誰もが一度は訪れてみたいと思う日本最北端の町、稚内(わっかない)。日本のてっぺんを訪れたらどんなことをしてみたいですか?最果て感満載のダイナミックな自然を味わうも良し、見たこともないような美しい夕日に胸打たれるも良し!最北のまち稚内で必ずやりたい10のことをご紹介します!
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はじめに
北海道最北端であり、そしてもちろん日本の最北端に位置する稚内市。札幌から稚内へ向かう際に通る日本海側の道路は「オロロンライン」と呼ばれ、風光明媚な景観が続くドライバーやライダー憧れのルートです。左手に秀峰「利尻富士」や美しい夕日を見ながら目指す最北の町、稚内。やってみたいことを想像しつつ、まずは映像でその魅力をたっぷりと感じてみてください!
01.日本のてっぺん「宗谷岬」を制覇する!
稚内に着いたら、何はともあれ絶対にやりたいことの1つが日本最北端である宗谷(そうや)岬に行くこと!最北端の岬であることはもちろん、正真正銘、最北端の地になります。
「日本最北端の地」と書かれた碑の向こう側は宗谷海峡で、その向こうはもうロシア。天気の良い日には、サハリンの島影が見えることもあります。
江戸時代後期に活躍した冒険家・間宮林蔵の立像が見つめるその先のサハリンに思いを馳せながら、一緒に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
宗谷岬に来たら忘れてはならないのが「日本最北端到着証明書」を発行してもらうこと。周辺にある土産店に行けば、到着した日付と時刻入りで発行してもらえます(100円)。最北端まで来られることはなかなかないので、ぜひ旅の記念に一枚GETしてくださいね!
02.白い道を歩く!
今、稚内でもっとも注目を浴びているスポットと言えばここ、「白い道」。最北のインスタ映えスポットとしてTVや雑誌などでも紹介され、年々知名度を上げています。白い道の正体はなんと、ホタテ貝。砕いたホタテの貝殻が敷き詰められているので「白い貝殻の道」と呼ばれることもあるようです。
宗谷丘陵の緑と、日本海の青に映える真っ白で真っ直ぐな道は、インスタ映え抜群!晴れた日には利尻島まで見渡すことができるロケーションの良さも人気です。フットパスのコースの一部にもなっているので、実際に歩くことができるのはもちろん、車で行ってから散策することも可能です。実際に歩いてみると、ホタテの形がよりはっきりとわかりますよ!
11月頃~5月下旬頃までは閉鎖されているので、詳しい時期は観光協会などへお問い合わせください。貝殻でタイヤがパンクしてしまうようなことはありませんが、洗車するまでは真っ白になってしまいます。また、バイクで行かれる方は注意が必要な場合がありますので、お気を付けください。
03.ダイナミックな宗谷丘陵の造形を体感する!
稚内で必ず見たい風景と言えば宗谷丘陵(そうやきゅうりょう)が挙げられます。氷河期に地中の水分が凍結と融解を繰り返したことでできた独特の地形は、周氷河(しゅうひょうが)地形と呼ばれるもので、これだけ大規模なものは北海道では宗谷丘陵でしか見られません。
年間平均7.5メートルという強い風が吹くため背の高い植物もなく、なだらかな丘陵にもこもことした溝や窪みなど、地表の形がくっきりと現れているのが特徴的です。見渡す限りの牧草地に白い風車がいくつも建ち並ぶ姿は、稚内ならではの景色と言えるでしょう。車で行くことができますので、ダイナミックな自然を感じながらのドライブを楽しんでみてください。