台北から約1時間！烏来（ウーライ）老街でタイヤル族の伝統料理や買い物を楽しもう

この記事の目次表示

• めずらしい食材を使ったタイヤル族の伝統料理
• 食べ歩きを楽しむなら
•    温泉卵
•    イノシシ肉ソーセージ
• 雑貨屋でショッピングも
• おわりに

めずらしい食材を使ったタイヤル族の伝統料理

• 写真：Yui Imai

烏来老街には、めずらしい食材を使った「タイヤル料理」を楽しめる食堂がいくつかあります。ゆっくり座って食事がしたい、という時にぴったり。言葉がわからなくても、勇気を出して入店してみましょう！店の前に並べられている野菜を覗いてみると、見たことがない野菜もちらほら。

メニューを見ても漢字ばかりで何を食べたら良いかわからない、という時は「五菜一湯（五つの料理と一つのスープのセット）」といった、コース料理を注文してみると良いでしょう。附白飯と書いてあれば、白いご飯も人数分出てきます。こちらのお店は五菜一湯599元、日本円で約2,167円です。

• 出典：www.flickr.com竹筒飯

烏来の名物の一つ、「竹筒飯」という竹筒に入ったご飯も気になります。烏来のほとんどの食堂で提供されているこのご飯は、竹筒に米やもち米を入れて炊かれています。竹筒をぱかっと割っていただきましょう。

食べ歩きを楽しむなら

温泉卵

• 写真：Yui Imai

温泉といったら温泉卵！という方も多いのではないでしょうか。さすが烏来温泉郷、老街でも温泉卵が販売されています。冷たいノーマルな温泉卵は1個15元（日本円で約54円）、紹興酒につけた温泉卵は1個20元（日本円で約72円）でした。どちらも味がしっかりしみ込んでいて絶品！

この温泉卵は台湾の方にも人気が高く、多くの方がお土産に買って帰るそうです。食べ歩きにも、お持ち帰りしてホテルに食べるのにもぴったりですね。

イノシシ肉ソーセージ

• 写真：Yui Imai

イノシシ肉でできたソーセージは、烏来では欠かせないグルメの一つです。お店の近くを通るとソーセージを焼くいい香りが漂ってきます。「イノシシ肉ソーセージ」は、日本で食べるソーセージよりも甘くて弾力性があり、中身がぎっしりと詰まっています。ぜひ、熱々のうちにいただきましょう！

筆者が訪れた雅各原住民山豬肉香腸では、1本で35元（日本円で約127円）、3本で100元（日本円で約362円）で販売していました。

雑貨屋でショッピングも

• 写真：Yui Imai

老街を歩いていると、雑貨屋もいくつか見かけます。手作り雑貨や工芸品など、かわいいものが豊富なので女性は特に楽しめることと思います。気になるお店を見かけたら、足を止めて中を覗いてみましょう。

• 写真：Yui Imai

雑貨だけでなく、中には原住民の衣装が売られているお店もあります。色鮮やかで素敵ですよね。ルームウエアとして記念に購入される方も多いようです。

• 写真：Yui Imai

ちょっとした文房具や小物が欲しいな、という時には昔懐かしい雰囲気の「烏来柑仔店」がおすすめ。台湾が描かれたキーホルダーや絵葉書などの雑貨から、駄菓子までいろいろ揃っており、バラまき土産を探すのにも良いでしょう。

おわりに

烏来老街は、台北とはまた少し違う異国文化を味わうのにぴったりの場所です。タイヤル族の伝統料理はどれもおいしく、日本人の口に合うものばかり。

小さな老街ですが無料で見学できる博物館等もあり、ゆっくり見て回ると意外と時間が過ぎ去ってしまいます。台北の喧騒から離れてゆっくりと過ごしたいなという時はぜひ、烏来老街散策を楽しんでくださいね！

※レートは2017年1月現在