お肉を食べたいけど野菜不足が気になる!そんな方におすすめのサンパッ屋さんが『ウォンジョサンパッチッ』です。なんとなんと、30種類もの野菜がテーブルに運ばれて来るのです。しかも野菜だけではなく、美味しいサムギョプサルにたくさんのおかずたちもいただくことができ、人気がないわけがありませんね。ソウルに行ったら絶対訪れたい『ウォンジョサンパッチッ』を、これからご紹介していきます!
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サンパッってなに?
サンパッってあまり聞き慣れない韓国料理かもしれませんね。「サン(サム)」は日本語で「包む」、「パッ(パプ)」は日本語で「ご飯」。つまり、サンパッとは包みご飯という意味です。
サンチュ、エゴマの葉、カラシナをはじめとする葉野菜のうえに、ごはん、焼いたお肉、韓国味噌、おかずなどを乗せて包み、いただきます。
このヘルシーさが女性を中心に人気のある韓国料理です。
30種類もの野菜がいただける「サンパッ定食」
サンパッはソウル市内にある専門店でいただくことができますが、なかでも『ウォンジョサンパッチッ』は約30種類もの野菜がいただけるとあって人気です。しかもこれらの野菜は農薬を使用していない有機野菜なんですよ!
野菜の種類は季節によって変わってきます。定番のサンチュ、エゴマの葉をはじめ、カラシナ、ビート、ケール、チコリ、セロリ、白菜、トウキ、チンゲンサイ、人参、大根など、ビタミンCもたっぷりでヘルシーかつお肌にも嬉しく、美意識の高い韓国らしさを感じます。
野菜の数もさることながら、テーブルに所狭しと並べられる小皿たちも見事な数です。テーブルにおさまりきらず、重ねて並べていますからね。日本だったら一体いくらするのだろう・・・と値段が不安になってしまいそうですが、『ウォンジョサンパッチッ』リーズナブルなのでご安心を。
これらの小皿には、キムチや煮魚、ナムルなどのおかず、そして味噌やタレがはいっています。ちなみに銀色の丸い容器にはご飯が、そして黒の器はチゲと、野菜につける韓国味噌です。
サンパッ定食は二人前から注文可能で、一人前9,000ウォン。
人気のデピサムギョプサル
「デピ」とは日本語で「かんな」、「サムギョプサル」はご存知の方も多いでしょうが「豚の三枚肉」のこと。つまり「デピサムギョプサル」はかんなで削ったような、くるっとした豚の三枚肉です。このお肉をタレにつけてから焼きますが、タレにはお肉の臭みをおさたり、お肉をやわらかくする効果があります。「デピサムギョプサル」の美味しさの虜となり、「デピサムギョプサル」をメインに食べに来る方もいるぐらい人気!デピサムギョプサルだけを単品で注文する場合は、一人前7,000ウォンになります。
お肉をタレにつけて焼いて、葉野菜のせて包んで食べる、と、なかなか忙しいのですが、それがまた楽しい!
ウォンジョサンパッチッはどこにあるの?
ウォンジョサンパッチッの本店は、地下鉄7号線「論峴(ノニョン)駅」から歩いて10分ほどの場所にあります。なんと本店は24時間営業!なので待つのが嫌な方は、混雑するランチタイムやディナータイムを避けて訪れてみてくださいね。
またソウル市内には2016年5月現在、本店を含めて10店舗あります。本店はあまり観光では訪れない場所なので、観光ついでに訪れたい場合は「東大門(トンデムン)」にある店舗がおすすめです。
- ウォンジョサンパッチッ
- ソウル / 韓国料理
- 住所:ソウル市江南区論峴洞165-15地図で見る
- 電話:02-548-7589
- Web:http://www.theborn.co.kr/tb/store_detail.asp?shop_...