今回ご紹介するのは、ハレアカラ国立公園の中にあるトレイルコースです。樹齢100年を超えるマンゴーツリーや巨大なバニヤンツリー、滝や竹林など表情豊かなコースとなっているので飽きずに楽しめます。
この記事の目次表示
渓谷美のドライブを楽しもう!
ピピワイ・トレイルはハレアカラ国立公園内にあり、その登山口はマウイ島の南キパフル地区にあります。マウイ島の玄関口カフルイ空港からは、島の西側と東側の両側からアクセスできますが、西側の一部区間はレンタカー会社が保障していない場合があるので、東側からのアクセスがおススメです。2時間半のロングドライブですが、いくつもの渓谷を通っていくので、飽きることなく美しい景色を楽しむことができます。
ピピワイ・トレイルに出発!!
歩きだして早速見えるマカヒク滝!!
ピピワイ・トレイルはハレアカラ国立公園にあるので、車一台につき入場料10.00ドル(約1,090円)がかかります。この入場券は3日間有効なので、ほかの日にハレアカラ国立公園内に入る場合は捨てずにとっておきましょう。
駐車場近くのビジターセンターにトイレもあるので、トレイルを始める前に済ませておくと安心です。トレイルコースは4マイル(約6.5km)で、所要時間は2、3時間です。歩き出してまもなく、最初の絶景スポットであるマカヒク滝に到着します。落差61mの滝は遠くから見ても迫力があります。
アスレチック並みに枝が広がる巨大なバニヤンツリー!!
このトレイルコースでは、いろいろな植物をみられるのも一つの特徴です。樹齢100年を超えるといわれている巨大なマンゴーの木やバニヤンツリーを見ることができます。巨大なバニヤンツリーの木の枝は低いところに位置しているものも多く、枝に登って遊ぶ人も見かけます。
アジアにワープ?!チャイニーズバンブーの群生林!!
巨大なバニヤンツリーを通り過ぎたら、橋の先に見えてくるのはチャイニーズバンブーの群生林です。ハワイの南国な雰囲気から、一気にアジアンテイストになります。
竹林の間は滑らないように石が敷かれていたり、ウッドデッキが設置されています。私たち日本人には親しみのある景色でもあり、異国感もある不思議な風景を歩きます。竹の香りに包まれながら歩いていると、自分自身を見つめなおすような…内観しているような状態を味わうことができます。坂もきつくないので、深呼吸しながらゆっくり進みたいところです。
ゴールは落差121mの圧巻ワイモクの滝!!
このコースのゴールでもあるワイモクの滝は、切り立った溶岩の岩壁から121m下へ流れ落ちるとても落差の大きい滝です。滝が見え始めるあたりから水しぶきが飛んでくるほどで、その迫力に圧倒されます。トレイルコースはループ状になっていないので、来た道を引き返すことになります。同じ道でも違う視点で見ることができるので、新しい景色に出会うこともありますよ。
おわりに
降雨量によってはコースが規制される場合もありますが、国立公園内なのでコース整備は行き届いています。天気が変わりやすいので、すべりにくい運動靴に濡れてもいい恰好や、ポンチョ、タオルなどを持っていくと安心です。
ピピワイ・トレイルは地元の人にも人気のあるトレイルコースで、週末には広い駐車場が満車になるほどです。旅行者の私たちは平日を選んでいくことをおススメします。トレイルコースのあるキパフル地区の手前、ハナ地区で一泊できると、もっと余裕を持って入ることができます。
- ピピワイトレイル
- マウイ島 / 自然・景勝地
- 住所:Pipiwai Trail, Hana, HI 96713地図で見る
- Web:https://pipiwaitrail.com/