タイのマレー半島の東側に位置しているタオ島は、スキューバダイビングアイランドと呼ばれています。カラフルな熱帯魚はもちろん、魚の群れの大きさは世界屈指!サンゴやイソギンチャクにも目が離せません。行きたいポイント満載の島【タオ島】の、外洋のダイブサイト(ダイビングポイント)を一挙大公開!
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ワイド派におすすめ!大物や群れが楽しめる外洋ポイント
タオ島のダイブサイトは大きく2つに分けることができます。島周辺のポイントと外洋ポイントです。島周辺のポイントでは、小さい魚やサンゴ、砂地などのマクロがメイン。外洋ポイントでは、大物や群れなどのワイドがメインになります。
世界に選ばれたセイルロック
タオ島から南東の方向へ2時間ほどのところに位置するポイント。なんと世界のダイブサイトベスト50に選ばれたポイントなんです。世界が認めるセイルロックには行っておきたい!
セイルロックはタオ島とサムイ島の間に、ポツンと顔を出す大きな岩です。少し遠いポイントになるので、ほとんどのショップがフルデイトリプとして、1日かけていきます。(例:1・2本目:セイルロック、3本目:タオ島周辺のポイント)
セイルロックの最大の見どころは、魚の群れ!バラクーダやギンガメアジがありえないほど群れています。興奮しすぎてエア切れにはご注意を!でもそれぐらいの魅力が詰まっています。なかなか見れないツバメウオまでも群れで登場しちゃうので、どこを見ようか迷ってしまうぐらい。さすが世界が認めるポイント。
イソギンチャクの絨毯がきれいなチュンポンピナクル
タオ島から北西の方向へ約1時間のところにあるポイントです。セイルロックのように、海の真ん中にポツンと現れるポイント。でもここは隠れ根(水中に没している岩礁のこと)となっていて、水面に岩が出ておらず、潜ると目の間に大きな岩が現れます。深さが30メートルを超えるところもあり、スケールの大きさが特徴です。
チュンポンピナクルにはメインの大きな岩があり、その上にはびっしりとイソギンチャクが!まさに絨毯!!光が差すと、本当にリトルマーメイドの世界に来た感覚に。ゆらゆらと揺れるイソギンチャクの間からニモの仲間である、ハナビラクマノミの可愛い姿も見ることができます。じーっと見てみると、イソギンチャクの裏に卵が付いていることもあるので、是非探してみてください。
そしてやっぱり外洋には群れが!ササムロの群れが、私たちをお出迎えしてくれます。群れが大きすぎて、岩と間違えることもしばしば。群れに紛れて、コガネアジの姿も。コガネアジの全身が真っ黄色になったら注目!テンションが上がって捕食をするサインです。コガネアジから逃げようとする群れの動きは圧巻です。
スケールの大きい地形ポイント サウスウエストピナクル
その名の通り、タオ島から南西の方向に位置するポイントです。このポイントは、大きな細長い岩が横にズラーっと川の字に並んでいます。そのため高低差が激しく、そり立つ壁のような岩も。スケールの大きい地形を楽しむことができます。
そり立つ壁には、びっしりと黒いチョウチョウウオが!!日本ではまずこんなに群れることがない量のチョウチョウウオが群れています。一見地味な魚ですが、写真映えはばっちり!ひらひらと泳いでいる姿に見とれてしまいます。
タオ島でダイビングをしよう!
タオ島でのダイビングは、ほとんどがボートダイビング。ダイビングショップの船に乗って、ダイブサイトに行きます。船に乗っている時間は、ポイントによって様々ですが、大体10〜30分程。中には2時間ほどかけて行くポイントも!船酔いをする方は、酔い止め必須です。
また、冒頭で紹介した通り、周辺にも楽しめるポイントがありますので、ぜひこちらの記事も参照してみてください。
タオ島でダイビングをする方は、ビギナーさんからベテランまで色々な方います。なので、初めての方でも心配はいりません。日本人スタッフがいるショップも多数あります。
LCCの発達でより身近になったタイ。気軽に訪れてみて下さい!!タオ島の詳しい情報は、こちらの記事でもご紹介しています。