新潟県と長野県の県境に位置する妙高高原。日本百名山「妙高山」のすそ野に広がる美しい自然美の風景と、バラエティー豊かな温泉が魅力のエリアです。国立公園に指定されている妙高高原は、山があり森があり滝があり池がある豊かな自然の宝庫で、また泉質豊かな温泉の宝庫でもあります。今回は妙高高原の魅力をお伝えいたします。
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自然の風景で癒される
妙高高原は、妙高山を中心とした豊かな自然溢れる場所です。
妙高山
妙高高原のシンボルでもある標高2,454mの妙高山は、越後富士とも呼ばれ古くから信仰の山として崇められてきました。
堂々たるその雄姿は、弥彦山とならぶ新潟県屈指の名峰であり、日本百名山にも選ばれています。
妙高高原スカイケーブル
新赤倉温泉から妙高山の中腹1,260mの山頂駅までを、11分で結んでいるゴンドラです。山頂駅周辺ではトレッキングなどが楽しめる他、レストランや展望デッキもあり、ゆっくりと山と木々の風景を堪能できます。
展望デッキからは、周りの雄大な山々の風景や妙高高原を一望する事ができます。
- 妙高高原スカイケーブル
- 妙高市 / 乗り物 / 紅葉
- 住所:新潟県妙高市田切216地図で見る
- 電話:0255-87-2501
- Web:http://www.akr-sky.com/
いもり池
妙高高原一のおすすめスポットです。池の平温泉にある周囲約500mの池で、昔いもりが多く生息していた事が名前の由来とされています。春はミズバショウの群生地として、初夏は新緑を、そして秋の紅葉と、四季折々に素敵な景観が楽しめる、妙高高原きっての景勝地です。
池の周りには遊歩道が整備されており、誰でも気軽に散策を楽しむ事ができます。妙高山の雄姿と水面に映る妙高山がとても素敵な景色です。絵画の創作や写真撮影のスポットとしても人気の場所です。
滝で癒される
周りを山々に囲まれた妙高高原周辺では、多くの滝の雄姿を見る事ができます。
苗名滝
日本の滝100選にも選ばれている、妙高高原を代表する必見スポットです。落差55mの名瀑は流れ落ちる水の豪快な様子から、別名「地震滝」とも呼ばれます。特に雪解け水によって水量が増す春先には、大轟音を響かせ水が流れ落ち、その姿は迫力満点です。
駐車場も整備されており、そこから徒歩15分程で滝の近くまで行く事ができます。滝の下流にかかる吊り橋からは、妙高高原の緑と空の青さを一望できます。
不動滝
赤倉温泉から関温泉に続く道中にある不動大滝。さらにその下にある不動滝は、落差が約20mあり、車窓からもその姿を目にする事ができます。滝壺の脇には、眼病に効くと言われる不動尊が祀られています。
大田切渓谷にある滝で、滝の姿と渓谷美がとても素敵な風景となっています。
- 不動滝
- 妙高市 / 自然・景勝地 / 滝
- 住所:妙高市関山関温泉地図で見る
- Web:http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=8...
惣滝
苗名滝、鈴ヶ滝(朝日村)とならぶ越後三大名瀑の一つです。苗名滝同様日本の滝100選に選ばれている、落差80mの名瀑です。
秘湯「燕温泉(後程本記事内で紹介します)」の奥、太田切川の源流部にあり、燕温泉から約30分程歩道を歩くと滝までたどり着く事ができます。残雪の多い年などはアプローチできない期間も多くありますが、温泉地に展望所もありますので、遠方からその雄姿を楽しむ事もできます。
- 惣滝
- 妙高市 / 自然・景勝地 / 滝
- 住所:妙高市関山(燕温泉地内)地図で見る
- Web:http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=8...
温泉で癒される
妙高高原は温泉の宝庫で、7つの温泉、5つの泉質、3つの湯色が楽しめます。杉野沢温泉、池の平温泉、妙高温泉、新赤倉温泉、赤倉温泉、関温泉、燕温泉と7湯からなる妙高高原温泉郷ですが、温泉毎に違う泉質、風景が魅力です。
ここでは、違う湯色が楽しめる赤倉・関・燕の3つの温泉地をピックアップして紹介します。
赤倉温泉(透明)
江戸時代に開湯した歴史ある温泉地で、妙高高原温泉郷の中で最大規模の温泉地です。湯色は透明で「肌美人の湯」「傷の湯」として親しまれています。
- 赤倉温泉
- 妙高市 / 温泉地 / 女子旅
- 住所:新潟県妙高市大字赤倉地図で見る
- 電話:0255-87-2165
- Web:http://www.akakura.gr.jp/
関温泉(茶褐色)
妙高高原温泉郷最古の湯と言われる関温泉。鉄分を多く含むお湯は、時間とともに赤い茶褐色の湯へと変化します。古くから湯治場として多くの人を癒してきた名湯です。
- 関温泉
- 妙高市 / 温泉地
- 住所:妙高市関山関温泉地図で見る
- Web:http://www.niigata-kankou.or.jp/yado/myoko-joetsu/...
燕温泉(乳白色)
妙高高原の最奥地、標高約1,100mの場所に5軒の温泉宿と2軒の土産物屋がある、まさに秘境・秘湯ムード満載の温泉地です。
乳白色の温泉は美肌効果に優れていると言われています。温泉街の奥には、無料で利用できる入浴施設「黄金の湯」もあります。
最後に
冬は豪雪地帯であり、厳しい自然環境と共存する妙高高原ですが、四季折々素敵な景色を演出してくれる、まさに自然豊かな美しい場所です。
山に森、滝に池に温泉に、自然の恵み溢れた妙高高原。そこにある景色や名湯・秘湯を訪れれば、素敵な癒しの一時となります。次の休みは、素敵な高原リゾートへ出かけてみてはいかがでしょうか!
- 妙高高原ビジターセンター
- 妙高市 / 観光サービス / 観光案内所・ビジターセンター
- 住所:新潟県妙高市関川2248-4地図で見る
- 電話:0255-86-4599
- Web:http://www.myokovc.jp/