東南アジアの国【カンボジア】と言えば、まだまだ豊かな自然が残り素朴な暮らしを垣間見れる癒しの国です。多くのガイドブックでは、最低でも4日間は必要と書かれていますが、忙しい働き女子には休日+で2日間も有給を取るのはちょっと気が引けてしまうのが本心ではないでしょうか?今回は筆者が実際に、土日+1日の有給でばっちり満喫できた3日間の【カンボジア】アンコールワットを含めるスポットめぐりをご紹介いたします!
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1日目 ロリュオス遺跡群とアプサラスダンスでカンボジアの歴史を堪能する1日
0時30分羽田発、タイのスワンナプーム空港経由で朝の9時にカンボジアのシュムリアップ国際空港に到着したら、ホテルに荷物を置いて早速遺跡巡りのスタートです。
シェムリアップの遺跡は、有名どころであれば「ベンメリア」と「バンテアイスレイ」を除きだいたいの遺跡がアンコール遺跡共通入場券で見学する事ができます。
まずは、共通入場券を買い、方向的にも近いロリュオス遺跡群に向かいました。
アンコール遺跡の原点「ロリュオス遺跡群」
アンコールワットで有名なクメール王朝、その栄華は9世紀から15世紀頃と言われています。その栄華を極めた華やかで美しい装飾の礎を気づいたのが、初代の国王よって開かれたロリュオス川流域に位置するロリュオス遺跡群です。
雰囲気的には、アンコールワットをはじめとするアンコール遺跡群は京都。ロリュオス遺跡群は奈良といった雰囲気でしょうか。アンコール遺跡ほどの華やかさはありませんが、とても静かでローカルの休憩どころにもなるようなゆったりとした時間を楽しめる遺跡です。
筆者が遺跡巡りをしたのは12時前ごろでしたが、観光客も数人しかおらずとてもゆっくりと静かに遺跡巡りを楽しむことができました。
ロリュオス遺跡群には、アンコール最古の寺院「プリア・コー」、アンコールワットの原型「バコン」、かつての貯水池「ロレイ」があります。それぞれ、30分もあれば十分見学できる小ぶりな遺跡です。
アンコールワットやアンコールトムももちろん有名で素晴らしいのですが、ロリュオス遺跡群はとても静かながら繊細な装飾と愛らしい花々の色彩と香が女子旅にはピッタリのスポットです。
人も少ないので、自分のペースで散策できるのはアップダウンの激しい遺跡巡り時にはとても助かります。
クメール文化を堪能するレストランクーレンの「アプサラスダンス」
ロリュオス遺跡群めぐりを終え、ホテルでシャワーを浴びたら夜はレストランクーレンでの「アプサラスダンス」の鑑賞がおすすめです。
カンボジアの伝統的舞踊であるアプサラダンスとクメール料理が楽しめるレストランクーレンは、バイキング形式で少しずついろいろな種類を食べられるのでひとり旅にはピッタリです。
- クーレン
- シェムリアップ / アジア料理 / エンターテイメント
- 住所:Street 02, Sivatha Rd, Krong Siem Reap, カンボジア地図で見る
- 電話:(092)630090
- Web:http://www.koulenrestaurant.com/
2日目 アンコール遺跡とオールドマーケット・パブストリートをめぐるハイライトな1日
2日目は早朝にホテルを出発してアンコールワットのサンライズ(朝日)から楽しむのがおすすです!サンライズはかなり人気なので、5時過ぎにはアンコールワットについているのがおすすめです。
一生に一度は行きたい!世界遺産【アンコールワット】
カンボジアの旅を決める1番の理由が、世界遺産「アンコールワット」ではないでしょうか?
アンコール時代の最盛期に作られたアンコールワットは、これまでの装飾や建設技術の集大成ともいえる芸術的にも美しいクメール帝国最大の寺院でした。
そのスケールの大きさと、美しく壮大な彫刻に思わずため息が出るアンコールワットは死ぬまでに1度は見たいスポットと言われています。
バイヨンを含む複数の遺跡が連なる【アンコールトム】
バイヨンをはじめいくつかの遺跡によって形成されているのがアンコールトムです。大きな顔が何体も置かれた遺跡「バイヨン」は特に有名で、日中は中国人の観光客が溢れかえります。
クメールの微笑と呼ばれる四面仏はアンコール遺跡の中でも特に独特な雰囲気を感じる事ができるスポットです。
ハリウッド映画の撮影地にもなった【タプローム】
アンジェリーナジョリー主演の映画『トゥームレイダー』の舞台となったのがここタプロームです。
タプローム内には、生命力が強い木「ガジュマル」が至る所に生えており、遺跡内にも太い根を張っています。遺跡の所々はこの「ガジュマル」によって崩れてしまっています。
しかし、この「ガジュマル」の木の根によって崩れている姿も含め、タプローム遺跡と言ってよいほど生い茂るガジュマルが神秘的で引き込まれるような景色を見せてくれます。