タイ北部・チェンライにある、観光地として人気のお茶畑「チョイフォン・ティープランテーション」をご紹介します。一面に広がるグリーンのお茶畑は絶景で、お茶を使ったおいしいデザートが豊富なカフェまであります。お茶所出身の筆者も納得の、素敵な観光地です。
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チョイフォン・ティープランテーションについて
チョイフォン・ティープランテーション(Choui Fong Tea Plantation)は標高1,200メートルの所にあり、160万平方メートルにわたって広がる広大なお茶畑です。緑茶をはじめ、紅茶やウーロン茶向けの茶葉を栽培。茶葉の質も良く、タイ国内外で数々の賞を受賞しています。
斜面いっぱいに広がるお茶畑
チェンライ市内から車で約1時間。「チョイフォン・ティープランテーション」は、お茶畑に覆われた小高い丘の上にあります。
急な坂を上がると、美しい緑の茶畑が広がっています。入場料は無料で、畑の中は自由に入って撮影が可能です。
日本のお茶畑とほぼ同じ、かまぼこ型のお茶畑です。同じグリーンでも、品種や摘み取り状況によって色が違うんですね。
お茶畑の真ん中にあるモダン建築の正体は?
畑の中央に、少し変わった建物があります。こちらは「チョイフォン・ティーハウス」です。
まずは茶畑のイメージとはかけ離れたモダンな建物に驚きです。この建物のおかげで、普通のお茶畑がグッと洗練されたイメージに変わっています。
建物の屋上には高い仕切はなく、展望台になっています。屋上のベンチに腰掛けると、空、太陽、お茶畑と一体化しているような感じがして、とても気持ちが良いです。
眺めも抜群。ずっと景色を眺めていたいですが、ここはタイ。強い日差しで暑くなってしまうので、建物内のカフェに入ってクールダウンしましょう。
畑のお茶を使ったドリンク類がおいしいカフェ
カフェの店内には窓ガラスがなく、仕切りも少ない設計ですので、場所によってはお茶畑を眺めながらのティータイムを楽しめます。
メニューは、チョイフォン・ティープランテーションでとれたお茶を使ったドリンクやデザートがメインです。
タイ北部とはいえとても暑いので、冷たいドリンクやフラッペが人気です。オレンジ色の飲み物はタイのミルクティーです。はじめはその色に驚きますが、とても香りのよい甘いミルクティーで、タイを訪れたらぜひ試してほしいドリンクの一つです。
- チョイフォン・ティーハウス
- タイ / カフェ・喫茶店
- 住所:97 Moo 8 Pasang, Maechan, Chiang Rai 57110地図で見る
アグリツーリズムで人気の観光地
近年タイで流行しつつあるアグリツーリズム。「チョイフォン・ティープランテーション」は広大な農地と展望台、カフェがとても上手くバランスがとれており、アグリツーリズムで人気の観光地でもあります。また、畑の中に自由に入って撮影できるというのも大きな魅力です。
「チョイフォン・ティープランテーション」は、ミャンマーとの国境にも近い場所にあります。ゴールデントライアングル観光などと合わせて立ち寄るのもおすすめです。
- チョイフォン・ティープランテーション
- タイ / 自然・景勝地
- 住所:97 Moo 8 Pasang, Maechan, Chiang Rai 57110地図で見る
- 電話:66 53 771563
- Web:http://www.chouifongtea.com
※記事内のタイバーツから円への換算は1バーツ=約3.4円で計算しています