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06.ノシャップ岬で忘れられない夕日を見る!
稚内に2つある岬のうち、日本海側に位置しているのがノシャップ岬です。夕日の美しいポイントとして知られており、多くの観光客が夕日目当てに足を運ぶスポットです。
宗谷岬も夕日の美しいスポットではありますが、左に利尻富士、右に宗谷岬が見えるノシャップ岬から見る夕日は別格の美しさがあります。地元の人いわく、ノシャップ岬の方がべた凪になる確率が高いとのこと。海なのに波のない無風の日を「とろ凪」と呼んでいるのだそうで、それはノシャップ岬で多く見られるのだそうです。
とろ凪の日は赤く焼けた空が海に映り込み、見たこともないような夕日を見ることができます!秋には利尻富士の方角に夕日が沈み、季節ごとに異なる表情が見られます。
上の3枚の写真は同じ日に撮影した夕日です。約1時間に渡って空に繰り広げられるドラマチックな色彩の変化をぜひゆっくりと堪能してください!
07.稚内ならではのお土産を買う!
せっかく最北まで来たのなら、稚内らしいお土産もGETしたいですよね!JR稚内駅の駅構内にある「ワッカナイセレクト」には、稚内ならではのお土産が目移りしてしまうほどたくさん並んでいます。
日本海、宗谷海峡、オホーツク海と三方を海に囲まれている稚内では、海産物のお土産が圧倒的に人気!なかでも日本一美味しいと言われる利尻昆布を使った商品や加工品は、必ずと言って良いほどほとんどの観光客が購入していくそうです。また、ロシアと国境を接する稚内では、マトリョーシカなどのロシア雑貨も人気があります。
JR稚内駅の駅前広場には、日本最北の線路と車止めが現役時代と同じ場所にモニュメントとして復元されています。日本の終着駅である稚内でしか見られない光景ですので、ぜひ記念写真を忘れずに撮ってくださいね!
- ワッカナイセレクト
- 稚内市 / おみやげ屋
- 住所:JR稚内駅地図で見る
- 電話:0162-29-0277
- Web:http://www.kitacolor.com/shop/03/
08.ノシャップ寒流水族館で北の生き物たちと触れ合う!
日本の最北にある小さな水族館「ノシャップ寒流水族館」。北海道ではなじみの深いソイ、カレイ、ホッケ、カニ、幻の魚イトウなど、北方系の生き物を多く展示しています。本物は見たことがないという人も多いクリオネや、ころんとした形で岩などにくっついている姿が愛らしいフウセンウオなど、珍しい海の生き物にも会えます!
小さいながらも屋外にはアザラシやペンギンのプールも有しており、間近で観察することができます。のんびりとした雰囲気の中、童心に返っていろいろな魚たちと触れ合ってみてはいかがでしょうか。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のためアザラシ&ペンギンショーやアザラシへのエサやり体験、タッチプールなどは当面の間、休止となっています(2020年8月現在)
- ノシャップ寒流水族館
- 稚内市 / 水族館 / 雨の日観光
- 住所:北海道稚内市ノシャップ2-2-16地図で見る
- 電話:0162-23-6278
- Web:http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/suizokukan/
09.日本で2番目の高さの稚内灯台を見る!
赤と白のボーダーが特徴的な稚内灯台。なんともポップでかわいい印象ですが、実は日本で2番目の高さを誇るのっぽな灯台なんです。その高さ42.7メートルと、漁師さんたちにとっては頼もしい味方です。
日本の多くの灯台が夜間でも見つけやすいよう白い灯台であるのに対し、北海道の灯台は雪によるホワイトアウトを考慮して、白と黒のボーダーなど2色を採用しているケースがよくあります。稚内灯台は赤と白のボーダーという青空に映えるカラーで、写真映えも抜群です!
ノシャップ岬やノシャップ寒流水族館のすぐそばに立っているので、いろいろな角度から楽しんでみてください。
- 稚内灯台
- 稚内市 / 灯台
- 住所:北海道稚内市ノシャップ2丁目2地図で見る
- Web:https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midoko...
10.利尻島・礼文島にフェリーで渡る!
せっかく稚内まで来たのなら、もう少し足を延ばして利尻島(りしりとう)や礼文島(れぶんとう)に渡ってみるのもおすすめです。
秀峰・利尻富士を有する利尻島でウニをはじめとする海産物に舌鼓を打つもよし、利尻富士を背景にした絶景を楽しむもよし、高山植物を見ながら登山をするもよし。様々なアクティビティと絶景が楽しめる利尻島は島内をぐるりと1周することも可能です。
最北の離島、礼文島では礼文島にしか咲かない幻の花「レブンアツモリソウ」の群生地があります。礼文島から眺める利尻富士も美しく、メノウや穴あき貝が打ち上げられる珍しい浜で磯遊びを楽しむなど、礼文でしか体験できないことがいくつもあります。
どちらも北海道の印象が変わってしまうかもしれないほど美しく神秘的な島ですので、ぜひフェリーで渡ってみてください。
- 利尻島
- 利尻・礼文 / 島・離島
- 住所:利尻島地図で見る
- Web:http://www.town.rishiri.hokkaido.jp/kankou-annai/
- 礼文島
- 礼文町(礼文郡) / 島・離島 / 花畑(5月) / 花畑(6月) / 花畑(7月) / 花畑(8月) / 花畑(9月) / ハイキング
- 住所:礼文島地図で見る
- 電話:0163-86-1001
- Web:http://www.rebun-island.jp/
おわりに
稚内で絶対やりたい10のこと、いかがでしたか?道内在住者さえも憧れる最北の地ならではの魅力をたっぷりと味わってみてください!稚内周辺は豪雪地帯というわけではありませんが、風が強く吹雪くことも多いので冬に車で行くことは危険を伴います。なるべく春から秋の間、短い一瞬のきらめきが感じられる季節に訪れてみてください!