78階建て、地上314メートルの「キングパワー・マハナコーンビル」の最上階にある、タイで一番(2019年時点)高い展望台「マハナコーン・スカイウォ-ク」。見晴らし抜群なのはもちろん、おしゃれで遊びごごろ満点な展望台です。
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「キングパワー・マハナコーンビル」への行き方
展望台がある「キングパワー・マハナコーンビル」は、バンコク市内を走る高架鉄道BTSチョンノンシー駅に隣接しています。
3番の出口を抜けるとすぐに入口ゲートが現れます。
これが、「キングパワー・マハナコーンビル」です。高いビルなので遠くからも見えますが、下から見上げるとその高さに圧倒されてしまいます。ビルの途中が崩れたようなデザインになっているのが特徴です。
- キングパワー・マハナコーン
- シーロム通り / 建造物
- 住所:MahaNakhon、Soi Sueksa Witthaya Khwaeng Silom, Khet Bang Rak Krung Thep Maha Nakhon地図で見る
- Web:https://kingpowermahanakhon.co.th/
景色の前に楽しめるエレベーター
入口にてチケットを購入します。入場料は通常一人965バーツ(約3,370円)ですが、筆者が訪れたときはプロモーションを利用することができ、一人689バーツ(約2,410円)で入場できました。
エレベーターに向かう通路の天井には、バンコクの街並みの模型が逆さまに展示されています。
真っ白な模型の中で、一つだけ金色に光るのが「キングパワー・マハナコーンビル」。壁にも色々な工夫があるので、エレベーターの待ち時間も楽しめます。
そして、エレベーターに乗ってからも素敵な演出があります。エレベーター内の壁一面にスピード感のあるバンコク市内上空の映像が映し出され、まるでバンコク市内を飛んでいるかのような感覚になります。あっという間に最上階に到着してしまいます。
バンコクを見下ろしながらゆっくりできる室内展望フロア
エレベーターを降りると、まずは室内の展望フロアに到着します。足元から天井までがガラス張りになっていて、ビルの真下まで見下ろすことができます。
このフロアの窓際には、あちらこちらに大きなクッションが配置されていて、座ったり寝転んだりしながら階下の景色を楽しめます。
比較的人も少なく、静かで落ち着いた空間です。
ルーフトップの展望台「マハナコーン・スカイウォーク」へ向かう
「マハナコーン・スカイウォーク」がある78階へは、地上階からのエレベーターとは別のエレベーターで向かいます。
ルーフトップなので、空がとても広く、近く感じます。一番端の部分の床がガラス張りになっていて、上を歩くことができます。
こちらがガラス張りのエリアです。入るときには靴を覆うカバーをつけます。また、バッグやカメラなどを持って入ることはできません。荷物預かりなどもないので、交代で中に入るか、ちょっと心配はありますが荷物を入口に置いて行くしかありません。
ガラスの上はスリル満点!定期的に清掃が入るので、ガラスは透明度抜群で、本当に空を歩いているかのようです。高所が苦手な筆者は、きっと大丈夫だと自分に言い聞かせつつ、恐る恐る歩くのが精一杯で、景色を楽しむまでの余裕はありませんでした。
バンコクで一番高い場所
ビルの一番高いポイントへは階段で向かいます。階段には一段ごとにテーブルが備えられているので、景色を眺める椅子にもなっています。
ここがこのタワーで一番高い場所になります。ゆったり座れるソファーが配置され、最上階全体には音楽が流れていて、筆者がイメージしていた殺風景な展望台とは全く違っていました。
フェンスもガラス張りで見晴らしも抜群です!
バンコクで一番高い所にあるルーフトップバー
「マハナコーン・スカイウォーク」にはバンコクで大人気のルーフトップバーがあります。ここはタイで一番高いビルの屋上なので、バンコクで一番高い所にあるルーフトップバーです。今回訪れたのは昼間でしたが、サンセットや夜景を見ながらの一杯は格別なことでしょう。
- マハナコーン・スカイウォーク
- バンコク / 展望・景観
- 住所:Mahanakhon Skywalk地図で見る
- Web:https://kingpowermahanakhon.co.th/skywalk/
この記事を書いたライターから一言
入場料が高額なためやや躊躇していた「マハナコーン・スカイウォーク」ですが、プロモーションもあり、行ってみてよかったです。景色を見るだけの殺風景な展望台とは異なり、景色を楽しんでもらおう、高さを感じてもらおうという工夫が満載でした。また、ソファーや音楽など、ゆったりくつろぐことが出来るような演出もされていて、大満足な時間を過ごすことができました。(瀬奈)