰囲気漂うフォートメイソンセンター

• 毎週金曜日午後5時〜10時（3月〜10月）

• 写真：くー入り口のサインがまるで野外フェスのよう

Off the Gridを代表する会場で、トラックの数も最大級を誇るのがフォートメイソンセンター。2010年に始まって以来、「夏の金曜の夜と言えばココ」と市民に浸透するほどの定番イベントになっています。

• 写真：くーフードトラックを見て回るのも楽しい

電球で飾られた会場は、野外フェスと夜祭りを合わせたようなヒップな雰囲気。参加者も、ビールやワイン片手に会話に花を咲かせる20〜30代のグループが目立ちます。

• 写真：くー好きなものを買ってきて夜空の下で堪能しよう

夜になると風が出て気温が下がるので、上着を忘れずに。公共交通機関は、市営バスの28番が近くに停まります。

日曜日にはプレシディオでピクニック

• 毎週日曜日午前11時〜午後4時（3月〜10月）

• 写真：くー日曜の午後を楽しむ家族連れが多い「プレシディオ・ピクニック」

ゴールデンゲートブリッジのすぐ南に広がる元軍用地プレシディオで、3月から10月の毎週日曜日に催されるのがOff the Gridの「プレシディオ・ピクニック」。

広い芝生エリアを囲むようにトラックやテントが並び、ピクニックシートの上でのんびりとランチを食べながらリラックスした日曜を過ごすことができます。

• 写真：くー中東フードの定番、ファラフェルに挑戦

日中開催と、ほかのOff the Gridよりも健康的な雰囲気なので、家族連れにも人気。ゴールデンゲートブリッジの観光と合わせて出かけると効率的です。市営バスは43番が便利。

アクセスが簡単なアッパーヘイト

• 毎週木曜日午後5時〜9時

• 写真：くーアッパーヘイトに集まったフードトラックたち

フォートメイソンセンターやプレシディオに比べてイベントの規模は小さいものの、ダウンタウンからのアクセスが簡単で、冬期も開催されるのがアッパーヘイトのOff the Grid。

雰囲気もカジュアルで、肩の力を抜いてローカルバンドのライブを聴いたり、フードトラックの食べ物を味わうことができます。

• 写真：くー北京ダック風のChairman Bao（左）と J-Shackお好み焼きクレープ

観光地として有名なヘイトアシュベリーやゴールデンゲートパークに近いので、「帰りに寄ってみる」ぐらいの感覚で観光プランに加えてみましょう。